このページでは、調味料のクローブ 粉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
クローブ 粉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはクローブ 粉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 398 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 66.4 | g | |
└糖質 | 72.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 7.2 | g | 普通 |
脂質 | 13.6 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.7 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<香辛料類> クローブ 粉」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、クローブ 粉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
クローブ 粉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
クローブ 粉とは?どんな食材?
クローブ 粉は、スパイスの一種であり、クローブの花のつぼみを乾燥させて粉末にしたものです。クローブは、ユーカリの仲間であり、インドやインドネシアなどの熱帯地域が原産地です。その強烈な香りと独特な味わいから、世界中でさまざまな料理に使用されています。
1. 香り高いスパイス
クローブ 粉は、非常に強烈な香りを持っています。スパイシーで芳香な香りは、料理に深みとコクを与えるため、多くの料理に欠かせない存在となっています。特に肉料理やシチュー、スパイスケーキなどのスイーツによく使用されます。その独特な香りは、料理をより魅力的に演出し、食欲をそそります。
2. 強い味わいをもたらす
クローブ 粉は、スパイシーな味わいをもたらすことで知られています。少量でもその存在感が際立ち、料理に深みとアクセントを与えます。クローブの味は、わずかに甘く、同時にスパイシーで少し苦味を感じることもあります。この特徴的な味わいは、料理に奥行きを与え、食材の風味を引き立てます。
3. 健康効果も期待できる
クローブ 粉には、健康効果も期待できます。クローブには抗酸化作用や抗菌作用があり、口内炎の予防や風邪の症状緩和に役立つとされています。また、消化促進や血糖値の調整、炎症の抑制などの効果も報告されています。ただし、過剰摂取は避けるべきであり、適量で利用することが大切です。
以上のように、クローブ 粉は香り高く、強い味わいをもたらし、健康効果も期待できるスパイスです。料理のアクセントとして活用することで、より美味しさや魅力を引き出すことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はクローブ 粉がダイエットにどう役立つか説明します!
クローブ 粉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. クローブ粉は抗酸化作用があるため、健康的な食事に役立つ
クローブ粉には、抗酸化作用があります。抗酸化作用は、体内の活性酸素を除去することで細胞を保護し、老化や疾病の予防に役立ちます。クローブ粉を摂取することで、体内の酸化ストレスを軽減し、健康的な食事に役立つと言えます。
2. クローブ粉には抗菌作用があり、免疫力を高める効果がある
クローブ粉には抗菌作用があります。これは、クローブ粉に含まれる成分が細菌の増殖を抑制することで、感染症の予防や治療に役立つとされています。また、クローブ粉には免疫力を高める効果もあります。免疫力が高まることで、体内の病原菌やウイルスに対する抵抗力が向上し、健康を維持することができます。
3. クローブ粉には消化促進作用があり、胃腸の健康をサポートする
クローブ粉には消化促進作用があります。消化促進作用は、胃液の分泌を促進することで食物の消化を助ける効果があります。また、クローブ粉に含まれる成分が胃腸の運動を活発にすることで、便秘の予防や改善にも役立ちます。これにより、胃腸の健康をサポートし、健康的な食事を実現することができます。
以上のように、クローブ粉には抗酸化作用や抗菌作用、消化促進作用があり、健康的な食事に役立つと言えます。ただし、カロリーや糖質、脂質の含有量が多いため、摂取量には注意が必要です。バランスの取れた食事に取り入れることで、より健康的な食生活を送ることができます。
おすすめ:クローブ 粉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
クローブ 粉に含まれる無機質の栄養を解説!
クローブ 粉の特徴
1. ミネラル豊富な食材
クローブ 粉は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガンなど、多くのミネラルを含んでいます。特にカリウムやカルシウムの含有量は多く、これらのミネラルは体内の機能に重要な役割を果たします。クローブ 粉を摂取することで、ミネラルのバランスを整えることができます。
2. ナトリウム量が多い
クローブ 粉には、ナトリウムが280 mg含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧や体液の異常増加などの健康問題を引き起こす可能性があります。クローブ 粉を使用する際には、適量に注意する必要があります。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていない
クローブ 粉には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていません。これらの栄養素は、体内の代謝や免疫機能に重要な役割を果たしていますが、クローブ 粉からは摂取することができません。そのため、これらの栄養素をバランスよく摂取するためには、他の食材との組み合わせが必要です。
以上のように、クローブ 粉はミネラル豊富な食材であり、特にカリウムやカルシウムの含有量が多いことが特徴です。ただし、ナトリウム量が多いため適量に注意し、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは他の食材から摂取する必要があります。食事のバランスを考えながらクローブ 粉を利用することが大切です。
クローブ 粉に含まれるビタミンを解説!
クローブ 粉のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量
- レチノールやα-カロテンは含まれず、ビタミンAの供給源としては期待できません。
- しかし、β-カロテンやβ-クリプトキサンチン、β-カロテン当量が多く含まれており、これらの成分によってビタミンAの代謝に関与することができます。
2. ビタミンB群の含有量
- ビタミンB1は0.04 mgで普通の量です。
- ビタミンB2は0.27 mgで多い量です。
- ナイアシンは0.9 mgで普通の量です。
3. 他のビタミンは含まれない
- クローブ 粉にはビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
最後に、クローブ 粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「クローブ 粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 398 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 66.4 | g | |
└糖質 | 72.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 7.2 | g | 普通 |
脂質 | 13.6 | g | 多い |
「クローブ 粉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 7.5 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 5.3 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.7 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「クローブ 粉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 280 | mg | 多い |
カリウム | 1400 | mg | 多い |
カルシウム | 640 | mg | 多い |
マグネシウム | 250 | mg | 多い |
リン | 95 | mg | 普通 |
鉄 | 9.9 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.1 | mg | 普通 |
銅 | 0.39 | mg | 多い |
マンガン | 93.00 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 120 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 3 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 120 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 10 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.27 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.9 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
別名: ちょうじ
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
クローブ 粉と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。