このページでは、調味料のわさび 練りを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
わさび 練りのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはわさび 練りの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 265 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 39.8 | g | |
└糖質 | 41.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 3.3 | g | 低い |
脂質 | 10.3 | g | 普通 |
食塩相当量 | 6.1 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<香辛料類> わさび 練り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、わさび 練りがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
わさび 練りはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
わさび 練りとは?どんな食材?
わさび 練りは、日本料理でよく使用される調味料(スパイス)の一つです。その特徴は、辛味や風味を持ちながらも爽やかな香りが広がることです。わさび 練りは、わさびの根をすりおろし、水や酢、塩などを加えて練り上げたものであり、独特な辛さと風味を持っています。
わさび 練りの使用方法
わさび 練りは、主に生魚料理や刺身、寿司などと一緒に提供されます。一般的には、小皿に適量を取り、魚や寿司につけて食べることが一般的です。わさび 練りは、辛味が強いため、少量を使うことが多く、味のアクセントとして活用されます。また、わさび 練りは、そのまま食べるだけでなく、他の調味料と組み合わせて、さまざまな料理に使うこともできます。
わさび 練りの効能と注意点
わさび 練りには、風味や辛味の他にも、消化促進や食欲増進の効果があります。また、抗菌作用もあるため、生魚料理などの生ものにつけることで、食材の鮮度を保つ効果も期待できます。ただし、わさび 練りは辛味が強いため、過剰な摂取は胃腸に負担をかけることがあります。また、アレルギー反応を引き起こすこともあるため、食べる際には適量を守り、注意が必要です。
以上のように、わさび 練りは日本料理でよく使われる調味料であり、辛味と風味を持ちながらも爽やかさが特徴です。適量を使って料理にアクセントを加えることで、食欲を増進させる効果も期待できますが、摂取量には注意が必要です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はわさび 練りがダイエットにどう役立つか説明します!
わさび 練りはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 新陳代謝を促進する効果
わさび 練りはカロリーが高いですが、炭水化物の含有量が多く、エネルギー源として活用できます。炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、エネルギーを供給する役割を果たします。適度な炭水化物の摂取は、体の新陳代謝を促進し、健康な体を維持するために重要です。
2. 血糖値の上昇を抑える効果
わさび 練りには糖質が多く含まれていますが、食物繊維はほとんど含まれていません。しかし、わさびには辛味成分が含まれており、食事にわさびを取り入れることで、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。これは、辛味成分が消化の過程で糖質の吸収を緩やかにするためです。血糖値の急激な上昇を抑えることは、糖尿病の予防や血糖コントロールに役立ちます。
3. 抗酸化作用による健康への効果
わさび 練りに含まれる脂質は普通ですが、塩分の含有量が多いです。塩分の摂り過ぎは高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。しかし、わさびには抗酸化作用のある成分が含まれています。抗酸化作用は体内の活性酸素を除去し、細胞の老化や病気の予防に役立ちます。わさびを適量摂取することで、塩分の摂り過ぎによるリスクを軽減すると同時に、健康な体を維持する効果が期待できます。
以上のように、わさび 練りは新陳代謝の促進、血糖値の上昇抑制、抗酸化作用による健康への効果があります。しかし、カロリーや糖質、塩分の含有量には注意が必要です。適量を守りながら摂取することで、健康的な食事に役立てることができます。
おすすめ:わさび 練りのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
わさび 練りに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが多い
「わさび 練り」は可食部100gあたりに2400mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調節するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や体の浮腫の原因になることがあります。
2. カルシウムやマグネシウムが多い
「わさび 練り」にはカルシウムが62mg、マグネシウムが39mg含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムは神経や筋肉の正常な機能を維持するために重要です。
3. 亜鉛や銅、マンガンが普通
「わさび 練り」には亜鉛が0.8mg、銅が0.11mg、マンガンが0.23mg含まれています。これらの栄養素は体内の酵素反応や免疫機能の維持に関与しており、適切な量が摂取されることが重要です。
以上のように、「わさび 練り」はナトリウムが多く、カルシウムやマグネシウムも豊富に含まれています。また、亜鉛や銅、マンガンは普通の量が含まれています。適切な摂取量を守りながら、わさびを楽しむことが大切です。
わさび 練りに含まれるビタミンを解説!
わさび 練りのビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAはほとんど含まれていない
- レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンのいずれも0 μgであるため、わさび 練りにはビタミンAはほとんど含まれていません。
2. ビタミンB1の含有量は多い
- わさび 練りにはビタミンB1が0.11 mg含まれており、多いと言えます。
3. ビタミンB2とナイアシンの含有量は普通
- ビタミンB2は0.07 mg、ナイアシンは0.7 mg含まれており、どちらも普通の含有量と言えます。
最後に、わさび 練りの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「わさび 練り」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 265 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 39.8 | g | |
└糖質 | 41.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 3.3 | g | 低い |
脂質 | 10.3 | g | 普通 |
「わさび 練り」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 39.8 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 6.8 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 6.1 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「わさび 練り」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2400 | mg | 多い |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 62 | mg | 多い |
マグネシウム | 39 | mg | 多い |
リン | 85 | mg | 普通 |
鉄 | 2.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.11 | mg | 普通 |
マンガン | 0.23 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 15 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: わさび及びホースラディシュ混合製品、 チューブ入り
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
わさび 練りと同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。