このページでは、野菜の切干しだいこんの油いためを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
切干しだいこんの油いためのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは切干しだいこんの油いための可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 7.6 | g | |
└糖質 | 2.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.5 | g | 低い |
脂質 | 6.0 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(だいこん類) 切干しだいこん 油いため」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、切干しだいこんの油いためがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
切干しだいこんの油いためはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
切干しだいこんの油いためとは?どんな食材?
切干しだいこんの油いためは、野菜加工品の一つであり、主にだいこんを使用して作られます。切干しだいこんは、だいこんを細長く切り、乾燥させたものであり、そのままでは食べることはできません。しかし、油でいためることで、香ばしさが増し、食べごたえのあるおいしい食材となります。
切干しだいこんの油いための特徴
切干しだいこんの油いためは、その特徴的な食感が特徴です。乾燥させることで水分が抜け、固くなりますが、油でいためることで表面がパリッとし、中はしっとりとした食感になります。また、だいこんの風味が引き立ち、香ばしさが増します。これにより、一般的なだいこんとは異なる食べ応えと味わいを楽しむことができます。
切干しだいこんの油いための使い方
切干しだいこんの油いためは、主におつまみやおかずとして利用されます。一般的には、ビールやお酒のお供として人気がありますが、ご飯のおかずとしても美味しくいただけます。また、サラダや麺類のトッピングとしても利用できます。そのまま食べるだけでなく、他の料理にアクセントを加えることができる万能な食材です。
以上のように、切干しだいこんの油いためは、野菜加工品の一種であり、乾燥させただいこんを油でいためることで、香ばしさと食べごたえを楽しむことができる食材です。おつまみやおかずとして幅広く利用できるため、様々な料理に活用してみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は切干しだいこんの油いためがダイエットにどう役立つか説明します!
切干しだいこんの油いためはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
「切干しだいこんの油いため」は、100gあたり78kcalという低カロリーな食材です。カロリーが低いため、食事の摂取カロリーを抑えたい方やダイエット中の方にとっては、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができる優れた食材と言えます。
2. 糖質が少なく、血糖値の上昇を抑える効果がある
「切干しだいこんの油いため」に含まれる糖質は2.6gと非常に少ないです。糖質の摂取量を抑えることは、血糖値の上昇を抑えるために重要です。そのため、糖尿病の予防や管理に役立つ食材として選ばれることがあります。
3. 食物繊維が豊富で、腸の健康をサポートする
「切干しだいこんの油いため」には、100gあたり5.6gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は腸内での有害物質の排出を促すため、腸の健康をサポートする役割も果たします。
おすすめ:切干しだいこんの油いためのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
切干しだいこんの油いために含まれる無機質の栄養を解説!
1. カルシウムが多い
「切干しだいこんの油いため」は、可食部100gあたりに91 mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、骨密度の維持や成長期の骨の発育にも関与しています。カルシウムは牛乳や乳製品に多く含まれることで知られていますが、この野菜加工品もカルシウムの良い供給源となります。
2. リンが低い
「切干しだいこんの油いため」には、可食部100gあたりに18 mgのリンが含まれています。リンは骨や歯の主要な構成要素であり、エネルギー代謝や細胞機能にも関与しています。しかし、過剰なリン摂取はカルシウムの吸収を妨げる可能性があるため、バランスの取れた食事を心がける必要があります。この野菜加工品はリンが低いため、カルシウムとのバランスを考えた食事に適しています。
3. ミネラルが普通
「切干しだいこんの油いため」に含まれる他のミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン)は、可食部100gあたりの量が普通とされています。これらのミネラルは体内の様々な機能に必要であり、バランスの取れた食事に欠かせない栄養素です。この野菜加工品は、これらのミネラルを適度な量で摂取することができる食材として選ばれることができます。
以上のように、「切干しだいこんの油いため」はカルシウムが多く、リンが低いという特徴を持ちます。また、他のミネラルについては普通の量が含まれています。これらの特徴を考慮して、バランスの取れた食事に取り入れることができます。
切干しだいこんの油いために含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
切干しだいこんの油いために含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン当量、レチノール活性当量の4つの成分から成り立っています。しかし、いずれの成分も可食部100gあたりの含有量は0 μgであり、ビタミンAは含まれていません。
2. ビタミンEの特徴
切干しだいこんの油いために含まれるビタミンEは、α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールの4つの成分から成り立っています。その中で、α-トコフェロールの含有量は0.9 mgであり、普通の量と言えます。一方で、β-トコフェロールは含まれておらず、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールの含有量はそれぞれ1.8 mgと0.1 mgであり、多い量と言えます。
