このページでは、野菜のだいこんおろし汁を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
だいこんおろし汁のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはだいこんおろし汁の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 12 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.7 | g | |
└糖質 | 2.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | Tr | g | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(だいこん類) だいこん 根 皮なし 生 おろし汁」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、だいこんおろし汁がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
だいこんおろし汁はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
だいこんおろし汁とは?どんな食材?
「だいこんおろし汁」とは、野菜(野菜加工品)の一種であり、主な食材は大根です。
大根の特徴
大根は、日本料理においてよく使用される野菜であり、その特徴は以下の通りです。
- 形状:長くて細い形状をしており、白い皮が特徴的です。
- 味:シャキシャキとした食感で、淡白な甘みがあります。
- 栄養素:ビタミンCや食物繊維が豊富であり、健康に良いとされています。
だいこんおろし汁の作り方
だいこんおろし汁の作り方は以下の通りです。
1. 大根をよく洗い、皮をむきます。
2. おろし器を使って、大根をおろします。
3. おろした大根を絞って、余分な水分を取り除きます。
4. 大根おろしに、だし汁や調味料(醤油やみりんなど)を加えて、よく混ぜます。
5. 器に盛り付けて、お好みで薬味(ネギやしょうがなど)を添えて完成です。
だいこんおろし汁の食べ方
だいこんおろし汁は、冷たいままで食べることが一般的です。夏場や暑い日には、さっぱりとした味わいが爽やかで、食欲をそそります。また、鰹節やかつお節をトッピングすることで、風味が増し、美味しさが引き立ちます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はだいこんおろし汁がダイエットにどう役立つか説明します!
だいこんおろし汁はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「だいこんおろし汁」は可食部100gあたり12kcalと、非常に低カロリーです。カロリーが低いため、ダイエット中の方やカロリーコントロールをしたい方にとって、健康的な食事の一部として取り入れることができます。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える
「だいこんおろし汁」の糖質は可食部100gあたり2.7gと、かなり低いです。糖質の摂取量が少ないため、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促進し、体内の脂肪蓄積を促す可能性があるため、糖尿病予防や血糖値のコントロールに役立ちます。
3. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する
「だいこんおろし汁」には食物繊維が含まれており、可食部100gあたり0.1gと普通の量です。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感をもたらすため、食事の量を抑えることができ、ダイエットにも役立ちます。
以上のように、「だいこんおろし汁」は低カロリーであり、糖質が低く血糖値の上昇を抑え、さらに食物繊維も含まれているため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:だいこんおろし汁のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
だいこんおろし汁に含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが普通
「だいこんおろし汁」は、可食部100gあたり21 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整したり、神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。この食材はナトリウムが普通の量であるため、適度なナトリウム摂取を心掛ける方に適しています。
2. マグネシウムやリンが低い
「だいこんおろし汁」には、マグネシウムが9 mg、リンが13 mgという低い量が含まれています。マグネシウムは骨や歯の形成に関与し、リンは細胞内のエネルギー代謝に重要な役割を果たします。この食材はこれらの栄養素が低いため、マグネシウムやリンを多く摂取したい場合には他の食材との組み合わせを考える必要があります。
3. ヨウ素が多い
「だいこんおろし汁」は、可食部100gあたり3 μgのヨウ素を含んでいます。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や神経の正常な機能にも関与しています。この食材はヨウ素が多いため、ヨウ素の摂取量を意識したい方に適しています。
以上のように、「だいこんおろし汁」はナトリウムが普通であり、マグネシウムやリンが低い一方で、ヨウ素が多いという特徴を持っています。これらの栄養データを踏まえて、自身の食事計画や栄養摂取量の管理に活用することができます。
だいこんおろし汁に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンB6とビオチンの含有量は普通
「だいこんおろし汁」に含まれるビタミンB6とビオチンの含有量は普通です。ビタミンB6は体内のタンパク質の代謝に関与し、神経や免疫系の正常な機能をサポートします。ビオチンは肌や髪の健康維持に役立つビタミンであり、代謝にも重要な役割を果たします。
