このページでは、野菜のはくさいのキムチを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
はくさいのキムチのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずははくさいのキムチの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 27 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.4 | g | |
└糖質 | 2.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.3 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
食塩相当量 | 2.9 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「はくさい 漬物 キムチ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、はくさいのキムチがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
はくさいのキムチはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
はくさいのキムチとは?どんな食材?
はくさいのキムチは、野菜加工品の一つであり、主な材料ははくさいです。
はくさいのキムチの特徴
はくさいのキムチは、韓国料理の代表的な漬物であり、辛味と酸味が特徴です。はくさいは、シャキシャキとした食感があり、キムチの風味を引き立てます。
はくさいのキムチの調理方法
はくさいのキムチは、まずはくさいを適切な大きさに切り、塩漬けして水分を抜きます。その後、調味料と一緒に漬け込み、発酵させます。発酵によって、キムチの風味がより一層引き立ちます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次ははくさいのキムチがダイエットにどう役立つか説明します!
はくさいのキムチはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適した食材
はくさいのキムチは可食部100gあたりのカロリーが27kcalと非常に低いです。これは、ダイエット中の方やカロリーを気にする方にとっては嬉しい情報です。低カロリーながらも食物繊維が豊富に含まれており、満腹感を得ることができます。そのため、食事の量を減らすことなく、健康的な食事を続けることができます。
2. 食物繊維が多く便秘の改善に効果的
はくさいのキムチには食物繊維が2.2g含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。便秘がちな方には特におすすめの食材です。食物繊維は水を吸収し、腸内で膨らむことで腸の動きを活発にし、便のかさを増やします。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きもあります。
3. 塩分が多いが、適度な摂取で体液バランスを保つ
はくさいのキムチは塩分が2.9g含まれています。塩分は適度に摂取することで、体液バランスを保つのに役立ちます。適切な塩分摂取は、体内の水分量を調整し、血圧を正常に保つために重要です。ただし、摂りすぎると高血圧や体の浮腫などのリスクがありますので、適度な摂取量に留意する必要があります。
おすすめ:はくさいのキムチのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
はくさいのキムチに含まれる無機質の栄養を解説!
「はくさいのキムチ」の特徴
「はくさいのキムチ」は、野菜加工品であり、栄養データを見ると以下の特徴があります。
1. ナトリウムが多い
「はくさいのキムチ」は、可食部100gあたりに1100 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や水分負荷が生じる可能性があります。
2. カルシウムが多い
「はくさいのキムチ」には、可食部100gあたりに50 mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たし、健康な骨を維持するために必要です。
3. ヨウ素が多い
「はくさいのキムチ」には、可食部100gあたりに14 μgのヨウ素が含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、甲状腺機能の維持に重要です。
以上のように、「はくさいのキムチ」はナトリウムやカルシウム、ヨウ素が多く含まれていることが特徴です。ただし、ナトリウムの摂取量には注意が必要であり、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
はくさいのキムチに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
はくさいのキムチに含まれるビタミンAは、レチノールは0 μgであり、レチノール活性当量は15 μgです。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量はそれぞれ22 μg、110 μg、110 μg、170 μgと多く含まれています。ビタミンAは、視力の維持や免疫力の向上に役立ちます。はくさいのキムチには、ビタミンAを摂取するための良い選択肢と言えます。
2. ビタミンEの特徴
はくさいのキムチに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.5 mg、β-トコフェロールが0 mg、γ-トコフェロールが0.1 mg、δ-トコフェロールが0 mgです。ビタミンEは、抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。はくさいのキムチには、ビタミンEが含まれており、健康維持に役立つと言えます。
3. その他のビタミンの特徴
はくさいのキムチには、ビタミンKが42 μg、ビタミンB1が0.04 mg、ビタミンB2が0.06 mg、ナイアシンが0.6 mg、ビタミンB6が0.13 mg、パントテン酸が0.24 mg、ビオチンが0.8 μg、ビタミンCが15 mg含まれています。これらのビタミンは、それぞれの役割を果たし、健康維持に貢献します。特にビタミンCは多く含まれており、免疫力の向上や抗酸化作用に効果があります。
以上のように、はくさいのキムチにはビタミンAやビタミンEをはじめとする様々なビタミンが含まれており、健康維持に役立つ食品と言えます。
