このページでは、調味料のパプリカ 粉を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
パプリカ 粉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはパプリカ 粉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 385 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 55.6 | g | |
└糖質 | 57.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 15.5 | g | 多い |
脂質 | 11.6 | g | 多い |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、調味料分類に所属する正式名称「<香辛料類> パプリカ 粉」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、パプリカ 粉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
パプリカ 粉はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
パプリカ 粉とは?どんな食材?
パプリカ 粉は、スパイスの一種であり、パプリカという野菜を乾燥させ、粉末にしたものです。パプリカは、赤や黄色など鮮やかな色を持つ野菜で、辛味はほとんどありません。そのため、パプリカ 粉も辛さはほとんどなく、主に食材に色味や風味を加えるために使用されます。
パプリカ 粉の特徴
パプリカ 粉は、見た目が鮮やかなオレンジ色や赤色をしており、料理に華やかさを与えることができます。また、パプリカにはビタミンCやカロテンなどの栄養素が豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えます。さらに、パプリカ 粉は風味が豊かで、料理に深みやコクを与えることができます。
パプリカ 粉の使い方
パプリカ 粉は、様々な料理に使用することができます。具体的な使い方としては、肉料理や魚料理の下味やソースに加えることで、風味を引き立たせることができます。また、スープやシチュー、サラダなどにも加えることで、色味や香りをプラスすることができます。さらに、パプリカ 粉はスパイスとしてだけでなく、食材の色合いを補うためにも使用されることがあります。
以上のように、パプリカ 粉は鮮やかな色味や風味を持ち、料理に華やかさや深みを与えることができる貴重な調味料です。ぜひ、様々な料理に取り入れてみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はパプリカ 粉がダイエットにどう役立つか説明します!
パプリカ 粉はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
パプリカ 粉の栄養データからわかる健康的な食事への役立ち方
1. タンパク質の豊富さ
パプリカ 粉は、可食部100gあたり15.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は身体の細胞や組織の構成要素となり、筋肉や骨の形成にも関与しています。健康的な食事には適切な量のタンパク質が必要であり、パプリカ 粉はその要件を満たす食材と言えます。
2. 糖質の多さによるエネルギー供給
パプリカ 粉は、可食部100gあたり57.2gの糖質を含んでいます。糖質は身体にエネルギーを供給する役割を果たしており、健康的な食事には適切な量の糖質が必要です。パプリカ 粉の糖質の多さは、エネルギーを必要とする活動や運動を行う際に役立つでしょう。
3. 塩分の控えめな含有量
パプリカ 粉は、可食部100gあたり0.2gの塩分を含んでいます。塩分は身体の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると健康に悪影響を及ぼすこともあります。パプリカ 粉は塩分の含有量が控えめであるため、塩分制限が必要な方にも適した食材と言えます。
以上のように、パプリカ 粉はタンパク質や糖質の供給源として役立ち、塩分の摂りすぎを避けつつ健康的な食事を実現するために活用できる食材です。ただし、カロリーや糖質の含有量が多いため、適切な量を守って摂取することが重要です。
おすすめ:パプリカ 粉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
パプリカ 粉に含まれる無機質の栄養を解説!
パプリカ 粉の特徴
パプリカ 粉は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. ミネラルが豊富
パプリカ 粉は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどのミネラルが豊富に含まれています。特にカリウムやカルシウム、マグネシウムなどは多く含まれており、健康維持に役立つ栄養素です。
2. ナトリウムは普通
パプリカ 粉に含まれるナトリウムは60 mgで、普通とされています。ナトリウムの摂取量が多いと、高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性がありますが、パプリカ 粉はナトリウム量が適度であるため、バランスの取れた食事に取り入れることができます。
3. 抗酸化作用がある
パプリカ 粉には、カプサイシンやビタミンCなどの抗酸化物質が含まれています。これらの成分は体内の活性酸素を除去し、細胞を酸化から守る働きがあります。抗酸化作用は、老化や生活習慣病の予防に効果的であり、パプリカ 粉の摂取によって健康維持に貢献することができます。
以上の特徴から、パプリカ 粉はミネラルが豊富であり、ナトリウム量が適度であり、抗酸化作用がある食材と言えます。バランスの取れた食事や健康維持に役立つ食材として、積極的に取り入れることがおすすめです。
パプリカ 粉に含まれるビタミンを解説!
「パプリカ 粉」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量はほとんどありません
「パプリカ 粉」に含まれるビタミンAは、レチノールとα-カロテンの両方ともほとんど含まれていません。ビタミンAは、視力の維持や免疫機能の向上に重要な役割を果たす栄養素ですが、パプリカ粉にはほとんど含まれていないため、他の食材から摂取する必要があります。
2. ビタミンB群の含有量は豊富です
「パプリカ 粉」に含まれるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビオチンの含有量は多く、豊富に摂取することができます。これらのビタミンB群は、エネルギーの代謝や神経の正常な機能に関与しており、健康維持に重要な役割を果たしています。
3. ビタミンCは含まれていません
「パプリカ 粉」にはビタミンCは含まれていません。ビタミンCは、抗酸化作用や免疫機能の向上に効果があり、また鉄の吸収を促進する役割もありますが、パプリカ粉からは摂取することができません。
以上のように、「パプリカ 粉」に含まれるビタミンの特徴は、ビタミンAがほとんど含まれていない一方で、ビタミンB群は豊富に含まれており、ビタミンCは含まれていないという点です。ビタミンの摂取にはバランスが重要ですので、他の食材と組み合わせて摂取することをおすすめします。
最後に、パプリカ 粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「パプリカ 粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 385 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 55.6 | g | |
└糖質 | 57.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 15.5 | g | 多い |
脂質 | 11.6 | g | 多い |
「パプリカ 粉」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 10.0 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 7.3 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「パプリカ 粉」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 60 | mg | 普通 |
カリウム | 2700 | mg | 多い |
カルシウム | 170 | mg | 多い |
マグネシウム | 220 | mg | 多い |
リン | 320 | mg | 多い |
鉄 | 21.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 10.0 | mg | 多い |
銅 | 1.08 | mg | 多い |
マンガン | 1.00 | mg | 多い |
ヨウ素 | 17 | μg | 多い |
セレン | 10 | μg | 多い |
クロム | 33 | μg | 多い |
モリブデン | 13 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 5000 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 2100 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 6100 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 500 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.52 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 1.78 | mg | 多い |
ナイアシン | 13.0 | mg | 多い |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 39.0 | μg | 多い |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
パプリカ 粉と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。