料理人hiroです。今回は基本の冷やし中華のレシピをご紹介します。冷やしなのに生温かく、かつ水っぽくなり味がボヤけてしまいがちですが、麺を氷水でしめてギュッと絞り冷蔵庫に冷やしていた具材を素早く盛り付けることがポイントとなります。真夏の定番料理でツルッと食べて涼をとる!早速作っていきましょう。
冷やし中華の材料(2人分)
具材
中華麺 | 3玉 | |
きゅうり | 1本 | |
ロースハム | 4枚 | |
卵Mサイズ | 2個 | |
トマト | 1個 | |
紅生姜 | 適量 |
調味料A
水 | 200mℓ | |
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | |
濃口醤油 | 大さじ3 | |
米酢 | 大さじ2 | |
上白糖 | 大さじ1 | |
ごま油 | 大さじ0.5 |
調味料B
上白糖 | ひとつまみ | |
米油サラダ油でも可能 | 小さじ0.5 |
冷やし中華の作り方
今回のレシピのポイント
冷たいままの状態で頂けるよう効率よく作業することが大事です。タレはしっかりと冷まし、麺を氷水でしめてきっちり水分を絞ると味ボケしない冷やし中華を楽しめます。
ロースハム4枚も細切りに。
トマトは1個を1/8のくし切りにします。カットした具材は盛り付けしやすいようにひとつにまとめ、冷蔵庫に入れて冷ましておきましょう。
これが今回の冷やし中華のタレです。後で火にかけます。
溶き卵にしておきます。ここから流れるように作業していきますよ。
沸騰したらすぐに火から離し、鍋ごと氷水につけます。
氷水でしっかりとタレ冷まし!
流れるように冷やし中華を作るには、氷水でタレをしっかり冷まします。冷ましている間に他のことをやって時間を短縮し、効率よく作業していくんですね。冷たい状態で食べるにはどうするか優先順位を意識すると良いです。
弱火の状態のまま溶き卵を一気に注ぎ入れます。
薄焼き玉子は卵液を薄く均一に伸ばす!
フライパンを傾けて全体に回し広げていきます。ブクっと膨れ上がったところは箸で潰して、卵液を満遍なく広げて伸ばすようにしましょう。全体に均一に伸ばしたことを確認したら蓋をしめます。
蓋をしめて、火を止めて2分を数えます。
2分経ったら、周りをぐるりと一周菜箸でつついて空気を入れます。手に持ってみて剥がれそうだったら両手で勢いよく表裏を返します。そんなに熱くないのでご心配なく。 返した部分は余熱で少し温める程度でOK。再度手に取ってまな板に移動しましょう。
3つの薄焼き玉子を縦に極細にカットすると、錦糸玉子となります。こちらも冷蔵庫に入れておきましょう。
美味しさの秘訣は標準時間で茹でて氷水で締める!
中華麺は標準時間で茹でて、すぐにザルに開けて水で洗ってぬめりを取ります。何度か水を換えた後に今度は氷水でしめます。
しめることで喉越しも良く美味しさが数段にアップするんです。このひと手間が決め手です。
一定方向に盛り付ければカラフルでキレイ!
細切りにしたハムときゅうり、錦糸卵は一定の方向に盛り付けるとキレイに見えます。冷やし中華作りで一番楽しいのが「盛り付け」と思うのは私だけではないはず。
デザートのモンブランもそうなのですが中身が山になっていると、トッピングが楽です。麺を盛り付ける時はお皿の中央に「富士山」を作る意識でいると良いかも知れません笑 見て美味しい食べて美味しい冷やし中華、是非とも一度作ってみてくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。