このページでは、野菜のだいこんおろしを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
だいこんおろしのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはだいこんおろしの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 25 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 8.0 | g | |
└糖質 | 3.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(だいこん類) だいこん 根 皮なし 生 おろし」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、だいこんおろしがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
だいこんおろしはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
だいこんおろしとは?どんな食材?
だいこんおろしは、野菜加工品の一つで、主に大根を使用して作られます。大根は日本料理によく使われる野菜であり、だいこんおろしはその大根を細かくおろしたものです。そのため、見た目は白く、細かいおろし状になっています。
だいこんおろしの特徴
だいこんおろしは、大根の特徴を生かした食材です。大根は水分が多く、シャキシャキとした食感があります。また、大根特有の辛味もあり、さっぱりとした風味があります。だいこんおろしは、その辛味や風味を活かしながら、細かいおろし状にすることで食べやすくなっています。
だいこんおろしの使い方
だいこんおろしは、日本料理でよく使われる食材です。主に刺身や天ぷらの脇役として使われることが多いです。刺身に添えることで、さっぱりとした味わいや食感を楽しむことができます。また、天ぷらのつけダレとしても使われることがあります。その他にも、鍋やお茶漬けのトッピングとしても利用されることがあります。
だいこんおろしは、日本料理において欠かせない食材の一つです。そのシャキシャキとした食感やさっぱりとした味わいは、料理にアクセントを加えることができます。ぜひ、様々な料理に取り入れて、食卓を彩ってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はだいこんおろしがダイエットにどう役立つか説明します!
だいこんおろしはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「だいこんおろし」は可食部100gあたり25kcalと、かなり低カロリーです。カロリーが低いため、ダイエット中の人やカロリーコントロールをしている人にとっては、食事のバランスを考えながら摂取することができます。また、野菜の一種であるため、栄養バランスを考えた食事に取り入れやすいです。
2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果がある
「だいこんおろし」の糖質は可食部100gあたり3gと、かなり低糖質です。糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇を引き起こす可能性がありますが、糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。特に糖尿病や血糖値の管理が必要な人にとっては、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
3. 食物繊維が多く腸内環境を改善する効果がある
「だいこんおろし」には可食部100gあたり5.1gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることができます。食物繊維が多い「だいこんおろし」は、健康的な食事に取り入れることで、腸の健康をサポートすることができます。
おすすめ:だいこんおろしのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
だいこんおろしに含まれる無機質の栄養を解説!
「だいこんおろし」の特徴
「だいこんおろし」は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. カルシウムが多い
「だいこんおろし」は、可食部100gあたりで63mgのカルシウムを含んでいます。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。カルシウムが多く含まれているため、骨や歯の健康をサポートする食材として適しています。
2. ヨウ素が多い
「だいこんおろし」には、可食部100gあたりで1μgのヨウ素が含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や成長にも関与しています。ヨウ素が多く含まれているため、甲状腺の健康をサポートする食材として適しています。
3. リンが低い
「だいこんおろし」には、可食部100gあたりで19mgのリンが含まれています。リンは骨や歯の主成分であり、エネルギー代謝にも関与しています。しかし、「だいこんおろし」のリンの含有量は低いため、リン制限が必要な方には適している食材と言えます。
以上のように、「だいこんおろし」はカルシウムやヨウ素が多く含まれており、リンは少ない特徴を持っています。これらの栄養素のバランスを考慮しながら、食事に取り入れることで健康をサポートすることができます。
だいこんおろしに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンは低い
「だいこんおろし」に含まれるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンの含有量は低いです。これらのビタミンはエネルギー代謝に関与し、体内の健康を維持するために必要な栄養素です。しかし、「だいこんおろし」にはこれらのビタミンが少ないため、他の食材から摂取する必要があります。
