手間を省いてシンプル化したレシピが得意なフードコーディネーターのyurikaです。今回はフライパンひとつで本格味の「スパイシーガーリックチキンピラフ」のレシピをご紹介。スパイス漬けの鶏肉の肉汁でお米を炊くことで鶏の旨味と風味が染み込み、にんにくが効いてやみつきの味ですよ。それでは作っていきましょう!
スパイシーガーリックチキンピラフの材料(2人分)
主な材料
米 洗わない | 1合 | |
鶏もも肉 | 300g | |
にんにく | 2かけ | |
玉ねぎ | 1/2個(100g) | |
ミニトマト | 4個 | |
グリーンピース 冷凍 | 40g | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
カレー粉 | 小さじ1 | |
酒 | 大さじ1/2 | |
水 | 200ml | |
鶏がらスープの素 | 小さじ1/2 | |
コンソメ | 小さじ1 |
調味料A
塩 | 小さじ1/3 | |
粗びき黒こしょう | 小さじ1/3 | |
チリペッパー | 小さじ1/4 | |
カレー粉 | 小さじ1 | |
おろしにんにく | 小さじ1 |
スパイシーガーリックチキンピラフの作り方
鶏肉を2等分に切ります。今回はひとくち大にはせずにざくっと半分にするだけでOKです。大きめに切ることでジューシーでボリューム感のある食べ応えになりますよ。
冷蔵庫で20〜30分ほどおきます。時間がある場合は一晩ほど置くとより味が染み込みますよ。
玉ねぎは粗みじん切り、ミニトマトは半分に切ります。ミニトマトは大きめに切ることでジューシー感が残りますよ。
焼き色が付いたら裏返して裏面にもこんがりと焼き色が付くまで3分ほど焼きましょう。
焼き色がついたら鶏肉を一旦取り出します。
鶏肉は完全に火を通さず焼き色が付いたらOK
この時点では鶏肉は中まで火が通っていなくてもOKです。この後にお米と一緒に炊くので中までしっかりと火が入りますよ。両面にこんがりと焼き色が付いたら取り出しましょう。
先に中まで火を入れてしまうと肉が固くなりがちなので、さっと焼き目をつける程度に焼くのがジューシーに仕上げるポイントです。
お米は洗わずに使うのがパラパラのコツ
お米は洗わずそのまま使うことで、旨味たっぷりのスープが米に染み込みやすくなります。また、ピラフをパラパラに仕上げるには、炊く前にお米に油をまとわせる必要があります。お米を洗ってしまうと油がまとわりにくくなるので、お米は洗わずそのまま使うのがポイントです。
沸騰したら弱火にして鶏肉とミニトマトを米の上にのせます。
蓋をして米が水分を吸って火が通るまで15〜20分ほど加熱します。米を食べてみて柔らかくなっているか確認し、まだ固い場合は加熱時間を調節してくださいね。今回はパエリアパンを使用しているためアルミホイルで蓋をしますが、フライパンで作る場合はフライパンの蓋でOKですよ。
にんにくの風味と旨味が効いたスパイシーな本格ピラフ
香ばしくスパイシーなチキンはジューシーで柔らかく、にんにくとカレー風味のお米がやみつきで絶品。鶏肉を焼いた肉汁で米を炒めて炊くので、鶏の旨味がしっかり染み込んでまるでお店のような味わいです。厚めに切ったにんにくの風味がしっかり効いて、甘くジューシーなミニトマトは味と見た目のアクセントに。
フライパンひとつで簡単に作れる華やかなメニューなので、おもてなしにもぴったりですよ。ぜひ試してみてくださいね!
フードコーディネーター/料理研究家。食系のメディア制作会社での経験を経て、現在はフリーランスとして食品企業のレシピ開発、フードコーディネート、レシピ写真・動画制作等に従事。手間をかけずに簡単に作れる、工程をシンプル化した時短料理が得意。約20カ国を旅した旅行好きで、世界の料理を手軽にアレンジしたレシピを研究中。