最後に、はくさいのキムチの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「はくさいのキムチ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 27 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.4 | g | |
└糖質 | 2.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 2.2 | g | 多い |
たんぱく質 | 2.3 | g | 低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「はくさいのキムチ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 88.4 | g | 多い |
有機酸 | 0.3 | g | 多い |
灰分 | 3.6 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 2.9 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「はくさいのキムチ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1100 | mg | 多い |
カリウム | 290 | mg | 普通 |
カルシウム | 50 | mg | 多い |
マグネシウム | 11 | mg | 普通 |
リン | 48 | mg | 普通 |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.2 | mg | 低い |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 14 | μg | 多い |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 22 | μg | 多い |
└β-カロテン | 110 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 110 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 170 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 15 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.5 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
ビタミンK | 42 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.13 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | Tr | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.24 | mg | 普通 |
ビオチン | 0.8 | μg | 普通 |
ビタミンC | 15 | mg | 多い |
硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
はくさいのキムチと同じ野菜の野菜加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
茹でた枝豆 | 118 | 6.2 | 11.5 | 6.1 | 4.6 |
冷凍えだまめ | 143 | 5.6 | 13.0 | 7.6 | 7.3 |
グリンピースの水煮缶詰 | 82 | 13.8 | 3.6 | 0.4 | 6.9 |
じゅんさいの水煮びん詰 | 4 | 0 | 0.4 | 0 | 1.0 |
切干しだいこん | 280 | 51.3 | 9.7 | 0.8 | 21.3 |
たかなの葉 | 21 | 2.0 | 1.8 | 0.2 | 2.5 |
たけのこの水煮缶詰 | 22 | 2.6 | 2.7 | 0.2 | 2.3 |
めんま | 15 | 0.6 | 1.0 | 0.5 | 3.5 |
スイートコーンの缶詰 | 82 | 17.0 | 1.7 | 0.5 | 1.8 |
ホールトマト(食塩無添加) | 21 | 3.2 | 0.9 | 0.2 | 1.3 |
トマトジュース(食塩添加) | 15 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
べいなすの素揚げ | 177 | 5.1 | 1.0 | 17.0 | 1.8 |
にんじんジュース | 29 | 6.7 | 0.6 | 0.1 | 0.2 |
はくさいのキムチ | 27 | 2.7 | 2.3 | 0.1 | 2.2 |
ゆでブロッコリー | 30 | 2.3 | 3.9 | 0.4 | 4.3 |
切干しだいこんの油いため | 78 | 2.6 | 1.5 | 6.0 | 5.6 |
トマトジュース(食塩無添加) | 18 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩無添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
ナスの天ぷら | 165 | 11.5 | 1.6 | 14.0 | 1.9 |
にんじんグラッセ | 53 | 10.3 | 0.7 | 1.4 | 2.6 |
かんぴょうの甘煮 | 146 | 31.4 | 2.3 | 0.2 | 5.5 |
だいこんおろし | 25 | 3.0 | 0.6 | 0.2 | 5.1 |
だいこんおろし汁 | 12 | 2.7 | 0.3 | Tr | 0.1 |
甘酢れんこん | 66 | 14.2 | 0.6 | 0.2 | 2.3 |
冷凍ミックスベジタブル | 67 | 9.2 | 3.0 | 0.7 | 5.9 |
大根のいぶりがっこ | 76 | 13.9 | 1.1 | 0.3 | 7.1 |
電子レンジ加熱ブロッコリー | 56 | 8.4 | 5.7 | 0.7 | - |
野菜ジュース | 21 | 3.7 | 0.8 | 0.1 | 0.9 |
カットキャベツ | 15 | 1.9 | 1.1 | 0.1 | 1.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。