七面鳥のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

七面鳥のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは七面鳥の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	99	Kcal	やや低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.0	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	23.5	g	多い
脂質	0.7	g	低い
食塩相当量	0.1	mg	低い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「＜鳥肉類＞　しちめんちょう　肉　皮なし　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、七面鳥がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

七面鳥はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

七面鳥とは？どんな食材？

七面鳥（しちめんちょう）は、鳥の一種であり、肉として食べられる食材です。世界中で広く食べられており、特にクリスマスや感謝祭などの特別なイベントで人気があります。

七面鳥の特徴

七面鳥の特徴は、その大きさと赤身の肉です。成長すると体長が約1メートル以上にもなり、体重も20キログラム以上に達することがあります。また、七面鳥の肉は鶏肉に比べて赤身が多く、脂肪分が少ないのが特徴です。

七面鳥の利用方法

七面鳥は、さまざまな料理に利用されます。丸ごと焼いたり、切り分けてローストしたり、グリルしたりすることが一般的です。また、ミンチにしてハンバーグやミートボールにしたり、スライスしてサンドイッチの具材にしたりすることもあります。七面鳥の肉は、柔らかくて風味豊かなので、様々な料理に幅広く活用することができます。

七面鳥はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーでダイエットに適している

七面鳥は可食部100gあたりのカロリーが99kcalとやや低いです。この低カロリーな特徴は、ダイエットや体重管理を目指す方にとって非常に役立ちます。七面鳥を適切な量で摂取することで、カロリーコントロールを行いながら満腹感を得ることができます。

2. 高タンパク質で筋肉の形成に貢献する

七面鳥は可食部100gあたりのタンパク質が23.5gと多いです。タンパク質は筋肉の主要な構成要素であり、体内の修復や再生にも関与しています。七面鳥の高タンパク質は、筋肉の形成や維持に重要な役割を果たし、運動やトレーニングを行う方に特に有益です。

3. 低脂質で心血管の健康をサポートする

七面鳥は可食部100gあたりの脂質が0.7gと低いです。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰な摂取は心血管疾患のリスクを高める可能性があります。七面鳥の低脂質な特徴は、心血管の健康をサポートするためにバランスの取れた食事を心がける方に適しています。

おすすめ：七面鳥のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

七面鳥に含まれる無機質の栄養を解説！

1. 低カルシウム

七面鳥は、可食部100gあたりのカルシウム含有量が8 mgと低いです。カルシウムは骨や歯の形成に重要な栄養素であり、不足すると骨粗鬆症や歯のトラブルのリスクが高まります。そのため、カルシウムを十分に摂取するためには、七面鳥と一緒にカルシウムの多い食材を摂ることが必要です。

2. 普通のミネラルバランス

七面鳥は、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンのミネラルバランスが普通です。これらのミネラルは、体内の様々な機能に関与しており、健康維持に重要な役割を果たしています。七面鳥を摂取することで、これらのミネラルをバランスよく摂ることができます。

3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが無し

七面鳥には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていません。これらの栄養素は、体内の代謝や免疫機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。したがって、これらの栄養素を摂取するためには、他の食材との組み合わせが必要です。

七面鳥に含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンDの含有量は多い

七面鳥には、ビタミンDが0.1 μg含まれています。ビタミンDは日光によっても生成されるため、他の食品ではなかなか摂取しにくい栄養素です。しかし、七面鳥には多く含まれており、ビタミンDの補給に適しています。

2. ビタミンKの含有量は多い

七面鳥には、ビタミンKが18 μg含まれています。ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康維持にも重要です。七面鳥を摂取することで、ビタミンKを効果的に摂ることができます。

3. ビタミンB群の含有量は多い

七面鳥には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸が多く含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。七面鳥を摂取することで、これらのビタミンB群を効率的に摂ることができます。

以上のように、七面鳥はビタミンDやビタミンK、ビタミンB群の含有量が多い特徴があります。これらの栄養素は私たちの健康に欠かせないものであり、七面鳥を食べることでバランスの取れた栄養摂取が可能となります。

「七面鳥」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	99	Kcal	やや低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.0	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	23.5	g	多い
脂質	0.7	g	低い
「七面鳥」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	74.6	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.1	g	普通
コレステロール	62	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「七面鳥」のビタミン・無機質等
ナトリウム	37	mg	普通
カリウム	190	mg	普通
カルシウム	8	mg	低い
マグネシウム	29	mg	普通
リン	140	mg	普通
鉄	1.1	mg	普通
亜鉛	0.8	mg	普通
銅	0.05	mg	普通
マンガン	0.02	mg	普通
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	Tr	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	Tr	μg	無し
└レチノール活性当量	Tr	μg	無し
ビタミンD	0.1	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	Tr	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	18	μg	多い
ビタミンB1	0.07	mg	普通
ビタミンB2	0.24	mg	多い
ナイアシン	7.0	mg	多い
ビタミンB6	0.72	mg	多い
ビタミンB12	0.6	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.51	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	2	mg	普通

皮下脂肪を除いたもの

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

七面鳥と同じ肉のいろいろな肉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
猪肉	249	3.8	18.8	19.8	(0)
猪豚肉	275	3.2	18.1	24.1	(0)
うざぎ肉	131	4.1	20.5	6.3	(0)
馬刺し肉	102	3.1	20.1	2.5	(0)
くじら肉	100	4.5	24.1	0.4	(0)
鹿肉	102	4.5	22.3	1.5	(0)
羊肉・混合プレスハム	100	3.7	14.4	4.1	(0)
羊肉（マトン）ロース 脂身つき 生	192	0	19.3	15.0	(0)
羊肉（マトン）もも 脂身つき 生	205	3.4	18.8	15.3	(0)
羊肉（ラム肉）肩	214	4.1	17.1	17.1	(0)
羊肉（ラム肉）ロース	287	5.9	15.6	25.9	(0)
羊肉（ラム肉）もも	164	1.4	20.0	12.0	(0)
山羊肉	99	3.8	21.9	1.5	(0)
合鴨肉	304	2.7	14.2	29.0	(0)
アヒル肉	237	5.0	14.9	19.8	(0)
うずら肉	194	3.8	20.5	12.9	(0)
鴨肉	118	4.7	23.6	3.0	(0)
キジ肉	101	3.7	23.0	1.1	(0)
七面鳥	99	4.0	23.5	0.7	(0)
スズメ肉	114	1.4	18.1	5.9	(0)
鳩肉	131	3.8	21.8	5.1	(0)
フォアグラ	470	4.2	8.3	49.9	(0)
ほろほろちょう	98	3.6	22.5	1.0	(0)
いなごのつくだ煮	243	33.1	26.3	1.4	(0)
かえる肉	92	0.5	22.3	0.4	(0)
すっぽん肉	175	1.9	16.4	13.4	(0)
はちの子缶詰	239	30.6	16.2	7.2	(0)
アヒル肉（皮なし）	94	3.0	20.1	2.2	(0)
アヒルの皮	448	7.9	7.3	45.8	(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。