このページでは、料理の合いびきハンバーグを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
合いびきハンバーグのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは合いびきハンバーグの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 197 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (10.0) | g | |
└糖質 | (11.6) | g | 低い |
└食物繊維 | (1.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (13.4) | g | 多い |
脂質 | (12.2) | g | 多い |
食塩相当量 | (0.9) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、料理分類に所属する正式名称「洋風料理 ハンバーグステーキ類 合いびきハンバーグ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、合いびきハンバーグがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
合いびきハンバーグはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
合いびきハンバーグとは?どんな食材?
合いびきハンバーグは、洋風料理の一つであり、主に牛肉や豚肉、玉ねぎなどを合いびきにして作られる料理です。その他にも、パン粉や卵、調味料などが使用されます。
合いびきハンバーグに使用される食材
合いびきハンバーグに使用される主な食材は以下の通りです。
1. 牛肉:合いびきハンバーグのベースとなる肉として、牛肉が使用されます。牛肉の旨味とジューシーさが、ハンバーグの美味しさを引き立てます。
2. 豚肉:牛肉と一緒に使用されることもあります。豚肉の脂身が加わることで、より柔らかくジューシーなハンバーグに仕上がります。
3. 玉ねぎ:合いびきハンバーグの中には、みじん切りにした玉ねぎが入ります。玉ねぎの甘みと食感が、ハンバーグに深い味わいを与えます。
その他の食材
合いびきハンバーグには、さらに以下の食材が使用されます。
1. パン粉:ハンバーグの中にパン粉を混ぜることで、肉の水分を吸収し、ふんわりとした食感を作り出します。
2. 卵:ハンバーグの形を整えるために、卵が使用されます。卵のとろみが、ハンバーグをまとめる役割を果たします。
3. 調味料:ソースや塩、こしょうなどの調味料が使用され、ハンバーグの味付けを行います。個々の好みに合わせて調整することができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は合いびきハンバーグがダイエットにどう役立つか説明します!
合いびきハンバーグはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. タンパク質が多いため、筋肉の合成に役立つ
合いびきハンバーグは、可食部100gあたりに13.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、筋肉の合成に必要な栄養素であり、身体の成長や修復に不可欠です。タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、筋肉の修復や再生に使用されます。そのため、合いびきハンバーグを摂取することで、筋肉の合成を促進し、健康的な身体づくりに役立ちます。
2. 糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える
合いびきハンバーグは、可食部100gあたりに11.6gの糖質を含んでいます。糖質は身体にエネルギーを供給するために必要ですが、摂りすぎると血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。合いびきハンバーグの糖質量は比較的低く、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。そのため、糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にとって、合いびきハンバーグは健康的な食事の選択肢となります。
3. 食物繊維が普通量含まれており、腸内環境を整える
合いびきハンバーグは、可食部100gあたりに1.1gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は、腸内環境を整えるために重要な栄養素です。食物繊維は消化器官を刺激し、便通を促進する効果があります。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きもあります。合いびきハンバーグに含まれる普通量の食物繊維は、健康な腸内環境を維持するために役立ちます。
おすすめ:合いびきハンバーグのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
合いびきハンバーグに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが多い
合いびきハンバーグは、可食部100gあたり340mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心血管疾患のリスクを増加させる可能性があります。そのため、塩分摂取量を抑えるためには注意が必要です。
2. 亜鉛が多い
合いびきハンバーグには、可食部100gあたり2.4mgの亜鉛が含まれています。亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に必要な栄養素です。また、亜鉛は成長期や妊娠中の女性にとっても重要な栄養素です。合いびきハンバーグは亜鉛を摂取するための一つの手段となるでしょう。
3. セレンが多い
合いびきハンバーグには、可食部100gあたり9μgのセレンが含まれています。セレンは抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を除去する働きがあります。また、セレンは甲状腺ホルモンの代謝にも関与しています。合いびきハンバーグはセレンを摂取するための一つの手段となるでしょう。
以上のように、合いびきハンバーグはナトリウムが多く、亜鉛とセレンが豊富に含まれています。適度な摂取量を守りながら、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
合いびきハンバーグに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの豊富な含有量
合いびきハンバーグにはビタミンAが多く含まれています。レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量の各種ビタミンAが含まれており、特にβ-カロテンが豊富です。ビタミンAは視力の維持や免疫力の向上に役立つ栄養素です。
2. ビタミンDの多い含有量
合いびきハンバーグにはビタミンDも多く含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨の健康維持に重要な役割を果たします。合いびきハンバーグを摂取することで、ビタミンDの必要量を摂ることができます。
3. ビタミンB群の豊富な含有量
合いびきハンバーグにはビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸などが多く含まれており、特にビタミンB1とビタミンB6の含有量が多いです。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素です。
以上のように、合いびきハンバーグはビタミンA、ビタミンD、ビタミンB群の含有量が豊富であり、健康に役立つ栄養素が多く含まれていることが特徴です。
最後に、合いびきハンバーグの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「合いびきハンバーグ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 197 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (10.0) | g | |
└糖質 | (11.6) | g | 低い |
└食物繊維 | (1.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (13.4) | g | 多い |
脂質 | (12.2) | g | 多い |
「合いびきハンバーグ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (62.8) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.6) | g | 普通 |
コレステロール | (47) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.9) | mg | 普通 |
アルコール | 0 | g | 無し |
「合いびきハンバーグ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (340) | mg | 多い |
カリウム | (280) | mg | 普通 |
カルシウム | (29) | mg | 普通 |
マグネシウム | (23) | mg | 普通 |
リン | (110) | mg | 普通 |
鉄 | (1.3) | mg | 普通 |
亜鉛 | (2.4) | mg | 多い |
銅 | (0.09) | mg | 普通 |
マンガン | (0.14) | mg | 普通 |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (9) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 普通 |
モリブデン | (1) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (11) | μg | 多い |
└α-カロテン | (28) | μg | 多い |
└β-カロテン | (69) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (84) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (18) | μg | 普通 |
ビタミンD | (0.2) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.6) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (1.0) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.2) | mg | 多い |
ビタミンK | (7) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.23) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.15) | mg | 普通 |
ナイアシン | (3.0) | mg | 多い |
ビタミンB6 | (0.20) | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0.5) | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.71) | mg | 多い |
ビオチン | (2.5) | μg | 普通 |
ビタミンC | (2) | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
合いびきハンバーグと同じ料理の洋風料理ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
ビーフカレー | 119 | (7.9) | (2.4) | (9.0) | (0.9) |
えびグラタン | 128 | (12.3) | (5.5) | (6.9) | (0.9) |
コーンクリームスープ 粉末タイプ | 425 | 67.4 | 8.1 | 13.7 | - |
コーンクリームスープ コーンクリームスープ | 62 | (8.3) | (1.7) | (2.6) | (0.6) |
コロッケ クリームコロッケ(冷凍) | 159 | 20.9 | 4.7 | 6.3 | - |
コロッケ ポテトコロッケ(冷凍) | 157 | 27.4 | 4.6 | 4.9 | - |
いかフライ(冷凍) | 146 | 21.4 | 10.6 | 2.0 | - |
えびフライ(冷凍) | 139 | 20.3 | 10.2 | 1.9 | - |
白身フライ(冷凍) | 148 | 19.3 | 11.6 | 2.7 | - |
シチュー類 ビーフシチュー | 153 | (7.5) | (4.1) | (12.6) | (0.7) |
えびピラフ | 146 | (29.4) | (3.3) | (2.3) | (1.2) |
ミートボール | 199 | (14.3) | (10.2) | (12.5) | (1.3) |
メンチカツ(冷凍) | 196 | 23.0 | 9.9 | 7.2 | - |
ポテトコロッケ | 226 | (24.6) | (5.3) | (12.6) | (2.0) |
いかフライ | 227 | (22.6) | (13.3) | (11.3) | (0.9) |
えびフライ | 236 | (22.7) | (15.9) | (11.6) | (1.0) |
白身フライ | 299 | 15.9 | 9.7 | 21.8 | - |
メンチカツ | 273 | (19.3) | (10.7) | (18.7) | (1.7) |
チキンカレー | 131 | (7.8) | (5.6) | (8.8) | (1.2) |
ポークカレー | 116 | (7.7) | (2.8) | (8.6) | (0.9) |
かぼちゃのクリームスープ | 73 | (9.4) | (1.5) | (3.9) | (1.3) |
カニクリームコロッケ | 255 | (22.4) | (5.1) | (17.1) | (1.0) |
コーンクリームコロッケ | 245 | (23.4) | (5.1) | (16.0) | (1.4) |
シチュー類 チキンシチュー | 124 | (7.5) | (6.2) | (8.0) | (1.2) |
合いびきハンバーグ | 197 | (11.6) | (13.4) | (12.2) | (1.1) |
チキンハンバーグ | 171 | (9.9) | (12.6) | (10.2) | (1.0) |
豆腐ハンバーグ | 142 | (8.8) | (9.9) | (9.2) | (1.3) |
かきフライ | 289 | 26.8 | 8.9 | 18 | 2.3 |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。