このページでは、肉のうずら肉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
うずら肉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはうずら肉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 194 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.5 | g | 多い |
脂質 | 12.9 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「<鳥肉類> うずら 肉 皮つき 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、うずら肉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
うずら肉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
うずら肉とは?どんな食材?
うずら肉とは、うずらという小鳥の肉のことを指します。日本では一般的に食べられており、その特徴は小さくて柔らかいことです。うずら肉は、鶏肉や牛肉と比べて脂肪分が少なく、ヘルシーな食材としても知られています。
うずら肉の特徴
うずら肉は、鶏肉や牛肉と比べて繊維が細かく、柔らかい食感があります。また、味わいも淡白であり、他の食材との相性が良いことが特徴です。さらに、うずら肉は栄養価が高く、たんぱく質やビタミンB群、鉄分などを含んでいます。
うずら肉の調理方法
うずら肉は、さまざまな調理方法で楽しむことができます。一般的な調理方法としては、焼く、煮る、炒めるなどがあります。焼く場合は、皮目をパリッと焼き、中は柔らかく仕上げると美味しさが引き立ちます。煮る場合は、スープや煮込み料理に加えることで、うずら肉の旨みが料理全体に広がります。炒める場合は、野菜と一緒に炒めることで、うずら肉の風味を引き立てることができます。
以上、うずら肉の特徴と調理方法について説明しました。うずら肉は、小さなサイズながら栄養価も高く、さまざまな料理に活用することができます。ぜひ、健康的で美味しいうずら肉をお試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はうずら肉がダイエットにどう役立つか説明します!
うずら肉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーでありながら高タンパク質
うずら肉は、カロリーが194kcalと平均的な食材に比べて比較的低いですが、タンパク質が20.5gと多く含まれています。タンパク質は体の代謝をサポートし、筋肉の修復や再生にも関与しています。そのため、うずら肉を摂取することで、低カロリーながらも満腹感を得ることができ、健康的な食事に役立ちます。
2. 糖質がかなり低い
うずら肉に含まれる糖質は3.8gで、かなり低いです。糖質の摂取量を抑えることは、血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖尿病の予防や体重管理にも効果的です。また、低糖質の食材を選ぶことで、食事における糖質のバランスを調整することができます。
3. 脂質が多いが塩分は低い
うずら肉には脂質が12.9g含まれており、多いと言えます。しかし、塩分は0.1gと低いです。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。一方、塩分の摂りすぎも健康に悪影響を与えることが知られています。うずら肉は脂質が多いですが、塩分が低いため、バランスの取れた食事に組み込むことができます。
以上のように、うずら肉は低カロリーでありながら高タンパク質であるため、満腹感を得ながら健康的な食事を実現することができます。また、糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑えることができ、糖尿病や体重管理にも役立ちます。さらに、脂質が多いものの塩分が低いため、バランスの取れた食事に組み込むことができます。健康的な食事を実現するために、うずら肉を積極的に取り入れてみてください。
おすすめ:うずら肉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
うずら肉に含まれる無機質の栄養を解説!
1. 鉄分が多い
うずら肉は、可食部100gあたりに2.9mgの鉄分を含んでいます。鉄分は赤血球の生成や酸素の運搬に重要な役割を果たす栄養素です。鉄分が不足すると貧血のリスクが高まるため、うずら肉は鉄分補給に適した食材と言えます。
2. ナトリウムやカリウムが含まれる
うずら肉には、可食部100gあたりに35mgのナトリウムと280mgのカリウムが含まれています。ナトリウムは体液のバランスを保つために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧の原因になる可能性があります。一方、カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な働きに関与しています。うずら肉は、適度なナトリウムとカリウムのバランスを提供する食材と言えます。
3. 亜鉛や銅などのミネラルが含まれる
うずら肉には、可食部100gあたりに0.8mgの亜鉛と0.11mgの銅が含まれています。亜鉛は免疫力の向上や細胞の成長に関与する重要な栄養素です。また、銅は酵素の働きを助ける役割を果たし、鉄分の吸収を促進する働きもあります。うずら肉は、亜鉛や銅などのミネラルを摂取するのに適した食材と言えます。
以上のように、うずら肉は鉄分が多く、ナトリウムやカリウムのバランスが良い食材です。さらに、亜鉛や銅などのミネラルも含まれており、バランスの取れた栄養を摂取することができます。食事のバリエーションを増やすために、うずら肉を取り入れてみるのも良いでしょう。
うずら肉に含まれるビタミンを解説!
