こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。みんな大好きなまぐろは、お寿司や和食の定番食材。お刺身や漬け丼もいいけど、たまにはちょっと趣向を変えて洋風にアレンジしたまぐろを楽しんでみませんか。トマトやバジルと一緒に盛り付けるだけでおしゃれな丼が完成しますよ。それでは早速作っていきましょう!
まぐろとトマトのイタリアン丼の材料(1人分)
材料一覧
トマト中玉 | 1/2個 | |
まぐろ | 100g | |
オリーブオイル | 大さじ1 | |
バルサミコ酢 | 小さじ1 | |
塩 | 小さじ1/4 | |
ごはん炊いた物 | 100g | |
粉チーズ | 大さじ1 | |
酢 | 小さじ1 | |
塩 | 少々 |
まぐろとトマトのイタリアン丼の作り方
バルサミコの酸味が味の決めて
今回の味に決めてはなんと言っても「バルサミコ酢」です。ぶどうジュースから作られるバルサミコ酢は、酸味と共に甘みを感じる調味料。その酸味と適度な甘みがまぐろと相性抜群です。まぐろと言えば醤油と合わせて食べる事がほとんどですが、実はほんのりとした甘みとも相性の良い食材。
また、バルサミコ酢はトマトとの相性もばっちり。和の雰囲気から一気の洋風に仕上げてくれる、そんな調味料です。
粉チーズと酢で「洋風酢飯」
「ご飯に粉チーズと酢を入れるなんて」とびっくりされる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と美味しく仕上がるのでご心配無く。軽い酸味が効いた「洋風の酢飯」のイメージです。コクとうま味がグッとアップするので、普通のご飯を合わせるよりワンランクアップした仕上がりになりますよ。
バジルは最後に散らしましょう
バジルは酸化して黒ずみやすいハーブです。まぐろを調味料で漬け込む時から入れてしまうと、盛り付ける段階で真っ黒に変色してしまって台無しに。また、包丁でカットすると金属に反応してより酸化しやすくなってしまうので、必ず食べる直前に手でちぎって散らして下さい。
バルサミコの酸味とチーズの香りがイタリアン!加熱無しで手軽に作れます
まぐろがおしゃれなイタリアンに大変身。バルサミコ酢の酸味と甘みが効いて、いつもと違った美味しさが楽しめます。オリーブオイルのコクや香りも、まぐろを一層美味しく引き立ててくれています。また、粉チーズと酢で味付けしたお米が意外にも後を引く美味しさ、まぐろやトマトとの相性も抜群です。
こんなにおしゃれで美味しい仕上がりなのに、実は加熱なして作れるレシピ。疲れて帰って来た時でも頑張って作れそうな一品なので、是非お試し下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」