このページでは、料理のいかフライ(冷凍)を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
いかフライ(冷凍)のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはいかフライ(冷凍)の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 146 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 21.4 | g | |
└糖質 | 21.4 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 10.6 | g | 普通 |
脂質 | 2.0 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、料理分類に所属する正式名称「洋風料理 フライ用冷凍食品 いかフライ 冷凍」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、いかフライ(冷凍)がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
いかフライ(冷凍)はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:サントリー
いかフライ(冷凍)とは?どんな食材?
いかフライ(冷凍)は、洋風料理の一つであり、主にイカを使用した料理です。この料理は、イカの身をフライパンや揚げ物で加熱し、衣をつけて揚げることで作られます。冷凍されたいかフライは、市販されており、調理する際には解凍してから使用します。
いかフライ(冷凍)の特徴
いかフライ(冷凍)の特徴は、以下の3つです。
1. イカの食感:いかフライは、イカの身が柔らかく、噛むとほんのりとした甘みが広がります。食感はプリプリとしており、食べ応えがあります。
2. 衣のサクサク感:いかフライの衣は、パン粉や小麦粉を使用して作られており、揚げることでサクサクとした食感に仕上がります。衣の香ばしさとイカの食感の組み合わせが特徴です。
3. 冷凍の利便性:いかフライは冷凍されて販売されているため、いつでも手軽に調理することができます。冷凍保存されているため、長期間保存が可能であり、食材の鮮度を保つことができます。
いかフライ(冷凍)の使い方
いかフライ(冷凍)の使い方は、以下のようになります。
1. 解凍:冷凍されたいかフライを解凍します。解凍方法は、冷蔵庫での自然解凍や水での解凍などが一般的です。解凍後、水分をよく拭き取っておきます。
2. 調理方法:解凍したいかフライをフライパンや揚げ物で加熱します。油で揚げる場合は、中温から高温で揚げることで、衣がサクサクと仕上がります。
3. 盛り付け:いかフライが完成したら、お皿に盛り付けます。好みに応じて、ソースやレモンを添えることで、より一層の味わいを楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はいかフライ(冷凍)がダイエットにどう役立つか説明します!
いかフライ(冷凍)はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キューピー3分クッキング
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
「いかフライ(冷凍)」は可食部100gあたり146kcalと、比較的低いカロリー量です。ダイエット中の方やカロリー制限をしている方にとって、健康的な食事に役立つ食材と言えます。また、低カロリーながらもタンパク質を含んでおり、食事の満足感を得ることができます。
2. 糖質が普通であり、血糖値の上昇を抑える効果がある
「いかフライ(冷凍)」の糖質は可食部100gあたり21.4gで、普通の範囲です。糖質の摂取量が多いと血糖値が急激に上昇し、インスリンの分泌が増えてしまいますが、この食材は血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値のコントロールが必要な方や糖尿病の方にとっては、健康的な食事に取り入れることができるでしょう。
3. 脂質が普通であり、健康な脂肪摂取が可能
「いかフライ(冷凍)」の脂質は可食部100gあたり2gで、普通の範囲に収まっています。脂質は体に必要な栄養素ですが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。この食材は脂質を適度に摂取することができ、健康な食事に役立つと言えます。特に、心臓病や高血圧のリスクがある方にとっては、心配することなく摂取することができるでしょう。
おすすめ:いかフライ(冷凍)のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
いかフライ(冷凍)に含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Nadia
1. ナトリウムが多い
いかフライ(冷凍)は、可食部100gあたりに300 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。そのため、ナトリウムを制限している方や塩分摂取に注意が必要な方には注意が必要です。
2. ミネラルのバランスが普通
いかフライ(冷凍)に含まれるカリウム、カルシウム、リン、鉄の量は、可食部100gあたり180 mg、16 mg、110 mg、0.4 mgと普通の範囲です。これらのミネラルは、体内の機能維持や健康維持に重要な役割を果たしています。いかフライ(冷凍)は、これらのミネラルを適度な量で摂取することができる食材と言えます。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが多い
一方、いかフライ(冷凍)には、可食部100gあたり4 μgのヨウ素、25 μgのセレン、3 μgのクロム、6 μgのモリブデンが含まれています。これらのミネラルは、体内の代謝や免疫機能の維持に関与しています。特にヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、不足すると甲状腺機能低下症などの病気のリスクが高まります。いかフライ(冷凍)は、これらのミネラルを多く含んでいるため、バランスの良い食事を摂る上で有益な食材と言えます。
いかフライ(冷凍)に含まれるビタミンを解説!
引用元:サントリー
「いかフライ(冷凍)」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は3 μgで、多いと言えます。
- α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgで、含まれていません。
- レチノール活性当量は3 μgで、普通の範囲と言えます。
2. ビタミンB1の特徴
- ビタミンB1の含有量は0.1 mgで、普通の範囲と言えます。
3. その他のビタミンの含有量
- ナイアシンの含有量は1.9 mgで、多いと言えます。
- ビオチンの含有量は2.7 μgで、多いと言えます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はいかフライ(冷凍)の使用例としてレシピをご紹介します。
いかフライ(冷凍)を使ったレシピ4選!
