洋食歴20年の料理人hiroです。お祝い事などのシーンで見るお赤飯。本来なら蒸し器で4〜5時間かかる料理ですが、工夫を加えて時短にしました。今回はもち米4合分で、多めに作って作り置きに。私はよく祖母に作ってもらって懐かしい料理です。おにぎりにするとなお良し。早速作っていきましょう。
お赤飯の材料(5〜6人前)
具材
もち米 | 4合(600g) | |
小豆 | 100g |
調味料
水 | 適量 | |
ごま塩 | お好みで |
お赤飯の作り方
もち米を洗米し、水に浸けておこう
もち米は、普通の米を洗うのと同様に洗います。繰り返し研いで水が透明になったらボウルにとって30分ほど水に浸しておきましょう。最優先の仕込み作業です。
小豆を鍋に移して、500mℓの水を足して強火にかけます。
沸騰して3分タイマーかけよう
小豆を強火にかけて、ボコボコと沸騰したら弱火にして3分タイマーをかけます。これはアクを飛ばすための作業です。
沸騰したら15分タイマーを
鍋の中が沸騰したら、今度は15分タイマーをかけます。柔らかくした小豆と、煮汁が必要になります。
煮汁と小豆はある程度冷めた方が良いです
これで、小豆の煮汁、煮た小豆、水分を含ませたもち米が揃いました。煮汁はできるだけ冷ますようにしましょう。炊いた時に、小豆に芯が残ってしまって美味しさを損なってしまいます。
足りなければ、水を足すようにします。
そして、600gに調整した小豆の煮汁を。
最後に、煮た小豆を加えて…
豆感と、もちもち感のバランスがGood
お赤飯をふっくらと炊く秘訣は何と言っても「水分量」です。もち米に含ませる水分量と、炊くときに加える小豆の煮汁との合わせ方で決まってしまいます。ふっくらと食感の良いもち米と、崩れない存在感を残した小豆の組み合わせがあってこそです。おにぎりにする際は、少し多めにごま塩をふり、冷蔵庫に入れないようお願いします。せっかくのふっくら感が固くなってしまいますからね。二日で食べ切るようにしましょう。今回の炊飯器で炊けるお赤飯、是非とも食のレパートリーに加えてみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。