このページでは、調味料のバジル 粉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
バジル 粉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはバジル 粉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 307 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.6 | g | |
└糖質 | 54.4 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 21.1 | g | 多い |
脂質 | 2.2 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<香辛料類> バジル 粉」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、バジル 粉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
バジル 粉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
バジル 粉とは?どんな食材?
バジル 粉は、バジルというハーブを粉末状にした調味料です。バジルは、ヨーロッパ原産の植物であり、特有の香りと爽やかな味わいが特徴です。バジル 粉は、バジルの葉を乾燥させてから粉末にしたものであり、料理に簡単に取り入れることができます。
バジル 粉の特徴
バジル 粉は、その特有の香りと味わいが料理にアクセントを与えます。バジルは、トマトやチーズとの相性が良く、イタリア料理によく使用されます。バジル 粉を使うことで、料理に奥行きと風味を加えることができます。また、バジルは消化を助ける効果もありますので、食欲を増進させる効果も期待できます。
バジル 粉の使い方
バジル 粉は、さまざまな料理に使用することができます。例えば、パスタやピザ、サラダに振りかけることで、香りと味わいを引き立てることができます。また、スープやシチュー、ソースにも加えることで、深みとコクを与えることができます。バジル 粉は乾燥しているため、保存が容易であり、長期間使用することができます。
バジル 粉は、バジルの風味を手軽に楽しむことができる調味料です。料理にアクセントを与えたい場合や、バジルの風味を引き立てたい場合には、ぜひバジル 粉を活用してみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はバジル 粉がダイエットにどう役立つか説明します!
バジル 粉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. タンパク質の豊富な食材として健康的な食事に役立つ
バジル粉は可食部100gあたり21.1gのタンパク質を含んでおり、これは非常に多い量です。タンパク質は私たちの体の細胞や組織を作り、修復するために重要な栄養素です。タンパク質はまた、食事の満足感を与え、血糖値の上昇を抑えるため、健康的な食事には欠かせない成分です。バジル粉を使った料理は、タンパク質の摂取量を増やすために役立ちます。
2. 低塩分の食材として健康的な食事に役立つ
バジル粉は可食部100gあたり0.1gの塩分を含んでおり、これは非常に低い量です。高塩分の食事は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性がありますが、バジル粉を使った料理は塩分摂取量を抑えるために役立ちます。また、塩分の代わりにバジル粉を使って料理を調理することで、料理の風味を引き立てることもできます。
3. カロリーが高くなりがちな食事において、低脂質の代替品として役立つ
バジル粉は可食部100gあたり2.2gの脂質を含んでおり、これは普通の量です。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は肥満や心血管疾患のリスクを高める可能性があります。バジル粉は低脂質の代替品として利用することで、カロリーが高くなりがちな食事において健康的な選択肢となります。また、バジル粉は風味豊かなので、脂質を制限した食事でも食事の味を楽しむことができます。
おすすめ:バジル 粉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
バジル 粉に含まれる無機質の栄養を解説!
「バジル 粉」の特徴
1. ミネラル豊富な食材
「バジル 粉」は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどのミネラルが多く含まれています。特にカリウムやカルシウム、マグネシウムの含有量が多いことが特徴です。これらのミネラルは、体内の機能を正常に保つために必要な栄養素であり、バジル 粉を摂取することでミネラルの補給が期待できます。
2. ナトリウムが普通量
バジル 粉には、ナトリウムが59 mg含まれています。この量は「普通」とされており、食事におけるナトリウムの摂取量を考える上で参考になります。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達物質の働きに関与していますが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。バジル 粉はナトリウム量が適度であるため、バランスの取れた食事に取り入れることができます。
3. ミネラルバランスを整える効果
バジル 粉は、豊富なミネラルを含んでいるため、ミネラルバランスを整える効果が期待できます。特にカリウム、カルシウム、マグネシウムのバランスが重要であり、これらのミネラルを適切な割合で摂取することで、骨の健康や筋肉の働き、血圧の調整などに影響を与えます。バジル 粉を使用することで、ミネラルバランスを整えることができ、健康な体作りに役立つでしょう。
以上のように、「バジル 粉」はミネラル豊富な食材であり、特にカリウムやカルシウム、マグネシウムの含有量が多いことが特徴です。また、ナトリウム量が適度であり、ミネラルバランスを整える効果も期待できます。バジル 粉を利用することで、栄養バランスの良い食事を実現し、健康な生活を送ることができます。
バジル 粉に含まれるビタミンを解説!
バジル粉のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの特徴
- バジル粉に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテンといった成分は含まれていません。
- しかし、β-カロテンやβ-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量などが多く含まれています。
- ビタミンAは、視力の維持や免疫機能の向上に関与しており、バジル粉はこれらの成分を豊富に含んでいるため、ビタミンAの摂取に役立つと言えます。
2. ビタミンEの特徴
- バジル粉には、α-トコフェロールやβ-トコフェロール、γ-トコフェロールが多く含まれています。
- 一方で、δ-トコフェロールは含まれていません。
- ビタミンEは抗酸化作用により細胞を保護し、免疫機能の向上にも関与しています。バジル粉のビタミンEの含有量は豊富であるため、抗酸化作用や免疫力の向上に寄与することが期待されます。
3. その他のビタミン含有量の特徴
- バジル粉にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンなどが多く含まれています。
- また、ビタミンCは普通の量が含まれています。
- ただし、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸は含まれていないため、これらのビタミンを摂取する場合は他の食品から補う必要があります。
最後に、バジル 粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「バジル 粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 307 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 50.6 | g | |
└糖質 | 54.4 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 21.1 | g | 多い |
脂質 | 2.2 | g | 普通 |
「バジル 粉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 10.9 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 15.2 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.1 | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「バジル 粉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 59 | mg | 普通 |
カリウム | 3100 | mg | 多い |
カルシウム | 2800 | mg | 多い |
マグネシウム | 760 | mg | 多い |
リン | 330 | mg | 多い |
鉄 | 120.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.9 | mg | 多い |
銅 | 1.99 | mg | 多い |
マンガン | 10.00 | mg | 多い |
ヨウ素 | 42 | μg | 多い |
セレン | 18 | μg | 多い |
クロム | 47 | μg | 多い |
モリブデン | 200 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 2400 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 61 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 2500 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 210 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 4.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 0.7 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 820 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.26 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 1.09 | mg | 多い |
ナイアシン | 7.9 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 1.75 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 2.39 | mg | 多い |
ビオチン | 62.0 | μg | 多い |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: めぼうき、 バジリコ
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
バジル 粉と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。