こんにちは、筋肉料理研究家Ryotaです。ボクは毎日筋トレをしながらお料理をして、コンテストに出場しながらボディメイクしています。今回作るのは基本の「牛丼」。甘辛味でごはんが進む、丼メニューの代表ともいえる一品。いくつかのポイントを押さえておけば、簡単にお店のような味に仕上げることができるんです!
基本の牛丼の材料(2人分)
具材
牛こま切れ肉 | 約200g | |
玉ねぎ | 1/2個(約200g) | |
しょうが | 約10g | |
ごはん | 2人分 | |
紅しょうが | 適量 |
調味料
水 | 200ml | |
料理酒 | 大さじ2 | |
しょうゆ | 大さじ2 | |
みりん | 大さじ2 | |
砂糖 | 大さじ1 |
基本の牛丼の作り方
今回のレシピのポイント
お店のような牛丼を作るためのポイントは、しょうがとお鍋に牛肉を入れるタイミング。コツを押さえればつゆの味もボヤけずに、お肉はジューシーに玉ねぎはとろ~り柔らかく、しみしみに仕上げることができますよ。
なお、薄切りにすると食感は残りにくくなるものの、その分火の通りは早くなります。そのため、時短で作りたい場合は薄切りにして調理するのもおすすめ。
切り方は、仕上げたい食感や好みに応じてチョイスしましょう。
さらに、細切りにしていきましょう。
しょうがは牛肉の臭み消しになるだけでなく、つゆの味わいを引き締めてくれるはたらきも。当然ながら生のものの方が香ばしく仕上がりますが、手早く仕上げたい場合はおろししょうがに置き換えてもオーケーです。
しょうががプラスで風味がワンランクアップ!
つゆは料理酒・しょうゆ・みりんだけでも美味しいのですが、しょうがをプラスすることで味がグッと引き締まり、牛丼の風味がワンランクアップ。
より甘辛味が際立つので、お店のような味に仕上げたいときは、ぜひしょうがをプラスして作ってみてください。
ちなみに牛肉は、こま切れ肉や切り落とし肉など、程よく脂が付いているものがおすすめ。煮込むと脂が溶け出してつゆがジューシーに仕上がり、ごはんにも良く絡みます。
牛肉は輸入物でもオーケー!
牛肉は国産でなく、輸入物でも十分おいしく作ることができます。ちなみに、今回使用しているのはオーストラリア産。
同じ牛肉でも産地によって風味が違うので、アメリカ産や国産で作ってみて、食べ比べてみるのもおすすめですよ。
玉ねぎとしょうがを加えたら弱火にし…
玉ねぎが柔らかくなるまで7~8分煮込みます。
玉ねぎがクタッとしてきたら一度火を止め、牛こま切れ肉をほぐしながら加えて、再度火にかけます。火力は強すぎると肉が固くなってしまうので、煮汁がコトコトとする程度の弱火にし、15~20分煮込んでいきましょう。
アク取りでより深みのある味に!
牛肉を煮ていると出てくる「アク」は残ったままだと見た目や食感が悪くなり、つゆもごはんに絡みにくくなってしまうので、アク取りでサッと取り除きましょう。
写真のようなアク取りが無ければ、クシャクシャにしたアルミホイルをつゆの表面に当てれば、簡単にキレイにすることができます。
ただし、アクの正体は元々は肉のタンパク質や脂肪なので、取り過ぎるとうま味まで失われることに。そのため、自宅で牛丼を作る分には、パッと見た目で分からない程度に取ればオーケーです。
牛肉に火が通り、煮汁が少なくなったところで火から下ろしましょう。
時間差で牛肉やわらか玉ねぎしみしみ!
牛肉は煮込みすぎると固くなってしまいますが、先に玉ねぎをある程度柔らかくなるまで煮込んでおけば、肉のジューシーさを残したまま具を仕上げることができます。
紅しょうががあると見た目も◎!
紅しょうがは牛丼の味そのものに影響を与えるわけではありませんが、無いと上記写真のように物足りない印象に。
ピリッとした味わいは好き嫌いが分かれるところですが、見た目も華やかに仕上げたい場合は、ぜひプラスしてお作りください。
お家でつゆだく牛丼を作って、ガツガツかきこもう!
牛丼は材料や調味料が少なめでも、ポイントを押さえればお店のような味わいに仕上げることができます。基本のレシピさえ覚えておけば、しらたきを加えてボリュームアップしたり、温泉卵をトッピングしたりとアレンジも自由自在です。
ぜひ、お家でオリジナルの牛丼を作って、ガツガツかきこんでください!
学生時代運動経験ゼロ・病気で精神病院に入院するも筋トレとお料理で立ち直り、現在はパーソナルトレーナー・料理研究家として活動中。