このページでは、調味料のしょうが 粉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
しょうが 粉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはしょうが 粉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 365 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 72.5 | g | |
└糖質 | 75.0 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 7.8 | g | 普通 |
脂質 | 4.9 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<香辛料類> しょうが 粉」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、しょうが 粉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
しょうが 粉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
しょうが 粉とは?どんな食材?
しょうが 粉は、生姜を乾燥させて粉末にした調味料です。生姜は、辛味や香りがあり、さまざまな料理に使用されることで知られています。その生姜を乾燥させて粉末にしたものがしょうが 粉です。
しょうが 粉の特徴
しょうが 粉は、辛味と香りが特徴的な調味料です。生姜特有のピリッとした辛味があり、料理にアクセントを加えることができます。また、生姜の香りも豊かで、料理に深みを与えることができます。
しょうが 粉の使い方
しょうが 粉は、さまざまな料理に幅広く使用されます。例えば、肉料理や魚料理に加えることで、風味を引き立てることができます。また、スープや煮物、炒め物などにも使われることがあります。少量を使うことで、料理全体に程よい辛味と香りをプラスすることができます。
以上、しょうが 粉の説明でした。しょうが 粉は、生姜の辛味と香りを手軽に取り入れることができる便利な調味料です。ぜひ、さまざまな料理に活用してみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はしょうが 粉がダイエットにどう役立つか説明します!
しょうが 粉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 消化を促進する効果
しょうが 粉は、炭水化物の量が多く、その中でも糖質の含有量が多いことがわかります。糖質はエネルギー源として働き、身体の活動に必要な栄養素です。また、しょうが 粉には食物繊維が含まれていないため、消化に負担をかけずにスムーズに栄養を吸収することができます。そのため、しょうが 粉を適量摂取することで、消化を促進し、健康的な食事に役立てることができます。
2. 免疫力向上の効果
しょうが 粉は、タンパク質や脂質の含有量が普通であり、栄養バランスが良いことがわかります。タンパク質は身体の細胞や組織の成長や修復に必要な栄養素であり、脂質は細胞膜の主成分やエネルギー貯蔵に関与しています。これらの栄養素は免疫力の向上にも重要な役割を果たします。したがって、しょうが 粉を摂取することで、免疫力を向上させる効果が期待できます。
3. 塩分摂取を抑える効果
しょうが 粉に含まれる塩分の量は低いことがわかります。塩分は食事において適量摂取する必要がありますが、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを高める恐れがあります。しょうが 粉を使用することで、料理において塩分の使用量を抑えることができます。そのため、塩分摂取を抑える効果が期待でき、健康的な食事に貢献することができます。
以上のように、しょうが 粉は消化を促進する効果や免疫力向上の効果、塩分摂取を抑える効果があります。これらの効果を活かして、健康的な食事に役立てることができます。ただし、糖質の含有量が多いため、摂取量には注意が必要です。適量を守りながら、バランスの良い食事に取り入れることが大切です。
おすすめ:しょうが 粉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
しょうが 粉に含まれる無機質の栄養を解説!
1. カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンが多い
「しょうが 粉」はカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンの栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は体内の様々な機能に関与しており、健康維持に重要な役割を果たしています。特に鉄や亜鉛は血液の生成や免疫機能の向上に寄与し、カルシウムは骨や歯の形成に必要です。カリウムやマグネシウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために必要です。銅やマンガンは抗酸化作用を持ち、体内の酸化ストレスを軽減する役割を果たします。
2. ナトリウムは普通、リンは多く含まれる
「しょうが 粉」にはナトリウムが31 mg含まれており、普通の量とされています。一方、リンは150 mg含まれており、普通の量とされています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心血管疾患のリスクが上がる可能性があります。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝にも関与しています。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが多く含まれる
「しょうが 粉」にはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンの栄養素が多く含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの生成に必要であり、代謝や成長に関与しています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の向上や酸化ストレスの軽減に寄与します。クロムは血糖値の調整に関与し、糖尿病の予防や管理に役立ちます。モリブデンは酵素の一部として働き、体内の代謝プロセスをサポートします。
以上の特徴から、「しょうが 粉」は多くの栄養素を含んでおり、健康維持や免疫機能の向上に役立つ食材であると言えます。適度な摂取量を心がけることで、バランスの取れた食事に貢献することができます。
しょうが 粉に含まれるビタミンを解説!
しょうが 粉のビタミン含有量の特徴
ビタミンAは含まれず
しょうが 粉に含まれるビタミンの特徴として、まずビタミンAについてです。しょうが 粉には、レチノールやα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどのビタミンAの成分は含まれていません。したがって、ビタミンAを摂取するためには他の食材を摂る必要があります。
ビタミンB群は豊富に含まれる
一方で、しょうが 粉にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB1は0.04 mg、ビタミンB2は0.17 mg、ナイアシンは4.2 mg、ビタミンB6は1.03 mg、パントテン酸は1.29 mg、ビオチンは9.6 μgという量が含まれています。これらのビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たします。
ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・パントテン酸・ビオチンは多く含まれる
特に、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンはしょうが 粉に多く含まれています。ビタミンB2は0.17 mg、ナイアシンは4.2 mg、ビタミンB6は1.03 mg、パントテン酸は1.29 mg、ビオチンは9.6 μgという量が含まれています。これらのビタミンB群は、エネルギー代謝や細胞の成長や修復に関与しており、健康維持に必要な栄養素です。
最後に、しょうが 粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しょうが 粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 365 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 72.5 | g | |
└糖質 | 75.0 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 7.8 | g | 普通 |
脂質 | 4.9 | g | 普通 |
「しょうが 粉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 10.6 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 4.2 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「しょうが 粉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 31 | mg | 普通 |
カリウム | 1400 | mg | 多い |
カルシウム | 110 | mg | 多い |
マグネシウム | 300 | mg | 多い |
リン | 150 | mg | 普通 |
鉄 | 14.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.7 | mg | 多い |
銅 | 0.57 | mg | 多い |
マンガン | 28.00 | mg | 多い |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 3 | μg | 多い |
クロム | 6 | μg | 多い |
モリブデン | 11 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 16 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.17 | mg | 多い |
ナイアシン | 4.2 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 1.03 | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.29 | mg | 多い |
ビオチン | 9.6 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: ジンジャー
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
しょうが 粉と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。