このページではヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーは65kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ヨーグルト(脱脂加糖)の可食部100gあたりのカロリーは、65kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1170位です。これは多い順にすると上位73%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「乳」ジャンルのでヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーを評価すると、54件中41位です。これは上位から75%に位置するカロリーで、評価は同じく「低い」となります。
カロリー | 65Kcal |
全体での評価 | 1170位 / 1592件中(上位73%…低い) |
「乳」ジャンル内での評価 | 41位 / 54件中(上位75%…低い) |
ヨーグルト(脱脂加糖)はカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーは低いの?なにが含まれているの?
ヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーが低い理由
ヨーグルト(脱脂加糖)は、乳(乳製品)の一種であり、そのカロリーは可食部100gあたり65kcalと比較的低いです。では、なぜヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーが低いのでしょうか。以下の栄養データを参考に、その理由をご説明いたします。
糖質が低い
ヨーグルト(脱脂加糖)の糖質は可食部100gあたり11.3gと、他の食材と比較しても低いです。糖質はエネルギーの源となりますが、摂りすぎるとカロリーが高くなる可能性があります。ヨーグルト(脱脂加糖)は糖質が低いため、カロリーも低く抑えられているのです。
食物繊維が無し
ヨーグルト(脱脂加糖)には食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を促進し、満腹感を与える効果があります。しかし、食物繊維は一定のカロリーを持っており、その分カロリーが増える可能性があります。ヨーグルト(脱脂加糖)には食物繊維が無いため、カロリーが低くなっているのです。
タンパク質が低い
ヨーグルト(脱脂加糖)のタンパク質は可食部100gあたり4.3gと、他の食材と比較しても低いです。タンパク質は体の組織の修復や筋肉の形成に重要な役割を果たしますが、摂りすぎるとカロリーが高くなる可能性があります。ヨーグルト(脱脂加糖)はタンパク質が低いため、カロリーも低くなっているのです。
脂質が低い
ヨーグルト(脱脂加糖)の脂質は可食部100gあたり0.2gと、他の食材と比較しても低いです。脂質はエネルギーの源となりますが、摂りすぎるとカロリーが高くなる可能性があります。ヨーグルト(脱脂加糖)は脂質が低いため、カロリーも低く抑えられているのです。
以上の理由から、ヨーグルト(脱脂加糖)のカロリーは低いと評価されています。糖質、食物繊維、タンパク質、脂質が他の食材と比較して低いため、カロリーを抑えることができているのです。ヨーグルト(脱脂加糖)は、カロリーを気にする方やダイエット中の方にとって、ヘルシーな選択肢と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ヨーグルト(脱脂加糖)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 11.3g | 4 | 45.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 4.3g | 4 | 17.2kcal |
脂質 | 0.2g | 9 | 1.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ヨーグルト(脱脂加糖)」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、45.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ヨーグルト(脱脂加糖)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ヨーグルト(脱脂加糖)は、低糖質ダイエットに使える?
「ヨーグルト(脱脂加糖)は低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめ」
ヨーグルト(脱脂加糖)は、乳(乳製品)の一種であり、糖質量は11.3gです。糖質を制限したい方にとって、この数値は控えめと言えるでしょう。
ヨーグルト(脱脂加糖)の特徴
ヨーグルト(脱脂加糖)は、脂肪分を取り除いた乳製品であり、さらに砂糖を加えて甘さを引き立てています。そのため、低脂肪でありながら甘みを楽しむことができます。
ヨーグルト(脱脂加糖)の糖質量
ヨーグルト(脱脂加糖)の糖質量は11.3gです。一般的なヨーグルトに比べると、やや少ない数値です。糖質を制限したい方にとっては、選択肢の一つとなり得ます。
低糖質ダイエットとの関係
低糖質ダイエットを行う際には、糖質の摂取量を抑えることが重要です。そのため、ヨーグルト(脱脂加糖)はどちらかというと不向きと言えます。しかし、糖質量が控えめであるため、適量を摂取することで、低糖質ダイエットを実践する上での工夫の一つとなり得ます。
まとめ
ヨーグルト(脱脂加糖)は、糖質量が11.3gと控えめです。低糖質ダイエットを行う上で、完全に適さないとは言えませんが、糖質を制限したい方にとっては他の選択肢を検討することも重要です。適量を守りながら、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
ヨーグルト(脱脂加糖)は、低脂質ダイエットに使える!?