2. ビタミンB6、ビオチンは普通
一方で、「だいこんおろし」にはビタミンB6とビオチンが普通の量含まれています。ビタミンB6は血液や神経の健康維持に関与し、ビオチンは肌や髪の健康に重要な役割を果たします。これらのビタミンは「だいこんおろし」を摂取することで一部の必要量を補うことができます。
3. ビタミンCは多い
「だいこんおろし」にはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは抗酸化作用を持ち、免疫力を高める効果があります。また、コラーゲンの生成を促進し、肌の健康維持にも役立ちます。ビタミンCは他の食材からも摂取できますが、「だいこんおろし」を摂取することでビタミンCの必要量を一部補うことができます。
最後に、だいこんおろしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「だいこんおろし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 25 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 8.0 | g | |
└糖質 | 3.0 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.6 | g | かなり低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「だいこんおろし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 90.5 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「だいこんおろし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 30 | mg | 普通 |
カリウム | 190 | mg | 普通 |
カルシウム | 63 | mg | 多い |
マグネシウム | 23 | mg | 普通 |
リン | 19 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.06 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 1 | μg | 多い |
セレン | Tr | μg | 無し |
クロム | (0) | μg | 無し |
モリブデン | 2 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | (0) | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.07 | mg | 低い |
ビオチン | 0.4 | μg | 普通 |
ビタミンC | 7 | mg | 多い |
全体に対する割合18 %/硝酸イオン: 0.2 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
だいこんおろしと同じ野菜の野菜加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
茹でた枝豆 | 118 | 6.2 | 11.5 | 6.1 | 4.6 |
冷凍えだまめ | 143 | 5.6 | 13.0 | 7.6 | 7.3 |
グリンピースの水煮缶詰 | 82 | 13.8 | 3.6 | 0.4 | 6.9 |
じゅんさいの水煮びん詰 | 4 | 0 | 0.4 | 0 | 1.0 |
切干しだいこん | 280 | 51.3 | 9.7 | 0.8 | 21.3 |
たかなの葉 | 21 | 2.0 | 1.8 | 0.2 | 2.5 |
たけのこの水煮缶詰 | 22 | 2.6 | 2.7 | 0.2 | 2.3 |
めんま | 15 | 0.6 | 1.0 | 0.5 | 3.5 |
スイートコーンの缶詰 | 82 | 17.0 | 1.7 | 0.5 | 1.8 |
ホールトマト(食塩無添加) | 21 | 3.2 | 0.9 | 0.2 | 1.3 |
トマトジュース(食塩添加) | 15 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
べいなすの素揚げ | 177 | 5.1 | 1.0 | 17.0 | 1.8 |
にんじんジュース | 29 | 6.7 | 0.6 | 0.1 | 0.2 |
はくさいのキムチ | 27 | 2.7 | 2.3 | 0.1 | 2.2 |
ゆでブロッコリー | 30 | 2.3 | 3.9 | 0.4 | 4.3 |
切干しだいこんの油いため | 78 | 2.6 | 1.5 | 6.0 | 5.6 |
トマトジュース(食塩無添加) | 18 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩無添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
ナスの天ぷら | 165 | 11.5 | 1.6 | 14.0 | 1.9 |
にんじんグラッセ | 53 | 10.3 | 0.7 | 1.4 | 2.6 |
かんぴょうの甘煮 | 146 | 31.4 | 2.3 | 0.2 | 5.5 |
だいこんおろし | 25 | 3.0 | 0.6 | 0.2 | 5.1 |
だいこんおろし汁 | 12 | 2.7 | 0.3 | Tr | 0.1 |
甘酢れんこん | 66 | 14.2 | 0.6 | 0.2 | 2.3 |
冷凍ミックスベジタブル | 67 | 9.2 | 3.0 | 0.7 | 5.9 |
大根のいぶりがっこ | 76 | 13.9 | 1.1 | 0.3 | 7.1 |
電子レンジ加熱ブロッコリー | 56 | 8.4 | 5.7 | 0.7 | - |
野菜ジュース | 21 | 3.7 | 0.8 | 0.1 | 0.9 |
カットキャベツ | 15 | 1.9 | 1.1 | 0.1 | 1.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。