洋食歴20年の料理人hiroです。今回は彩り豊かなパスタをご紹介します。緑、ピンク、赤、鶯色と色だけにとどまらず、バランスも重視した一皿です。オイルベースなのでとってもライトかつヘルシーです!まずはニンニクを弱火で炒め、火入れするものとそうでないものの区別がポイントです。早速作っていきましょう。
生ハムとトマト、オリーブのスパゲティの材料(2人分)
具材
スパゲティ | 300g | |
生ハム | 50g | |
玉ねぎ | 1/2個 | |
トマト | 1個 | |
ニンニク | 6片 | |
ケッパー | 10g | |
ブラックオリーブ | 8個 | |
バジル | 3茎 | |
輪切り唐辛子 | 少々 |
調味料
米油 | 大さじ2 | |
塩 | 適量 | |
白胡椒 | 少々 | |
白ワイン | 大さじ2 |
生ハムとトマト、オリーブのスパゲティの作り方(1分動画で早回し解説)
生ハムとトマト、オリーブのスパゲティの作り方
玉ねぎ1/2個分は、繊維に沿って0.3cm幅にスライスします。
ニンニク6片分を細かくみじん切りに。
ブラックオリーブ8個は、ひとつを4〜5枚の輪切りにしておきます。
トマト1個は1.5cm角のダイスにカットして、別皿に取っておきましょう。
3点セットを加えたら、塩と白胡椒を軽く振って下味をつけておきましょう。
タイマーを標準茹で時間の1分前にセットして湯がきましょう。1分前になったら味見しましょう。少し芯が残った状態となります。バスタは歯応え(アルデンテ)があってこそ美味しいものです。麺を軽く湯切りしながら、ソースに移していきましょう。
「トマトの実を残す」と彩り良い一皿に!
麺をソースの中に入れて、フライパンを強火にかけます。ソースと麺をあえて、水分が足りなければ茹で汁で調整し、味を整えていきます。一度味見して、足りなければ塩を足す程度でOK。味を決めて、トマトを加え、サッと和えてトマトの形を意図的に残します。生のトマトを味わうことでフレッシュ感あるパスタに仕上げます。
見て美味しい、食べて美味しいカラフルパスタです♪
ヒトは鮮やかな色を見ると血圧や脈拍が上がって、体温も上がり食欲増進となることが分かっています。中でもトマトや唐辛子、生ハムなどの赤色は食欲を掻き立てるようです。赤を引き立てるには、バジルなど緑を使うと映えてきますね。アクセントとなるケッパーとオリーブが具材としても良い脇役となってくれています。さっぱりといただける今回のパスタは、暑い夏にとても良いです。食材を揃えて、是非とも作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。