3. その他のビタミンの特徴
切干しだいこんの油いためには、ビタミンKが7 μg含まれており、多い量と言えます。一方で、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸の含有量はそれぞれ0.02 mg、0.02 mg、0.2 mg、0.02 mg、0.07 mgであり、低い量と言えます。
なお、切干しだいこんの油いためにはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
最後に、切干しだいこんの油いための各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「切干しだいこんの油いため」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 78 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 7.6 | g | |
└糖質 | 2.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.5 | g | 低い |
脂質 | 6.0 | g | 普通 |
「切干しだいこんの油いため」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 84.5 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (Tr) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「切干しだいこんの油いため」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 8 | mg | 普通 |
カリウム | 110 | mg | 普通 |
カルシウム | 91 | mg | 多い |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 18 | mg | 低い |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0.14 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 1 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.9 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 1.8 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
ビタミンK | 7 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.07 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
水もどし後、油いため/植物油(なたね油)/調理による脂質の増減:第1章表14参照/硝酸イオン: Tr
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
切干しだいこんの油いためと同じ野菜の野菜加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
茹でた枝豆 | 118 | 6.2 | 11.5 | 6.1 | 4.6 |
冷凍えだまめ | 143 | 5.6 | 13.0 | 7.6 | 7.3 |
グリンピースの水煮缶詰 | 82 | 13.8 | 3.6 | 0.4 | 6.9 |
じゅんさいの水煮びん詰 | 4 | 0 | 0.4 | 0 | 1.0 |
切干しだいこん | 280 | 51.3 | 9.7 | 0.8 | 21.3 |
たかなの葉 | 21 | 2.0 | 1.8 | 0.2 | 2.5 |
たけのこの水煮缶詰 | 22 | 2.6 | 2.7 | 0.2 | 2.3 |
めんま | 15 | 0.6 | 1.0 | 0.5 | 3.5 |
スイートコーンの缶詰 | 82 | 17.0 | 1.7 | 0.5 | 1.8 |
ホールトマト(食塩無添加) | 21 | 3.2 | 0.9 | 0.2 | 1.3 |
トマトジュース(食塩添加) | 15 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
べいなすの素揚げ | 177 | 5.1 | 1.0 | 17.0 | 1.8 |
にんじんジュース | 29 | 6.7 | 0.6 | 0.1 | 0.2 |
はくさいのキムチ | 27 | 2.7 | 2.3 | 0.1 | 2.2 |
ゆでブロッコリー | 30 | 2.3 | 3.9 | 0.4 | 4.3 |
切干しだいこんの油いため | 78 | 2.6 | 1.5 | 6.0 | 5.6 |
トマトジュース(食塩無添加) | 18 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩無添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
ナスの天ぷら | 165 | 11.5 | 1.6 | 14.0 | 1.9 |
にんじんグラッセ | 53 | 10.3 | 0.7 | 1.4 | 2.6 |
かんぴょうの甘煮 | 146 | 31.4 | 2.3 | 0.2 | 5.5 |
だいこんおろし | 25 | 3.0 | 0.6 | 0.2 | 5.1 |
だいこんおろし汁 | 12 | 2.7 | 0.3 | Tr | 0.1 |
甘酢れんこん | 66 | 14.2 | 0.6 | 0.2 | 2.3 |
冷凍ミックスベジタブル | 67 | 9.2 | 3.0 | 0.7 | 5.9 |
大根のいぶりがっこ | 76 | 13.9 | 1.1 | 0.3 | 7.1 |
電子レンジ加熱ブロッコリー | 56 | 8.4 | 5.7 | 0.7 | - |
野菜ジュース | 21 | 3.7 | 0.8 | 0.1 | 0.9 |
カットキャベツ | 15 | 1.9 | 1.1 | 0.1 | 1.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。