【動画あり】ラム酒香る「大人のクラッシュコーヒーゼリー」のレシピ

料理人 hiro

洋食歴20年の料理人hiroです。今回はラム酒を注いで、少し大人味のコーヒーゼリーを作ります。ゼラチンを多めに加えて固めたコーヒーゼリーをダイスカットにして、ゼリーの存在感を出し、注ぐ牛乳にもラム酒を。カラメルのようなほろ苦さがクセになります。暑い時期に是非このレシピを！早速作っていきましょう。

大人のクラッシュコーヒーゼリーの材料（4人分）

具材

	濃いめのコーヒー	500mℓ
	ゼラチン	9g
	牛乳	400mℓ

調味料

	グラニュー糖	40g
	ラム酒	大さじ3＋大さじ1

調理時間：25分（冷やし固める時間を除く）

大人のクラッシュコーヒーゼリーの作り方（1分動画で早回し解説）

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大人のクラッシュコーヒーゼリーの作り方

1ゼラチンを水でふやかそう

板ゼラチン9gを氷水に浸して、ふやかします。冬場は普通の水道水でも良いですが、夏場の水温では必ず氷水を！通常の水温でゼラチンが溶けてしまいます。どんな季節でも、氷水でふやかすことが安パイとなりますね。

2鍋にコーヒーベースを合わせよう

ドリップしたコーヒーを500mℓと、グラニュー糖40g、ラム酒を大さじ3注ぎ火にかけます。コーヒーは濃いめにドリップするのがオススメです。ドリップコーヒーでなくても、インスタントコーヒーでもOKです。

3コーヒーベースを火にかけよう

合わせたコーヒーベースを弱火にかけて、沸騰直前まで温めていきます。ゆっくりゴムベラで混ぜて、グラニュー糖を溶かしましょう。

4ゼラチンを加えよう

コーヒーベースがフツフツとして沸騰直前までになったところで、火を消して、ふやかしておいたゼラチンの水気をギュッとしぼり、鍋の中に入れてサッとかき混ぜて溶かします。

ゼラチンを加える時は「火を消す」ことが大事！

火を消さずにゼラチンを加えたまま加熱してしまうと、タンパク質が変質してしまい、冷ました時に固まりにくくなってしまうからです。ゼラチンを加える時は必ず火を消すことを意識しましょう。

5コーヒーベースを濾していこう

ボウルと漉し器（茶漉しでもOK）を用意し、コーヒーベースを濾しながら移しかえます。漉し器を使って生地を漉すことで、ダマがなくなり、口当たりが滑らかなコーヒーゼリーとなります。

6トロミがつくまで冷まそう

別のボウルに氷水、または保冷剤が入った水を用意し、その上にコーヒーベースを置いて、ゴムベラで混ぜながら冷まします。ここでしっかりと粗熱をとり、トロミがつくまで冷ましておかないと分離した状態で固まってしまう場合があります。
ゼラチンは15〜20℃で固まり始めます。逆に50〜60℃で完全に溶けてしまいます。25℃になると固まったゼリーは型崩れしてしまうので夏場は特に注意する必要があります。

7バットに流して冷まそう

生地にトロミがついたら、薄手のバット、もしくはタッパーでも良いので流して、冷蔵庫で冷やし固めましょう。最低でも3時間以上置かないと固まりません。ゼリーが美味しいと言われる温度は8℃です。できれば、一晩しっかりと冷ましておきたいですね。

8ゼリーと牛乳とラム酒を足して完成！

固まったコーヒーゼリーを、ナイフで1cm角になるようにカット。グラスにゼリーと牛乳を注ぎ、ラム酒を小さじ1ほど足せば完成となります。

ダイスカットのコーヒーゼリーが映えます！

ラム酒はサトウキビの蒸留酒で、カラメルのようなほろ苦さが感じられます。最後に注ぐラム酒は無しでもOK。また甘さが欲しい時は、練乳を少し加えると食べ（飲み）やすくなります。
ダイスカットにしたコーヒーゼリーで存在感をアピール♪ナイフとゴムベラを上手に使いましょう。ゼラチンが溶ける、または固まる温度を意識するとお菓子作りが楽しくなりますよ。ラム酒好きにはたまらないデザートです。是非一度お試し下さい！

著者／料理人 hiro

洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。