このページでは、調味料のにんにく おろしを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
にんにく おろしのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはにんにく おろしの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 170 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 37.0 | g | |
└糖質 | 39.0 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 4.7 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
食塩相当量 | 4.6 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<香辛料類> にんにく おろし」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、にんにく おろしがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
にんにく おろしはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
にんにく おろしとは?どんな食材?
にんにく おろしは、にんにくをおろした調味料です。にんにくは、強い香りと独特の辛味があり、多くの料理に使用されることで知られています。にんにく おろしは、にんにくをおろして作られることからその名前がついています。
にんにく おろしの特徴
にんにく おろしは、にんにくの風味と辛味を生かした調味料です。にんにくをおろすことで、にんにくの香りや味がより一層引き立ちます。また、にんにく おろしは、生のにんにくを使用するため、にんにくの栄養素をそのまま摂取することができます。
にんにく おろしの使い方
にんにく おろしは、多くの料理に使用することができます。例えば、焼き肉や鍋料理、炒め物などに加えることで、料理に深みやコクを与えることができます。また、にんにく おろしは、生のまま使用するだけでなく、醤油やごま油と組み合わせて調味料としても利用することができます。
以上のように、にんにく おろしは、にんにくの風味と辛味を生かした調味料であり、多くの料理に使用することができます。その使い方は様々であり、料理に深みやコクを与えることができます。ぜひ、にんにく おろしを利用して、おいしい料理を楽しんでください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はにんにく おろしがダイエットにどう役立つか説明します!
にんにく おろしはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「にんにく おろし」の栄養データ
「にんにく おろし」の可食部100gあたりの栄養データは以下の通りです。
- カロリー:170kcal(平均的)
- 炭水化物:37.0g
- 糖質:39g(普通)
- 食物繊維:0g(無し)
- タンパク質:4.7g(低い)
- 脂質:0.5g(低い)
- 塩分:4.6g(多い)
1. 免疫力の向上に役立つ
「にんにく おろし」は、免疫力の向上に役立つ栄養素が含まれています。にんにくにはアリシンという成分が含まれており、これには抗酸化作用や抗菌作用があります。また、にんにくにはビタミンCや亜鉛も含まれており、これらの栄養素は免疫機能の維持に重要な役割を果たします。そのため、「にんにく おろし」を摂取することで、免疫力の向上につながると言えます。
2. 血圧の調節に効果的
「にんにく おろし」には血圧を調節する効果があります。にんにくに含まれるアリシンは、血圧を下げる働きがあります。また、にんにくには血液をサラサラにする効果もあります。これにより、血液の循環が良くなり、高血圧の予防や改善につながるとされています。したがって、「にんにく おろし」を摂取することで、血圧の調節に効果的な食事になります。
3. 抗酸化作用による健康維持
「にんにく おろし」には抗酸化作用があります。アリシンやビタミンCなどの栄養素が、体内の活性酸素を除去する働きをします。活性酸素は細胞の老化や様々な病気の原因となるため、抗酸化作用によって健康を維持することが重要です。そのため、「にんにく おろし」を摂取することで、抗酸化作用による健康維持が期待できます。
以上のように、「にんにく おろし」は免疫力の向上、血圧の調節、抗酸化作用による健康維持などに役立つ食材と言えます。日常の食事に取り入れることで、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:にんにく おろしのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
にんにく おろしに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムとカリウムが多い
にんにく おろしは、ナトリウムが1800 mg、カリウムが440 mg含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持する重要な栄養素です。一方、カリウムは血圧を調節する役割があります。にんにく おろしはこれらのミネラルを多く含んでいるため、健康な体を維持する上で役立つ食材と言えます。
2. ヨウ素とセレンが多い
にんにく おろしには、ヨウ素が3 μg、セレンが4 μg含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や成長に関与しています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持やがん予防に役立つとされています。にんにく おろしの摂取により、これらの栄養素を補給することができます。
3. その他の栄養素は普通
にんにく おろしに含まれるカルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロム、モリブデンの量は普通です。これらの栄養素は体内の様々な機能に関与しており、健康な体を維持する上で必要不可欠です。にんにく おろしはこれらの栄養素をバランスよく含んでいるため、健康的な食生活に取り入れることができるでしょう。
にんにく おろしに含まれるビタミンを解説!
「にんにく おろし」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量は無し
「にんにく おろし」に含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンのいずれも無しです。
2. ビタミンB1の含有量は多い
「にんにく おろし」にはビタミンB1が0.11 mg含まれており、多いと言えます。
3. ビタミンB2の含有量は普通
「にんにく おろし」にはビタミンB2が0.04 mg含まれており、普通と言えます。
ナイアシンやビオチンの含有量は、ナイアシンが0.2 mgで低い、ビオチンが1 μgで普通となっています。
最後に、にんにく おろしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「にんにく おろし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 170 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 37.0 | g | |
└糖質 | 39.0 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 4.7 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「にんにく おろし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 52.1 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 5.7 | g | 多い |
コレステロール | (Tr) | mg | 無し |
食塩相当量 | 4.6 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「にんにく おろし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1800 | mg | 多い |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 22 | mg | 普通 |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 100 | mg | 普通 |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.16 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 3 | μg | 多い |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 普通 |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 3 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 1.0 | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: チューブ入り
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
にんにく おろしと同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。