#1 いかフライマヨネーズサラダ仕立て
いか、片栗粉、こしょう、小麦粉、ベーキングパウダー、サラダ油、ソース、マヨネーズ、コンデンスミルク、等
イカフライを野菜と一緒にマヨネーズベースのソースで和えていただくレシピ。シャキシャキとしたフレッシュな野菜と、サクサクのイカフライがマッチして美味しい。…
レシピを見る#2 いかフライ
するめいか、小麦粉、パン粉、レモン
柔らかく仕上げた、シンプルなイカを使ったレシピ。定番のリング状ではなく、隠し包丁を入れることでより食べやすくしてあります。…
レシピを見る#3 罪悪感ナシで超ヘルシー!『ほぼお好み焼き風きゃべつ』
千切りキャベツ、いかフライ、マヨネーズ、お好みソース、かつお節、青のり、顆粒和風出汁
千切りキャベツをつかったお好み焼き風のレシピ。千切りキャベツの上に半熟の卵をかけ、お好み焼き風に味付けするという斬新なアイディア。…
レシピを見る#4 いかリングコーンフライ
いか(胴の部分)、小麦粉、コーンミール、揚げ油(グレープシードオイル)、ルッコラ、レモン
コーンミールの衣で揚げる「イカリング」のレシピ。原材料のとうもろこしのほんのり甘みと細かい粒が特徴のコーンミールで揚げるいかフライ。…
レシピを見る最後に、いかフライ(冷凍)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「いかフライ(冷凍)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 146 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 21.4 | g | |
└糖質 | 21.4 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 10.6 | g | 普通 |
脂質 | 2.0 | g | 普通 |
「いかフライ(冷凍)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 64.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「いかフライ(冷凍)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 300 | mg | 多い |
カリウム | 180 | mg | 普通 |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | - | mg | 無し |
リン | 110 | mg | 普通 |
鉄 | 0.4 | mg | 普通 |
亜鉛 | - | mg | 無し |
銅 | - | mg | 無し |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | 4 | μg | 多い |
セレン | 25 | μg | 多い |
クロム | 3 | μg | 多い |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 3 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | Tr | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 1.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 2.7 | μg | 多い |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
フライ前の食品を冷凍したもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
いかフライ(冷凍)と同じ料理の洋風料理ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ビーフカレー | 119 | (7.9) | (2.4) | (9.0) | (0.9) |
えびグラタン | 128 | (12.3) | (5.5) | (6.9) | (0.9) |
コーンクリームスープ 粉末タイプ | 425 | 67.4 | 8.1 | 13.7 | - |
コーンクリームスープ コーンクリームスープ | 62 | (8.3) | (1.7) | (2.6) | (0.6) |
コロッケ クリームコロッケ(冷凍) | 159 | 20.9 | 4.7 | 6.3 | - |
コロッケ ポテトコロッケ(冷凍) | 157 | 27.4 | 4.6 | 4.9 | - |
いかフライ(冷凍) | 146 | 21.4 | 10.6 | 2.0 | - |
えびフライ(冷凍) | 139 | 20.3 | 10.2 | 1.9 | - |
白身フライ(冷凍) | 148 | 19.3 | 11.6 | 2.7 | - |
シチュー類 ビーフシチュー | 153 | (7.5) | (4.1) | (12.6) | (0.7) |
えびピラフ | 146 | (29.4) | (3.3) | (2.3) | (1.2) |
ミートボール | 199 | (14.3) | (10.2) | (12.5) | (1.3) |
メンチカツ(冷凍) | 196 | 23.0 | 9.9 | 7.2 | - |
ポテトコロッケ | 226 | (24.6) | (5.3) | (12.6) | (2.0) |
いかフライ | 227 | (22.6) | (13.3) | (11.3) | (0.9) |
えびフライ | 236 | (22.7) | (15.9) | (11.6) | (1.0) |
白身フライ | 299 | 15.9 | 9.7 | 21.8 | - |
メンチカツ | 273 | (19.3) | (10.7) | (18.7) | (1.7) |
チキンカレー | 131 | (7.8) | (5.6) | (8.8) | (1.2) |
ポークカレー | 116 | (7.7) | (2.8) | (8.6) | (0.9) |
かぼちゃのクリームスープ | 73 | (9.4) | (1.5) | (3.9) | (1.3) |
カニクリームコロッケ | 255 | (22.4) | (5.1) | (17.1) | (1.0) |
コーンクリームコロッケ | 245 | (23.4) | (5.1) | (16.0) | (1.4) |
シチュー類 チキンシチュー | 124 | (7.5) | (6.2) | (8.0) | (1.2) |
合いびきハンバーグ | 197 | (11.6) | (13.4) | (12.2) | (1.1) |
チキンハンバーグ | 171 | (9.9) | (12.6) | (10.2) | (1.0) |
豆腐ハンバーグ | 142 | (8.8) | (9.9) | (9.2) | (1.3) |
かきフライ | 289 | 26.8 | 8.9 | 18 | 2.3 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。