このページでは、野菜のグリンピースの水煮缶詰を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
グリンピースの水煮缶詰のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはグリンピースの水煮缶詰の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 82 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 19.7 | g | |
└糖質 | 13.8 | g | 普通 |
└食物繊維 | 6.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 3.6 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「(えんどう類) グリンピース 水煮缶詰」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、グリンピースの水煮缶詰がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
グリンピースの水煮缶詰はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
グリンピースの水煮缶詰とは?どんな食材?
グリンピースの水煮缶詰は、野菜加工品の一種です。グリンピースは、小さくて丸い形状を持ち、鮮やかな緑色が特徴です。水煮缶詰とは、食材を水で煮て缶詰にしたものであり、長期保存が可能です。グリンピースの水煮缶詰は、手軽に利用できるため、料理の際に便利な食材として利用されています。
グリンピースの水煮缶詰の特徴1:栄養価の高さ
グリンピースの水煮缶詰には、豊富な栄養素が含まれています。例えば、ビタミンCや食物繊維、カリウム、鉄分などが含まれており、健康に良い影響を与えることが知られています。また、低カロリーでありながら、飽和脂肪酸やコレステロールがほとんど含まれていないため、ダイエットや健康志向の方にもおすすめです。
グリンピースの水煮缶詰の特徴2:多様な料理への活用
グリンピースの水煮缶詰は、そのまま食べるだけでなく、様々な料理に活用することができます。例えば、サラダやスープ、炒め物、カレーなどに加えることで、食材の彩りや風味をプラスすることができます。また、缶詰なので保存が容易であり、いつでも手軽に利用することができます。
グリンピースの水煮缶詰の特徴3:使い勝手の良さ
グリンピースの水煮缶詰は、調理の手間を省くことができるため、忙しい日常生活においても重宝されています。缶詰のままでも食べられるため、急いでいる時や外出先でも手軽に利用することができます。また、缶詰なので長期保存が可能であり、常備食材として常にストックしておくことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はグリンピースの水煮缶詰がダイエットにどう役立つか説明します!
グリンピースの水煮缶詰はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでダイエットに適している
「グリンピースの水煮缶詰」は、可食部100gあたり82kcalと、比較的低カロリーです。ダイエット中の方やカロリー摂取を気にされている方にとっては、食事の一部として取り入れることで、カロリーコントロールがしやすくなります。また、他の食材と組み合わせることで、ボリューム感を出すこともできます。
2. 食物繊維が豊富で腸内環境を整える
「グリンピースの水煮缶詰」には、可食部100gあたり6.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進することで健康な消化をサポートします。食物繊維は満腹感を与えるため、食事の満足感を高めることもできます。
3. 栄養バランスが良く、健康的な食事に貢献する
「グリンピースの水煮缶詰」は、炭水化物、タンパク質、脂質、塩分のバランスが良く、健康的な食事に貢献します。炭水化物はエネルギー源となり、タンパク質は筋肉の合成や修復に必要な栄養素です。脂質は体内のビタミン吸収を助ける役割を果たし、塩分は体内の水分バランスを調整する役割があります。これらの栄養素をバランスよく摂取することで、健康的な食事を実現することができます。
以上のように、「グリンピースの水煮缶詰」は低カロリーでダイエットに適しており、食物繊維が豊富で腸内環境を整える効果があり、栄養バランスが良く健康的な食事に貢献する食材です。日常の食事に取り入れることで、健康維持やダイエットに役立てることができます。
おすすめ:グリンピースの水煮缶詰のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
グリンピースの水煮缶詰に含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが多い
グリンピースの水煮缶詰は、可食部100gあたりに330 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。そのため、塩分摂取を制限している方や高血圧の方は注意が必要です。
2. 鉄や銅、マンガンが多い
グリンピースの水煮缶詰には、鉄、銅、マンガンが豊富に含まれています。鉄は赤血球の生成に必要な栄養素であり、銅やマンガンは酵素の働きをサポートする役割を果たします。これらの栄養素は体内の代謝や免疫機能にも関与しており、健康な体作りに必要な成分です。
3. カリウムが低い
一方で、グリンピースの水煮缶詰にはカリウムが少ないことが特徴です。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要な栄養素です。カリウムの摂取が不足すると、筋力低下や疲労感の増加などの症状が現れる可能性があります。そのため、カリウムを十分に摂取するためには他の食材との組み合わせを考える必要があります。
以上のように、グリンピースの水煮缶詰はナトリウムが多く、鉄や銅、マンガンが豊富に含まれています。一方でカリウムは少ないため、バランスの良い食事を心掛ける必要があります。
グリンピースの水煮缶詰に含まれるビタミンを解説!