2. ビタミンCの含有量は多い
「だいこんおろし汁」にはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫力の向上やコラーゲンの生成に関与します。また、風邪の予防や疲労回復にも効果があります。
3. ビタミンB1・B2・ナイアシン・パントテン酸の含有量は低い
一方で、「だいこんおろし汁」に含まれるビタミンB1・B2・ナイアシン・パントテン酸の含有量は低いです。これらのビタミンはエネルギー代謝に関与し、健康な皮膚や粘膜を維持する役割があります。そのため、他の食材やサプリメントからこれらのビタミンを摂取することが重要です。
最後に、だいこんおろし汁の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「だいこんおろし汁」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 12 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 2.7 | g | |
└糖質 | 2.7 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0.1 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.3 | g | かなり低い |
脂質 | Tr | g | 無し |
「だいこんおろし汁」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 96.5 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.4 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「だいこんおろし汁」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 21 | mg | 普通 |
カリウム | 140 | mg | 普通 |
カルシウム | 14 | mg | 普通 |
マグネシウム | 9 | mg | 低い |
リン | 13 | mg | 低い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0.01 | mg | 低い |
ヨウ素 | 3 | μg | 多い |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | (0) | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.07 | mg | 低い |
ビオチン | 0.2 | μg | 普通 |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
全体に対する割合82 %/硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
だいこんおろし汁と同じ野菜の野菜加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
茹でた枝豆 | 118 | 6.2 | 11.5 | 6.1 | 4.6 |
冷凍えだまめ | 143 | 5.6 | 13.0 | 7.6 | 7.3 |
グリンピースの水煮缶詰 | 82 | 13.8 | 3.6 | 0.4 | 6.9 |
じゅんさいの水煮びん詰 | 4 | 0 | 0.4 | 0 | 1.0 |
切干しだいこん | 280 | 51.3 | 9.7 | 0.8 | 21.3 |
たかなの葉 | 21 | 2.0 | 1.8 | 0.2 | 2.5 |
たけのこの水煮缶詰 | 22 | 2.6 | 2.7 | 0.2 | 2.3 |
めんま | 15 | 0.6 | 1.0 | 0.5 | 3.5 |
スイートコーンの缶詰 | 82 | 17.0 | 1.7 | 0.5 | 1.8 |
ホールトマト(食塩無添加) | 21 | 3.2 | 0.9 | 0.2 | 1.3 |
トマトジュース(食塩添加) | 15 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
べいなすの素揚げ | 177 | 5.1 | 1.0 | 17.0 | 1.8 |
にんじんジュース | 29 | 6.7 | 0.6 | 0.1 | 0.2 |
はくさいのキムチ | 27 | 2.7 | 2.3 | 0.1 | 2.2 |
ゆでブロッコリー | 30 | 2.3 | 3.9 | 0.4 | 4.3 |
切干しだいこんの油いため | 78 | 2.6 | 1.5 | 6.0 | 5.6 |
トマトジュース(食塩無添加) | 18 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩無添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
ナスの天ぷら | 165 | 11.5 | 1.6 | 14.0 | 1.9 |
にんじんグラッセ | 53 | 10.3 | 0.7 | 1.4 | 2.6 |
かんぴょうの甘煮 | 146 | 31.4 | 2.3 | 0.2 | 5.5 |
だいこんおろし | 25 | 3.0 | 0.6 | 0.2 | 5.1 |
だいこんおろし汁 | 12 | 2.7 | 0.3 | Tr | 0.1 |
甘酢れんこん | 66 | 14.2 | 0.6 | 0.2 | 2.3 |
冷凍ミックスベジタブル | 67 | 9.2 | 3.0 | 0.7 | 5.9 |
大根のいぶりがっこ | 76 | 13.9 | 1.1 | 0.3 | 7.1 |
電子レンジ加熱ブロッコリー | 56 | 8.4 | 5.7 | 0.7 | - |
野菜ジュース | 21 | 3.7 | 0.8 | 0.1 | 0.9 |
カットキャベツ | 15 | 1.9 | 1.1 | 0.1 | 1.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。