このページでは合いびきハンバーグのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
合いびきハンバーグのカロリーは197kcal(100gあたり)!これってどうなの?
合いびきハンバーグの可食部100gあたりのカロリーは、197kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中620位です。これは多い順にすると上位38%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「料理」ジャンルので合いびきハンバーグのカロリーを評価すると、55件中15位です。これは上位から27%に位置するカロリーで、評価は「高い」となります。
カロリー | 197Kcal |
全体での評価 | 620位 / 1592件中(上位38%…平均的) |
「料理」ジャンル内での評価 | 15位 / 55件中(上位27%…高い) |
合いびきハンバーグはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ合いびきハンバーグのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
合いびきハンバーグのカロリーは平均的な理由
合いびきハンバーグは、洋風料理の一つであり、可食部100gあたりのカロリーは197kcalです。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」と評価されています。なぜなら、合いびきハンバーグは栄養バランスが良く、様々な栄養素を含んでいるからです。
栄養データの詳細
合いびきハンバーグの栄養データを見てみると、糖質は11.6gで「低い」と評価されています。糖質が低いことは、血糖値の急上昇を抑える効果があります。また、食物繊維は1.1gで「普通」と評価されています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進する役割を果たします。
さらに、合いびきハンバーグはタンパク質が13.4gで「多い」と評価されています。タンパク質は身体の成長や修復に必要な栄養素であり、筋肉の形成にも関与します。また、脂質は12.2gで「多い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な役割を果たし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きもあります。
まとめ
以上の栄養データを考慮すると、合いびきハンバーグは栄養バランスが良く、様々な栄養素を含んでいます。カロリーは平均的であり、糖質は低く、食物繊維は普通、タンパク質と脂質は多いです。このような栄養素のバランスが整っているため、合いびきハンバーグのカロリーは平均的と評価されています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「合いびきハンバーグ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (11.6)g | 4 | 46.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (1.1)g | 2 | 2.2kcal |
たんぱく質 | (13.4)g | 4 | 53.6kcal |
脂質 | (12.2)g | 9 | 109.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「合いびきハンバーグ」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、109.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
合いびきハンバーグは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
合いびきハンバーグは、低糖質ダイエットに使える?
合いびきハンバーグは、洋風料理の一つで、多くの人に親しまれています。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、糖質量が気になるポイントです。そこで、今回は合いびきハンバーグの糖質量について考えてみたいと思います。
合いびきハンバーグの糖質量は11.6g
合いびきハンバーグの糖質量は、なんと11.6gです。これは、一般的なハンバーグと比べると控えめな数値です。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、この数値は嬉しいかもしれません。
合いびきハンバーグは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
しかし、合いびきハンバーグは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな料理と言えます。なぜなら、合いびきハンバーグはパン粉や玉ねぎ、ケチャップなどを使用して作られることが多いからです。これらの材料には糖質が含まれており、糖質制限をしている方にとっては注意が必要です。
糖質量は控えめ
ただし、合いびきハンバーグの糖質量は、他の料理と比べると控えめです。糖質制限をしている方でも、適量ならば摂取することができるかもしれません。
まとめ
合いびきハンバーグは、低糖質ダイエットに使える料理ではありますが、どちらかというと不向きと言えます。糖質量は控えめではありますが、パン粉や玉ねぎ、ケチャップなどの材料には糖質が含まれているため、注意が必要です。糖質制限をしている方は、他の低糖質な料理を選ぶことをおすすめします。
合いびきハンバーグは、低脂質ダイエットに使える!?