ヨーグルト(脱脂加糖)は、低脂質ダイエットに使える?
ヨーグルト(脱脂加糖)は、低脂質ダイエットに特に効果的な食品です。その理由を以下に説明します。
ヨーグルト(脱脂加糖)の低脂質成分
ヨーグルト(脱脂加糖)は、脂肪分がわずか0.2gしか含まれていません。この低脂質成分は、ダイエットにおいて非常に重要です。脂肪分の摂取を抑えることで、カロリー摂取を制限することができます。
ヨーグルト(脱脂加糖)の栄養バランス
ヨーグルト(脱脂加糖)には、脂肪分以外にも様々な栄養素が含まれています。たんぱく質やカルシウム、ビタミンなどがバランスよく含まれており、健康的な食事に欠かせない要素です。また、ヨーグルト(脱脂加糖)には、乳酸菌が豊富に含まれており、腸内環境を整える効果も期待できます。
ヨーグルト(脱脂加糖)の満腹感
ヨーグルト(脱脂加糖)は、低カロリーでありながら満腹感を与えてくれる食品です。ダイエット中には、カロリー制限をしなければならないため、満腹感を得ることが重要です。ヨーグルト(脱脂加糖)は、その低脂質成分と満腹感をもたらす効果により、ダイエット中の食事制限をサポートしてくれます。
ヨーグルト(脱脂加糖)の摂取方法
ヨーグルト(脱脂加糖)をダイエットに取り入れる際には、適切な摂取方法を心掛けることが大切です。毎日の食事の一部として摂取することで、バランスの取れた食事を実現することができます。また、ヨーグルト(脱脂加糖)にはフルーツやナッツをトッピングすることで、より栄養価の高い食事にすることもできます。
以上の理由から、ヨーグルト(脱脂加糖)は低脂質ダイエットに特に効果的な食品と言えます。適切な摂取方法を守りながら、ヨーグルト(脱脂加糖)を積極的に取り入れて健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、ヨーグルト(脱脂加糖)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ヨーグルト(脱脂加糖)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 65 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 11.9 | g | |
└糖質 | 11.3 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 4.3 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「ヨーグルト(脱脂加糖)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 82.6 | g | 多い |
有機酸 | 0.9 | g | 多い |
灰分 | 1.0 | g | 普通 |
コレステロール | 4 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ヨーグルト(脱脂加糖)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 60 | mg | 普通 |
カリウム | 150 | mg | 普通 |
カルシウム | 120 | mg | 多い |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 100 | mg | 普通 |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 14 | μg | 多い |
セレン | 3 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 4 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | Tr | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | Tr | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.3 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.44 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.0 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: 普通ヨーグルト
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ヨーグルト(脱脂加糖)と同じ乳の乳製品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
無糖練乳 | 135 | 12.2 | 6.8 | 7.9 | (0) |
加糖練乳 | 314 | 56.5 | 7.7 | 8.5 | (0) |
ヨーグルト(無糖) | 56 | 4.6 | 3.6 | 3.0 | (0) |
ヨーグルト(脱脂加糖) | 65 | 11.3 | 4.3 | 0.2 | (0) |
飲むヨーグルト | 64 | 11.5 | 2.9 | 0.5 | (0) |
乳酸菌飲料 | 64 | 16.0 | 1.1 | 0.1 | (0) |
アイスクリーム | 205 | 23.6 | 3.5 | 12.0 | 0.1 |
アイスミルク | 167 | 24.1 | 3.4 | 6.4 | (0) |
ラクトアイス | 217 | 21.8 | 3.1 | 13.6 | 0.1 |
ソフトクリーム | 146 | 20.5 | 3.8 | 5.6 | (0) |
シャーベット | 128 | 28.7 | 0.9 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(低脂肪無糖) | 40 | 4.8 | 3.7 | 1.0 | (0) |
ヨーグルト(無脂肪無糖) | 37 | 4.9 | 4.0 | 0.3 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。