料理人hiroです。今回は基本の水切りヨーグルのレシピをご紹介します。やってはみたものの水が切れていなくて含んでいる状態にしてしまいがちですが、ペーパーに包んでザルを高くしておくことがポイントとなります。放っておく時間によって水分量も変わってくるので注意が必要です。それでは早速作っていきましょう。
水切りヨーグルトの材料(仕上がり200g〜300g)
具材
無糖ヨーグルト明治ブルガリアヨーグルト | 1パック(400g) |
水切りヨーグルトの作り方
今回のレシピのポイント
ザルとキッチンペーパーを用意して、必要であればザルに「高さ」を出します。冷蔵庫に置いてゆっくり水分を抜きますが、使用用途によって時間を前後させることも大事です。
底面を「高く」して、きっちり水切り
ザルの底面が低い場合は、器など固定できるものを使って高さを出す必要があります。今回は小皿を逆さまにしてザルを固定するようにしました。
ボウル→器→ザルの順番で重ねます。 ザルの上にキッチンペーパー2枚を交差するように敷きましょう。
これがヨーグルトを水切りするための簡易キットです。キッチンペーパーを重ねて交差させることでヨーグルトが下に落ちずに済みます。
全てのヨーグルトを加えました。キッチンペーパーがホエー(乳清)だけを下に流しているのが分かります。
軽く圧を加えて水切り促進
キッチンペーパーでヨーグルトを優しく包み込み、指で軽く圧を加えます。少し絞られた状態になり、さらに重力も加わってヨーグルトとホエーが分かれるようになります。
使用用途によって時間を変えることが大事
これがホエーを抜いた水切りヨーグルトです。冷蔵庫に寝かせる時間で変わってきます。
①冷蔵庫に2時間置くと、水切りヨーグルトは約300g
②冷蔵庫に6時間置くと、水切りヨーグルトは約250g
③冷蔵庫にひと晩置くと、水切りヨーグルトは約200g
使用用途によって冷蔵庫に置く時間を変えるようにしましょう。
水切りヨーグルトは幅広くアレンジ可能!
水切りヨーグルトで使用出来るものは各種チーズケーキやティラミス、タルトやフルーツサンド、ディップなど幅広く活躍してくれます。普通にジャムをつけて食べると、クリームチーズを食べているようでオススメです。
また水を切っているので冷凍保存も効きますよ。ラップに包んでさらにアルミをかぶせておくと冷凍焼けを防ぐことができます。特に水切りヨーグルト専用の容器も買う必要なく家にあるもので作れます。是非とも作ってみて下さいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。