管理栄養士・フードコーディネーターのSeiraです。今回は、手軽に手に入る「ツナ缶」を使って、高級感のあるパスタを作っていきます。普段のランチにも、特別な日にもおすすめです。それでは、早速作っていきましょう。
簡単濃厚チーズトマトクリームパスタの材料(2人分)
パスタソース(4人分)
ツナ缶オイル漬のほうがうま味が増しますが、脂質を控えたい方は水煮を選びましょう。 | 1缶 |
パスタソース
ホールトマト缶 | 1/2缶 | |
クリームチーズ | 100g | |
にんにく | 1片 | |
水 | 50ml | |
パセリドライパセリでもOK | 1枝 | |
塩、こしょう | 少々 |
パスタ
パスタ1.6~2mmくらいの、ふつう~太めがおすすめ | 320g |
付けあわせ
パセリ、オリーブオイル |
簡単濃厚チーズトマトクリームパスタの作り方
カットトマトでもいいけれど、おすすめはホールトマト
カットトマトとホールトマトは、どちらも水煮である点は同じですが、味や食感に少し違いがあります。
カットトマトは、角切りになっていて、適度に種が取り除かれています。ホールトマトに比べると酸味が弱く、果肉はしっかりとしています。じっこり煮込む料理よりも、トマトの果実感を生かした料理に適しています。ミネストローネや、ドレッシングなどにおすすめです。
ホールトマトは、カットトマトより酸味は強め。じっくり煮込むことでトマトの形も崩れ、うまみもぐっとアップします。じっくりコトコト煮込む料理に適しています。
今回は、トマトの果実感を楽しむよりも、トマトのうま味と深い味わいを引き出したいので、ホールトマトがおすすめ。
パスタの太さはどう選ぶ?
パスタの太さは、もちろんお好みの太さでOK。
ここでは、基礎知識として、ソースとパスタの太さの相性を見ていきましょう。
太め(2mm~)のパスタは、小麦の味が強くなるため、味の濃いソースやとろみのあるソースが合うとされています。ミートソースやクリームソース、カルボナーラなどです。こってりとした味を、パスタの小麦の味が調和してくれるようなイメージです。
細め(~1.5mm)のパスタには、シンプルな味のソースや、サラサラとたソースに合うとされています。細いパスタのほうが、ソースが絡みやすいためです。
とろーりソースをかけて、召し上がれ
濃厚なソースが、高級感を演出。ツナとは思えない美味しさを感じるはず。
失敗知らずで、おもてなし料理にもおすすめ。
熱いうちに、とろーり濃厚ソースを召し上がれ。
企業共同レシピ制作や撮影、栄養相談、料理教室、コラム執筆など幅広く活動中。海外・国内旅行が趣味で、常に美味しいものを探し歩いている。特に、郷土料理と甘いものには目がない。カフェごはんや、簡単おしゃれレシピを得意とする。