グリンピースの水煮缶詰に含まれるビタミンの特徴
ビタミンAの特徴
- レチノールとα-カロテンは含まれておらず、ビタミンAの供給源としては不適です。
- β-カロテンとβ-カロテン当量は200 μg含まれており、他の野菜加工品と比べて多い量です。
- レチノール活性当量は17 μg含まれており、普通の量です。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールとβ-トコフェロールは含まれておらず、ビタミンEの供給源としては不適です。
- γ-トコフェロールは2 mg含まれており、他の野菜加工品と比べて多い量です。
- δ-トコフェロールは含まれておらず、ビタミンEの多様性には欠けています。
ビタミンKの特徴
- ビタミンKは19 μg含まれており、他の野菜加工品と比べて多い量です。
- ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康維持にも重要です。
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸の特徴
- ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6は普通の量が含まれています。
- パントテン酸は0.69 mg含まれており、他の野菜加工品と比べて多い量です。
最後に、グリンピースの水煮缶詰の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「グリンピースの水煮缶詰」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 82 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 19.7 | g | |
└糖質 | 13.8 | g | 普通 |
└食物繊維 | 6.9 | g | 多い |
たんぱく質 | 3.6 | g | 低い |
脂質 | 0.4 | g | 低い |
「グリンピースの水煮缶詰」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 74.9 | g | 普通 |
有機酸 | 0.2 | g | 多い |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「グリンピースの水煮缶詰」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 330 | mg | 多い |
カリウム | 37 | mg | 低い |
カルシウム | 33 | mg | 普通 |
マグネシウム | 18 | mg | 普通 |
リン | 82 | mg | 普通 |
鉄 | 1.8 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.15 | mg | 多い |
マンガン | 0.30 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 200 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 200 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 17 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 2.0 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 19 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.2 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.69 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: みえんどう/液汁を除いたもの/硝酸イオン: (0) g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
グリンピースの水煮缶詰と同じ野菜の野菜加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
茹でた枝豆 | 118 | 6.2 | 11.5 | 6.1 | 4.6 |
冷凍えだまめ | 143 | 5.6 | 13.0 | 7.6 | 7.3 |
グリンピースの水煮缶詰 | 82 | 13.8 | 3.6 | 0.4 | 6.9 |
じゅんさいの水煮びん詰 | 4 | 0 | 0.4 | 0 | 1.0 |
切干しだいこん | 280 | 51.3 | 9.7 | 0.8 | 21.3 |
たかなの葉 | 21 | 2.0 | 1.8 | 0.2 | 2.5 |
たけのこの水煮缶詰 | 22 | 2.6 | 2.7 | 0.2 | 2.3 |
めんま | 15 | 0.6 | 1.0 | 0.5 | 3.5 |
スイートコーンの缶詰 | 82 | 17.0 | 1.7 | 0.5 | 1.8 |
ホールトマト(食塩無添加) | 21 | 3.2 | 0.9 | 0.2 | 1.3 |
トマトジュース(食塩添加) | 15 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
べいなすの素揚げ | 177 | 5.1 | 1.0 | 17.0 | 1.8 |
にんじんジュース | 29 | 6.7 | 0.6 | 0.1 | 0.2 |
はくさいのキムチ | 27 | 2.7 | 2.3 | 0.1 | 2.2 |
ゆでブロッコリー | 30 | 2.3 | 3.9 | 0.4 | 4.3 |
切干しだいこんの油いため | 78 | 2.6 | 1.5 | 6.0 | 5.6 |
トマトジュース(食塩無添加) | 18 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩無添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
ナスの天ぷら | 165 | 11.5 | 1.6 | 14.0 | 1.9 |
にんじんグラッセ | 53 | 10.3 | 0.7 | 1.4 | 2.6 |
かんぴょうの甘煮 | 146 | 31.4 | 2.3 | 0.2 | 5.5 |
だいこんおろし | 25 | 3.0 | 0.6 | 0.2 | 5.1 |
だいこんおろし汁 | 12 | 2.7 | 0.3 | Tr | 0.1 |
甘酢れんこん | 66 | 14.2 | 0.6 | 0.2 | 2.3 |
冷凍ミックスベジタブル | 67 | 9.2 | 3.0 | 0.7 | 5.9 |
大根のいぶりがっこ | 76 | 13.9 | 1.1 | 0.3 | 7.1 |
電子レンジ加熱ブロッコリー | 56 | 8.4 | 5.7 | 0.7 | - |
野菜ジュース | 21 | 3.7 | 0.8 | 0.1 | 0.9 |
カットキャベツ | 15 | 1.9 | 1.1 | 0.1 | 1.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。