このページでは、野菜の茹でた枝豆を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
茹でた枝豆のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは茹でた枝豆の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 118 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 8.9 | g | |
└糖質 | 6.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 4.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 11.5 | g | 普通 |
脂質 | 6.1 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、野菜分類に所属する正式名称「えだまめ ゆで」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、茹でた枝豆がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
茹でた枝豆はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
茹でた枝豆とは?どんな食材?
茹でた枝豆は、野菜の一種である枝豆を茹でた料理です。枝豆は大豆の未熟な豆のことで、豆の中には豊富な栄養素が含まれています。茹でることによって食べやすくなり、さらに風味も増します。
茹でた枝豆の特徴
茹でた枝豆は、緑色の豆がプチプチとした食感を持っています。茹でることによって豆の甘みが引き出され、口の中でほどよい歯ごたえを楽しむことができます。また、茹でた枝豆は塩を加えて調味することが一般的で、塩味と枝豆の風味が絶妙にマッチしています。
茹でた枝豆の使い方
茹でた枝豆は、そのままつまむだけで美味しく食べることができます。また、枝豆の皮をむいて料理に使うこともできます。例えば、枝豆を使ったサラダや炒め物、おにぎりの具としても活用することができます。茹でた枝豆は、夏の風物詩としても知られており、ビールのお供として人気があります。
以上、茹でた枝豆の説明でした。茹でた枝豆は、栄養価が高く美味しい食材であり、さまざまな料理に活用することができます。ぜひ、お試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は茹でた枝豆がダイエットにどう役立つか説明します!
茹でた枝豆はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある
茹でた枝豆は糖質が6.2gと低いため、血糖値の上昇を抑える効果があります。特に糖尿病や血糖値の管理が必要な方にとっては、血糖値を安定させる健康的な食事の一部として取り入れることができます。
2. 食物繊維が多く含まれており、腸内環境の改善に役立つ
茹でた枝豆には食物繊維が4.6g含まれており、腸内環境の改善に役立ちます。食物繊維は便通を促進し、腸内の善玉菌の増殖を助けるため、便秘や大腸がん予防にも効果的です。
3. タンパク質が豊富で、筋肉の形成や修復に貢献する
茹でた枝豆には11.5gのタンパク質が含まれており、筋肉の形成や修復に貢献します。特に運動をしている方や筋肉を増やしたい方にとっては、タンパク質の摂取は重要です。茹でた枝豆は肉や魚と比べて低脂肪でありながら、タンパク質を十分に摂ることができるため、健康的な食事に役立ちます。
以上のように、茹でた枝豆は糖質が低く、食物繊維が多く含まれており、またタンパク質も豊富です。血糖値の上昇を抑える効果や腸内環境の改善、筋肉の形成や修復に貢献するなど、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ぜひバランスの取れた食事に取り入れてみてください。
おすすめ:茹でた枝豆のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
茹でた枝豆に含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが低い
茹でた枝豆の可食部100gあたりのナトリウム含有量は2mgで、低いと言えます。ナトリウムは塩分の主成分であり、摂り過ぎると高血圧や体液バランスの乱れを引き起こす可能性があります。茹でた枝豆はナトリウムが低いため、塩分制限をしている方や健康を意識している方に適した食材と言えます。
2. カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンが多い
茹でた枝豆の可食部100gあたりには、カリウム490mg、カルシウム76mg、マグネシウム72mg、リン170mg、鉄2.5mg、亜鉛1.3mg、銅0.36mg、マンガン0.74mgが含まれています。これらの無機質は体内の機能を維持するために必要な栄養素であり、骨や歯の形成や神経伝達、酵素の働きに関与しています。茹でた枝豆はこれらの栄養素が多く含まれているため、健康的な食生活を送りたい方や栄養バランスを考える方におすすめの食材と言えます。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが無し
茹でた枝豆の可食部100gあたりにはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていません。これらは微量栄養素であり、体内で僅かしか必要とされない栄養素です。茹でた枝豆はこれらの栄養素が含まれていないため、これらの栄養素を摂りたい場合は他の食材との組み合わせやサプリメントを考慮する必要があります。
茹でた枝豆に含まれるビタミンを解説!
