このページではさんしょう 粉のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
さんしょう 粉のカロリーは375kcal(100gあたり)!これってどうなの?
さんしょう 粉の可食部100gあたりのカロリーは、375kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中177位です。これは多い順にすると上位11%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでさんしょう 粉のカロリーを評価すると、142件中20位です。これは上位から14%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 375Kcal |
全体での評価 | 177位 / 1592件中(上位11%…高い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 20位 / 142件中(上位14%…高い) |
さんしょう 粉はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜさんしょう 粉のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
カロリーが高い理由
「さんしょう 粉」のカロリーは可食部100gあたり375kcalで、他の食材と比較して「高い」と評価されています。
糖質が多い理由
「さんしょう 粉」の糖質は可食部100gあたり69.6gで、「多い」と評価されています。これは、さんしょう 粉に含まれる調味料の中に糖質が多く含まれているためです。
食物繊維が無い理由
「さんしょう 粉」の食物繊維は可食部100gあたり0gで、「無し」と評価されています。これは、さんしょう 粉が粉末状の調味料であり、食物繊維を含んでいないためです。
タンパク質と脂質の量
「さんしょう 粉」のタンパク質は可食部100gあたり10.3gで、「普通」と評価されています。また、脂質は可食部100gあたり6.2gで、「普通」と評価されています。これは、さんしょう 粉に含まれる調味料の中にタンパク質と脂質が適度に含まれているためです。
以上の栄養データから、「さんしょう 粉」のカロリーが高い理由は、糖質の量が多いことが挙げられます。また、食物繊維は含まれていないため、カロリーが高くても満腹感を得にくい可能性があります。注意して摂取することが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「さんしょう 粉」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 69.6g | 4 | 278.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 10.3g | 4 | 41.2kcal |
脂質 | 6.2g | 9 | 55.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「さんしょう 粉」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、278.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
さんしょう 粉は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
さんしょう 粉は、低糖質ダイエットに使える?
調味料(スパイス)の「さんしょう 粉」は、糖質量が69.6gで、低糖質ダイエットには不向きです。
糖質制限を目指す方にとっての重要性
糖質制限を目指す方にとって、食品の糖質量は非常に重要です。低糖質ダイエットでは、摂取する糖質を制限することで体重の減少や血糖値の安定を目指します。そのため、食品の糖質量を把握し、適切に選ぶことが必要です。
さんしょう 粉の糖質量
さんしょう 粉は、糖質量が69.6gと高いです。この糖質量は、低糖質ダイエットを実践する上で制限を超えてしまう可能性があります。糖質摂取量が多いと、血糖値の上昇が激しくなり、脂肪の蓄積や体重の増加につながる可能性があります。
代替品としての活用
さんしょう 粉は、低糖質ダイエットには不向きですが、他の調味料やスパイスと組み合わせることで、味付けの幅を広げることができます。例えば、さんしょう 粉を少量使用し、他の低糖質のスパイスやハーブと組み合わせることで、独特の風味を楽しむことができます。
まとめ
さんしょう 粉は、糖質量が69.6gと高く、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を目指す方は、糖質量の少ない調味料やスパイスを選ぶことが重要です。ただし、さんしょう 粉を他の調味料やスパイスと組み合わせることで、味付けの幅を広げることができます。適切な量を守りながら、バランスの取れた食事を心がけましょう。
さんしょう 粉は、低脂質ダイエットに使える!?
さんしょう 粉は、低脂質ダイエットに不向き
さんしょう 粉は、一般的に調味料(スパイス)として使用されることがありますが、低脂質ダイエットには不向きな食材です。以下にその理由を詳しく説明します。
さんしょう 粉の脂質含有量
まず、さんしょう 粉の脂質含有量は6.2gとなっており、低脂質ダイエットを行う上では適していないことがわかります。低脂質ダイエットでは、1日の脂質摂取量を制限する必要がありますが、さんしょう 粉を多く使用すると、その制限を守ることが難しくなります。
さんしょう 粉のカロリー
また、さんしょう 粉は脂質だけでなく、カロリーも含まれています。1gあたりのカロリーは約8.9kcalであり、摂取する量によっては意外にも高カロリーになる可能性があります。低脂質ダイエットでは、カロリー制限も重要なポイントとなるため、さんしょう 粉を多く使用することは避けるべきです。
さんしょう 粉の他の成分
さらに、さんしょう 粉には脂質以外の成分も含まれています。具体的には、タンパク質や炭水化物、食物繊維などが含まれており、これらの成分もダイエットにおいて制限されることがあります。低脂質ダイエットを行う際には、これらの成分の摂取量も考慮する必要がありますので、さんしょう 粉の使用は控えるべきです。
代替品の選択
低脂質ダイエットを行う際には、他の調味料やスパイスを選ぶことがおすすめです。例えば、塩や醤油、レモン汁などは脂質やカロリーが少なく、ダイエットに適しています。また、ハーブやスパイス類も風味を楽しむことができ、低脂質ダイエットに役立つ選択肢となります。
まとめ
さんしょう 粉は、低脂質ダイエットには不向きな食材です。その脂質含有量やカロリー、他の成分の影響を考慮すると、代替品を選ぶことが重要です。低脂質ダイエットを成功させるためには、バランスの取れた食事や適切な調味料の選択が必要です。
最後に、さんしょう 粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「さんしょう 粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 375 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 69.6 | g | |
└糖質 | 69.6 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 10.3 | g | 普通 |
脂質 | 6.2 | g | 普通 |
「さんしょう 粉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 8.3 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 5.6 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「さんしょう 粉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 10 | mg | 普通 |
カリウム | 1700 | mg | 多い |
カルシウム | 750 | mg | 多い |
マグネシウム | 100 | mg | 多い |
リン | 210 | mg | 多い |
鉄 | 10.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.9 | mg | 普通 |
銅 | 0.33 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | 32 | μg | 多い |
セレン | 6 | μg | 多い |
クロム | 21 | μg | 多い |
モリブデン | 19 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 200 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 17 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.10 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.45 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.8 | mg | 多い |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 27.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
さんしょう 粉と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。