「うずら肉」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAはレチノールが多く含まれています。
うずら肉に含まれるビタミンAは、レチノールの形で45 μg含まれています。レチノールはビタミンAの一種であり、視力の維持や免疫機能の向上に役立ちます。うずら肉は他の肉と比べてビタミンAが豊富に含まれているため、ビタミンAを摂取したい方におすすめです。
2. ビタミンDも多く含まれています。
うずら肉にはビタミンDが0.1 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートする役割があります。うずら肉は他の肉と比べてビタミンDが多く含まれているため、骨の健康を保ちたい方におすすめです。
3. ビタミンKも豊富に含まれています。
うずら肉にはビタミンKが53 μg含まれています。ビタミンKは血液の凝固を促進し、骨の健康をサポートする役割があります。うずら肉は他の肉と比べてビタミンKが多く含まれているため、血液の凝固や骨の健康を気にされる方におすすめです。
以上の特徴から、うずら肉はビタミンA、ビタミンD、ビタミンKが豊富に含まれていることがわかります。これらのビタミンはそれぞれの役割があり、健康維持に重要な役割を果たします。うずら肉を摂取することで、これらのビタミンを効果的に摂取することができます。
最後に、うずら肉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「うずら肉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 194 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 20.5 | g | 多い |
脂質 | 12.9 | g | 多い |
「うずら肉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 65.4 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | 120 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「うずら肉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 35 | mg | 普通 |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 15 | mg | 普通 |
マグネシウム | 27 | mg | 普通 |
リン | 100 | mg | 普通 |
鉄 | 2.9 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.11 | mg | 普通 |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 45 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | Tr | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 45 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.8 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 53 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.12 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.50 | mg | 多い |
ナイアシン | 5.8 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.53 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0.7 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.85 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
うずら肉と同じ肉のいろいろな肉ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
猪肉 | 249 | 3.8 | 18.8 | 19.8 | (0) |
猪豚肉 | 275 | 3.2 | 18.1 | 24.1 | (0) |
うざぎ肉 | 131 | 4.1 | 20.5 | 6.3 | (0) |
馬刺し肉 | 102 | 3.1 | 20.1 | 2.5 | (0) |
くじら肉 | 100 | 4.5 | 24.1 | 0.4 | (0) |
鹿肉 | 102 | 4.5 | 22.3 | 1.5 | (0) |
羊肉・混合プレスハム | 100 | 3.7 | 14.4 | 4.1 | (0) |
羊肉(マトン)ロース 脂身つき 生 | 192 | 0 | 19.3 | 15.0 | (0) |
羊肉(マトン)もも 脂身つき 生 | 205 | 3.4 | 18.8 | 15.3 | (0) |
羊肉(ラム肉)肩 | 214 | 4.1 | 17.1 | 17.1 | (0) |
羊肉(ラム肉)ロース | 287 | 5.9 | 15.6 | 25.9 | (0) |
羊肉(ラム肉)もも | 164 | 1.4 | 20.0 | 12.0 | (0) |
山羊肉 | 99 | 3.8 | 21.9 | 1.5 | (0) |
合鴨肉 | 304 | 2.7 | 14.2 | 29.0 | (0) |
アヒル肉 | 237 | 5.0 | 14.9 | 19.8 | (0) |
うずら肉 | 194 | 3.8 | 20.5 | 12.9 | (0) |
鴨肉 | 118 | 4.7 | 23.6 | 3.0 | (0) |
キジ肉 | 101 | 3.7 | 23.0 | 1.1 | (0) |
七面鳥 | 99 | 4.0 | 23.5 | 0.7 | (0) |
スズメ肉 | 114 | 1.4 | 18.1 | 5.9 | (0) |
鳩肉 | 131 | 3.8 | 21.8 | 5.1 | (0) |
フォアグラ | 470 | 4.2 | 8.3 | 49.9 | (0) |
ほろほろちょう | 98 | 3.6 | 22.5 | 1.0 | (0) |
いなごのつくだ煮 | 243 | 33.1 | 26.3 | 1.4 | (0) |
かえる肉 | 92 | 0.5 | 22.3 | 0.4 | (0) |
すっぽん肉 | 175 | 1.9 | 16.4 | 13.4 | (0) |
はちの子缶詰 | 239 | 30.6 | 16.2 | 7.2 | (0) |
アヒル肉(皮なし) | 94 | 3.0 | 20.1 | 2.2 | (0) |
アヒルの皮 | 448 | 7.9 | 7.3 | 45.8 | (0) |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。