料理人hiroです。今回は基本の生チョコのレシピをご紹介します。チョコが分離して失敗してしまいがちですが、チョコを細かく刻んで温めた生クリームとゆっくり合わせることがポイントとなります。ブラックとミルクチョコを使ってリキュールなし!お子様にも喜んでいただける生チョコです!早速作っていきましょう。
生チョコの材料(4人分)
具材
板チョコブラック | 3枚(150g) | |
板チョコミルク | 3枚(150g) |
調味料
生クリーム | 200mℓ | |
無塩バター | 15g | |
グラニュー糖 | 15g | |
ココアパウダー | 適量 |
生チョコの作り方
今回のレシピのポイント
板チョコ2種を包丁で細かく刻み、生クリームを沸騰直前まで火入れして、回数分けてホイッパーで滑らかになるまでゆっくりと混ぜることがポイントです。
板チョコミルク3枚(150g)も同様に。細かく刻んだ後は大きめのボウルに入れておきましょう。できるだけチョコは手で触らないように刻むと、チョコが溶けずに手やまな板にくっつかずに済みます。
分離を防ぐためにも細かく刻むことは必須!
チョコを細かく刻んでおくことで、生クリームと合わせるときに混ざりやすくなり、分離することを防ぐことができます。意識して刻むようにしましょう。
弱中火にかけていきましょう。ホイッパーを使って、グラニュー糖を溶かしていきます。
分離を防ぐために、生クリームは煮立たせない!
火にかけるときは、ゆっくり弱中火で温めていきます。沸騰直前というよりもっと手前でOKです。生クリームを沸騰させた状態でチョコに加えると、熱でチョコが分離してしまいます。
もし、沸騰させてしまった場合は火から外して、少し冷ますと良いでしょう。適切な温度でチョコに加えるよう準備します。
沸騰直前のいっぽ手前で火からおろします。
分離を防ぐために、生クリームは回数を分けてゆっくりと!
回数を分けて、ゆっくり優しく混ぜることが大事です。この混ぜ合わせる作業が生チョコ作りの一番の肝!
分離の原因は色々考えられます。ボウルやホイッパーに油分や水がついていたり、一度に生クリームを加えてしまったりなど原因はたくさん。すべての条件をクリアした上で作業するよう心がけましょう。
2度、3度と分けて優しく混ぜ合わせましょう。
混ざり切らない場合は、湯煎を使うと確実!
チョコによっては混ざりきらないものもあります。そういった時は、鍋にお湯を沸かして湯煎することで、生地を均一に混ぜ合わせることができます。この時に決して水分を入れないよう注意しましょう。
湯煎の熱でチョコ生地が合わさり、滑らかで光沢あるものになります。ダマがないか目で確かめた上で湯煎から外すようにしましょう。
流した生地は光沢があり滑らかな印象です。冷蔵庫に一晩置いて、冷やし固めましょう。
クリスマスに!バレンタインにオススメです!
ブラックとミルクチョコの配合なので、苦味と甘さのバランスが良いです。リキュールを加えると風味よく大人の味に仕上がりますが、老若男女問わず食べやすさを優先しました。
生クリームは煮立たせない!混ざり切らないときは湯煎を使う!これで分離を防ぎ、口溶け滑らかな生チョコに仕上がります。カットするのに少し時間を要しますが、それも楽しんでこその生チョコです。クリスマスやバレンタインの贈り物に是非!
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。