このページではわさび 練りのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
わさび 練りのカロリーは265kcal(100gあたり)!これってどうなの?
わさび 練りの可食部100gあたりのカロリーは、265kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中421位です。これは多い順にすると上位26%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでわさび 練りのカロリーを評価すると、142件中38位です。これは上位から26%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 265Kcal |
全体での評価 | 421位 / 1592件中(上位26%…高い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 38位 / 142件中(上位26%…高い) |
わさび 練りはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜわさび 練りのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
わさび 練りのカロリーが高い理由
「わさび 練り」は、調味料(スパイス)として使用されることが多く、少量で強い辛味を味わうことができます。そのため、一般的には少量しか使用しないため、カロリーを気にする必要はありません。しかし、可食部100gあたりのカロリーが265kcalと比較的高いため、摂取量によってはカロリーを考慮する必要が出てきます。
カロリーの要因
カロリーの要因としては、糖質、タンパク質、脂質が挙げられます。まず、糖質は41.2gと多いです。糖質はエネルギー源として利用されますが、摂り過ぎると体重増加の原因となることがあります。
次に、タンパク質は3.3gと低いです。タンパク質は筋肉や骨の形成に必要な栄養素であり、摂取量が不足すると体の機能が低下する可能性があります。
そして、脂質は10.3gと普通です。脂質はエネルギー源として利用されるほか、脂溶性ビタミンの吸収を助ける役割もあります。ただし、摂り過ぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まることがあります。
食物繊維の欠如
「わさび 練り」は食物繊維が0gという特徴があります。食物繊維は腸内環境を整える役割があり、便通を促進する効果もあります。食物繊維が不足すると便秘や消化不良のリスクが高まることがあります。
まとめ
「わさび 練り」のカロリーが高い理由は、糖質が多く、タンパク質が低く、食物繊維が無いことが挙げられます。これらの要因により、摂取量によってはカロリーを考慮する必要が出てきます。適量を守りながら、バランスの良い食事を心掛けましょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「わさび 練り」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 41.2g | 4 | 164.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 3.3g | 4 | 13.2kcal |
脂質 | 10.3g | 9 | 92.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「わさび 練り」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、164.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
わさび 練りは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
わさび 練りは低糖質ダイエットに不向き
「わさび 練り」は、糖質量が41.2gと高いため、低糖質ダイエットには不向きです。
わさび 練りの糖質量
一般的な「わさび 練り」の糖質量は41.2gです。糖質制限を目指す低糖質ダイエットでは、摂取する糖質をできるだけ抑えることが求められます。しかし、わさび練りはその目標とは逆に、多くの糖質を含んでいます。
糖質制限とは
糖質制限は、糖質の摂取を制限することで体重を減らすダイエット方法の一つです。糖質はエネルギー源として利用されるため、摂りすぎると体内に余分なエネルギーが蓄積され、太りやすくなります。そのため、糖質制限を行うことで、体脂肪を減らすことができると言われています。
わさび 練りの糖質量の問題点
「わさび 練り」は、その辛味や風味が特徴ですが、その一方で糖質量が多いことが問題です。糖質制限を目指すダイエットでは、摂取する糖質をできるだけ抑える必要があります。わさび練りの糖質量が高いため、摂取することで糖質制限の目標を達成することが難しくなります。
代替品としてのわさび
わさびの辛味や風味は、料理を引き立たせるために重要な要素です。しかし、わさび 練りは糖質量が高いため、低糖質ダイエットには不向きです。代わりに、わさびの粉末や生わさびを使用することをおすすめします。これらは糖質量が低く、低糖質ダイエットに適しています。
まとめ
「わさび 練り」は、糖質量が41.2gであり、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を目指す場合は、わさびの代替品として粉末や生わさびを使用することをおすすめします。糖質摂取を抑えることで、効果的なダイエットが可能となります。
わさび 練りは、低脂質ダイエットに使える!?
わさび 練りは、低脂質ダイエットに使える?
わさび 練りは、低脂質ダイエットに不向き
わさび 練りは、多くの人にとってお寿司や刺身のお供としてなじみ深い調味料です。辛味と香りが特徴で、食欲を刺激し、料理にアクセントを加える役割を果たしています。しかし、低脂質ダイエットを実践している人にとっては、わさび 練りは避けるべき食品と言えます。
わさび 練りの脂質量は10.3g
低脂質ダイエットを行う際には、摂取する脂質の量に気を付けることが重要です。わさび 練りの脂質量は10.3gとなっており、一見すると少ないように感じるかもしれません。しかし、わさび 練りは一般的に少量を使うものではありません。通常、お寿司や刺身に添えられるわさび 練りの量は多く、一食分で数グラム以上になることがあります。
わさび 練りの脂質量が低いとは言えない
低脂質ダイエットを実践している人にとって、一食分で10.3gもの脂質を摂取することは大きな負担となります。また、わさび 練りには他の成分も含まれており、カロリーや塩分も考慮する必要があります。低脂質ダイエットを成功させるためには、バランスの取れた食事を摂ることが重要です。わさび 練りは、そのバランスを崩す要素となり得るのです。
代替品を選ぶべき
低脂質ダイエットを実践している人にとっては、わさび 練りの代替品を選ぶことがおすすめです。例えば、わさびの粉末やわさび風味の調味料を使用することで、辛味や香りを楽しむことができます。これらの代替品は脂質やカロリーが低く、低脂質ダイエットに適した選択肢となります。
まとめ
わさび 練りは、低脂質ダイエットには不向きな調味料です。脂質量が10.3gということもあり、摂取する量によっては大きな負担となる可能性があります。低脂質ダイエットを実践している人にとっては、わさび 練りの代替品を選ぶことが重要です。バランスの取れた食事を心掛け、健康的なダイエットを目指しましょう。
最後に、わさび 練りの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「わさび 練り」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 265 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 39.8 | g | |
└糖質 | 41.2 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 3.3 | g | 低い |
脂質 | 10.3 | g | 普通 |
「わさび 練り」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 39.8 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 6.8 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 6.1 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「わさび 練り」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2400 | mg | 多い |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 62 | mg | 多い |
マグネシウム | 39 | mg | 多い |
リン | 85 | mg | 普通 |
鉄 | 2.0 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.11 | mg | 普通 |
マンガン | 0.23 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 15 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: わさび及びホースラディシュ混合製品、 チューブ入り
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
わさび 練りと同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。