ビタミンA
茹でた枝豆に含まれるビタミンAは、レチノールは含まれていませんが、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。
ビタミンE
茹でた枝豆に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが普通量、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールが多く含まれています。
その他のビタミン
茹でた枝豆には、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビタミンCも多く含まれています。
なお、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチンは含まれていません。
最後に、茹でた枝豆の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「茹でた枝豆」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 118 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 8.9 | g | |
└糖質 | 6.2 | g | 低い |
└食物繊維 | 4.6 | g | 多い |
たんぱく質 | 11.5 | g | 普通 |
脂質 | 6.1 | g | 普通 |
「茹でた枝豆」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 50 | % | 特になし |
水分 | 72.1 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「茹でた枝豆」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2 | mg | 低い |
カリウム | 490 | mg | 多い |
カルシウム | 76 | mg | 多い |
マグネシウム | 72 | mg | 多い |
リン | 170 | mg | 多い |
鉄 | 2.5 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.3 | mg | 多い |
銅 | 0.36 | mg | 多い |
マンガン | 0.74 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 48 | μg | 多い |
└β-カロテン | 260 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 8 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 290 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 24 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.6 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 5.8 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 2.1 | mg | 多い |
ビタミンK | 33 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.24 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.13 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.0 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.45 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 15 | mg | 多い |
廃棄部位: さや/硝酸イオン: 0 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
茹でた枝豆と同じ野菜の野菜加工品ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
茹でた枝豆 | 118 | 6.2 | 11.5 | 6.1 | 4.6 |
冷凍えだまめ | 143 | 5.6 | 13.0 | 7.6 | 7.3 |
グリンピースの水煮缶詰 | 82 | 13.8 | 3.6 | 0.4 | 6.9 |
じゅんさいの水煮びん詰 | 4 | 0 | 0.4 | 0 | 1.0 |
切干しだいこん | 280 | 51.3 | 9.7 | 0.8 | 21.3 |
たかなの葉 | 21 | 2.0 | 1.8 | 0.2 | 2.5 |
たけのこの水煮缶詰 | 22 | 2.6 | 2.7 | 0.2 | 2.3 |
めんま | 15 | 0.6 | 1.0 | 0.5 | 3.5 |
スイートコーンの缶詰 | 82 | 17.0 | 1.7 | 0.5 | 1.8 |
ホールトマト(食塩無添加) | 21 | 3.2 | 0.9 | 0.2 | 1.3 |
トマトジュース(食塩添加) | 15 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
べいなすの素揚げ | 177 | 5.1 | 1.0 | 17.0 | 1.8 |
にんじんジュース | 29 | 6.7 | 0.6 | 0.1 | 0.2 |
はくさいのキムチ | 27 | 2.7 | 2.3 | 0.1 | 2.2 |
ゆでブロッコリー | 30 | 2.3 | 3.9 | 0.4 | 4.3 |
切干しだいこんの油いため | 78 | 2.6 | 1.5 | 6.0 | 5.6 |
トマトジュース(食塩無添加) | 18 | 3.3 | 0.7 | 0.1 | 0.7 |
ミックスジュース(食塩無添加) | 18 | 3.7 | 0.6 | 0 | 0.7 |
ナスの天ぷら | 165 | 11.5 | 1.6 | 14.0 | 1.9 |
にんじんグラッセ | 53 | 10.3 | 0.7 | 1.4 | 2.6 |
かんぴょうの甘煮 | 146 | 31.4 | 2.3 | 0.2 | 5.5 |
だいこんおろし | 25 | 3.0 | 0.6 | 0.2 | 5.1 |
だいこんおろし汁 | 12 | 2.7 | 0.3 | Tr | 0.1 |
甘酢れんこん | 66 | 14.2 | 0.6 | 0.2 | 2.3 |
冷凍ミックスベジタブル | 67 | 9.2 | 3.0 | 0.7 | 5.9 |
大根のいぶりがっこ | 76 | 13.9 | 1.1 | 0.3 | 7.1 |
電子レンジ加熱ブロッコリー | 56 | 8.4 | 5.7 | 0.7 | - |
野菜ジュース | 21 | 3.7 | 0.8 | 0.1 | 0.9 |
カットキャベツ | 15 | 1.9 | 1.1 | 0.1 | 1.9 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。