合いびきハンバーグは、低脂質ダイエットに不向き
合いびきハンバーグは、洋風料理の一つであり、多くの人々に親しまれています。しかし、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、注意が必要な料理と言えます。なぜなら、合いびきハンバーグには12.2gもの脂質が含まれているからです。
脂質の摂取量を抑えたい方には不向き
低脂質ダイエットを行う際には、脂質の摂取量を抑えることが重要です。しかし、合いびきハンバーグはそのままでは低脂質とは言えません。一般的な合いびきハンバーグの脂質含有量は12.2gであり、これは1日に摂取するべき脂質の量を考えると、かなり高い数値です。
他の低脂質な食材を選ぶべき
低脂質ダイエットを行う場合には、合いびきハンバーグのような高脂質な食材は避けるべきです。代わりに、鶏胸肉や白身魚、豆腐など、低脂質な食材を選ぶことが重要です。これらの食材は脂質の摂取量を抑えながら、必要な栄養素を摂取することができます。
合いびきハンバーグを低脂質にする方法
もし合いびきハンバーグを食べたい場合には、いくつかの工夫をすることで脂質の摂取量を抑えることができます。例えば、合いびき肉の代わりに、鶏ひき肉や豆腐を使用することで、脂質の摂取量を減らすことができます。また、パン粉や卵の量を減らし、野菜の割合を増やすことも有効です。
まとめ
合いびきハンバーグは、低脂質ダイエットを目指す方にとっては不向きな料理です。そのままの状態では脂質の摂取量が高く、代わりに他の低脂質な食材を選ぶことが重要です。もし合いびきハンバーグを食べたい場合には、合いびき肉の代わりに鶏ひき肉や豆腐を使用し、パン粉や卵の量を減らすなどの工夫をすることで、脂質の摂取量を抑えることができます。低脂質ダイエットを成功させるためには、食材の選択と調理方法に注意することが大切です。
最後に、合いびきハンバーグの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「合いびきハンバーグ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 197 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (10.0) | g | |
└糖質 | (11.6) | g | 低い |
└食物繊維 | (1.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (13.4) | g | 多い |
脂質 | (12.2) | g | 多い |
「合いびきハンバーグ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (62.8) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.6) | g | 普通 |
コレステロール | (47) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.9) | mg | 普通 |
アルコール | 0 | g | 無し |
「合いびきハンバーグ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (340) | mg | 多い |
カリウム | (280) | mg | 普通 |
カルシウム | (29) | mg | 普通 |
マグネシウム | (23) | mg | 普通 |
リン | (110) | mg | 普通 |
鉄 | (1.3) | mg | 普通 |
亜鉛 | (2.4) | mg | 多い |
銅 | (0.09) | mg | 普通 |
マンガン | (0.14) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (9) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 普通 |
モリブデン | (1) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (11) | μg | 多い |
└α-カロテン | (28) | μg | 多い |
└β-カロテン | (69) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (84) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (18) | μg | 普通 |
ビタミンD | (0.2) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.6) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (1.0) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.2) | mg | 多い |
ビタミンK | (7) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.23) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.15) | mg | 普通 |
ナイアシン | (3.0) | mg | 多い |
ビタミンB6 | (0.20) | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0.5) | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.71) | mg | 多い |
ビオチン | (2.5) | μg | 普通 |
ビタミンC | (2) | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
合いびきハンバーグと同じ料理の洋風料理ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ビーフカレー | 119 | (7.9) | (2.4) | (9.0) | (0.9) |
えびグラタン | 128 | (12.3) | (5.5) | (6.9) | (0.9) |
コーンクリームスープ 粉末タイプ | 425 | 67.4 | 8.1 | 13.7 | - |
コーンクリームスープ コーンクリームスープ | 62 | (8.3) | (1.7) | (2.6) | (0.6) |
コロッケ クリームコロッケ(冷凍) | 159 | 20.9 | 4.7 | 6.3 | - |
コロッケ ポテトコロッケ(冷凍) | 157 | 27.4 | 4.6 | 4.9 | - |
いかフライ(冷凍) | 146 | 21.4 | 10.6 | 2.0 | - |
えびフライ(冷凍) | 139 | 20.3 | 10.2 | 1.9 | - |
白身フライ(冷凍) | 148 | 19.3 | 11.6 | 2.7 | - |
シチュー類 ビーフシチュー | 153 | (7.5) | (4.1) | (12.6) | (0.7) |
えびピラフ | 146 | (29.4) | (3.3) | (2.3) | (1.2) |
ミートボール | 199 | (14.3) | (10.2) | (12.5) | (1.3) |
メンチカツ(冷凍) | 196 | 23.0 | 9.9 | 7.2 | - |
ポテトコロッケ | 226 | (24.6) | (5.3) | (12.6) | (2.0) |
いかフライ | 227 | (22.6) | (13.3) | (11.3) | (0.9) |
えびフライ | 236 | (22.7) | (15.9) | (11.6) | (1.0) |
白身フライ | 299 | 15.9 | 9.7 | 21.8 | - |
メンチカツ | 273 | (19.3) | (10.7) | (18.7) | (1.7) |
チキンカレー | 131 | (7.8) | (5.6) | (8.8) | (1.2) |
ポークカレー | 116 | (7.7) | (2.8) | (8.6) | (0.9) |
かぼちゃのクリームスープ | 73 | (9.4) | (1.5) | (3.9) | (1.3) |
カニクリームコロッケ | 255 | (22.4) | (5.1) | (17.1) | (1.0) |
コーンクリームコロッケ | 245 | (23.4) | (5.1) | (16.0) | (1.4) |
シチュー類 チキンシチュー | 124 | (7.5) | (6.2) | (8.0) | (1.2) |
合いびきハンバーグ | 197 | (11.6) | (13.4) | (12.2) | (1.1) |
チキンハンバーグ | 171 | (9.9) | (12.6) | (10.2) | (1.0) |
豆腐ハンバーグ | 142 | (8.8) | (9.9) | (9.2) | (1.3) |
かきフライ | 289 | 26.8 | 8.9 | 18 | 2.3 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。