料理クリエイターの川久景子です。今回は懐かしい給食メニューを彷彿させるりんごたっぷりのフルーツヨーグルトサラダをご紹介します。酸味と甘みがマッチした、とても食べやすいデザートサラダです。りんごを皮ごと使うので、皮むきが苦手!というかたも作りやすいですよ。では早速作りましょう。
りんごのフルーツヨーグルトサラダの材料(4人分)
具材
りんご | 1/2個 | |
パイナップル缶詰 | 輪切り8枚(272g) | |
プレーンヨーグルト | 150g |
調味料
レモン汁 | 大さじ1 |
寒天材料
粉寒天 | 2g | |
砂糖 | 大さじ1 | |
水 | 200ml |
りんごのフルーツヨーグルトサラダの作り方
粉寒天が溶け、沸騰してきたら砂糖を加えてしっかり溶かして火を止めます。
高さが1cm前後になるような型を使う
寒天液を流し入れる型は、固まった時に高さ(厚み)が1cm程度になるくらいの大きさのものを用意してください。今回は12×18×5cmのタッパーを使用しました。
加熱して熱い状態のままプラスチック製のタッパーに入れると変形してしまうため、かき混ぜて温度を下げるのをお忘れなく。耐熱ガラス製など、熱いものに強い容器であれば大丈夫です。
ボウルに塩水(分量外)を作り、りんごを入れて5~6分漬けて変色予防をします。ちなみに、りんごを皮ごと使うのにも理由があり、皮に含まれる食物繊維のペクチンを効率よく取り入れることができるからです。
食べるまでに時間が空く場合は、塩水に漬けて変色予防を!
りんごは、果肉部分が空気に触れると茶色く変色してくるので、食べるまで時間が空く場合は、塩水に漬けて変色予防をするのがおすすめ。
今回の場合、塩小さじ1/2に対して水400mlを混ぜた塩水を作り、塩が溶けるまでかき混ぜてからりんごを漬けています。
塩水に漬けた後の水洗いは不要。表面に塩分が付いていることで、塩水から取り出しても変色を防ぐことができるからです。
4パイナップルを4等分に切る
輪切りパイナップル8枚をそれぞれ4等分に切ります。食べやすい大きでよいので、お好みで6等分に切っても構いません。今回、缶詰のパイナップルで厚みは約1cmくらいのものを使用。
ラップをしいたことで外しやすい
寒天液を流し入れる前にラップをしいたので、固まった寒天をタッパーから外しやすくしています。タッパーに直接寒天液を流し入れて固めると、外しにくいので、手順2でお伝えしていますが、ラップを使うことで型崩れすることなく、きれいに仕上げることができます。
ヨーグルトにレモン汁を混ぜると、少し固まりやすくなりますが、硬くなることはありません。スプーンですくってぽってりする程度です。レモン汁の分量は固まるためではなく、むしろ酸味を加える程度。
やさしい甘酸っぱい味に果物たっぷりで食べやすい!
ヨーグルトの酸味、りんごのシャクシャクとした歯応えにパイナップルの甘酸っぱさがとてもおいしく、懐かしい給食メニューを思い出す一品です。
実は、りんごとパイナップル、そして寒天の組み合わせは胃腸の働きを強化し、がん予防、下痢・便秘解消にも効果のある組み合わせなのです。普段は果物もヨーグルトもたっぷり食べる機会がなくても、こうやって組み合わせることで気軽に取り入れることができますね。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。