このページではにんにく おろしのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
にんにく おろしのカロリーは170kcal(100gあたり)!これってどうなの?
にんにく おろしの可食部100gあたりのカロリーは、170kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中701位です。これは多い順にすると上位44%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでにんにく おろしのカロリーを評価すると、142件中65位です。これは上位から45%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 170Kcal |
全体での評価 | 701位 / 1592件中(上位44%…平均的) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 65位 / 142件中(上位45%…平均的) |
にんにく おろしはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜにんにく おろしのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
「にんにく おろし」のカロリーは平均的な理由
「にんにく おろし」のカロリーは、可食部100gあたり170kcalであり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価は、以下の栄養データを参照して行われました。
カロリー
にんにく おろしのカロリーは、可食部100gあたり170kcalです。この値は一般的な食材と比較して、平均的な範囲に入るため、「平均的」と評価されました。
糖質
にんにく おろしの糖質は、可食部100gあたり39gです。この値は一般的な範囲にあり、特に高くも低くもないため、「普通」と評価されました。
食物繊維
にんにく おろしには食物繊維がほとんど含まれていません。可食部100gあたり0gです。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立つため、摂取が推奨される栄養素ですが、にんにく おろしにはほとんど含まれていないため、「無し」と評価されました。
タンパク質
にんにく おろしのタンパク質は、可食部100gあたり4.7gです。この値は他の食材と比較すると低いため、「低い」と評価されました。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に重要な栄養素であり、摂取が推奨されるため、にんにく おろしはタンパク質源としてはあまり適していないと言えます。
脂質
にんにく おろしの脂質は、可食部100gあたり0.5gです。この値も他の食材と比較すると低いため、「低い」と評価されました。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼすことがあるため、にんにく おろしは脂質を控えたい方に適していると言えます。
以上の栄養データから、にんにく おろしのカロリーは平均的であると評価されました。ただし、食物繊維やタンパク質、脂質の含有量は比較的低いため、これらの栄養素を摂取したい場合には他の食材との組み合わせを考える必要があります。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「にんにく おろし」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 39.0g | 4 | 156kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 4.7g | 4 | 18.8kcal |
脂質 | 0.5g | 9 | 4.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「にんにく おろし」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、156kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
にんにく おろしは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
にんにく おろしは、低糖質ダイエットに使える?
にんにく おろしは、多くの料理に欠かせない調味料(スパイス)です。その風味豊かな味わいは、料理に深みを与えるだけでなく、健康にも良いとされています。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、糖質量が気になるところです。
にんにく おろしの糖質量は39g
にんにく おろしの糖質量は39gです。この数値は、低糖質ダイエットを実践している方にとってはかなり高いと言えるでしょう。低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を制限することが一般的ですが、39gの糖質はその制限範囲を大きく超えてしまいます。
にんにく おろしは低糖質ダイエットに不向き
そのため、「にんにく おろしは低糖質ダイエットに不向き」と言えます。低糖質ダイエットを実践している方は、糖質摂取を極力控えることが求められます。にんにく おろしを使用することで、摂取する糖質量が増えてしまうため、ダイエット効果を損なう可能性があります。
代替品としての活用方法
しかし、にんにく おろしの風味や効能を楽しみたい方には、代替品を活用することをおすすめします。にんにくの風味を楽しむためには、にんにくの粉末やにんにくのみじん切りを使用することができます。これらの代替品は、糖質量がほとんどないため、低糖質ダイエットに適しています。
まとめ
にんにく おろしは、糖質量が39gと比較的高いため、低糖質ダイエットを実践している方には不向きです。しかし、にんにくの風味や効能を楽しみたい方には、にんにくの粉末やにんにくのみじん切りを使用することをおすすめします。これらの代替品を活用することで、糖質摂取を抑えながらにんにくの風味を楽しむことができます。低糖質ダイエットを成功させるためには、食材選びも重要ですので、糖質量には注意しながら食事を工夫しましょう。
にんにく おろしは、低脂質ダイエットに使える!?
にんにく おろしは、低脂質ダイエットに使える?
にんにく おろしは、低脂質ダイエットに特に効果的ですか?その疑問にお答えいたします。
にんにく おろしの脂質量は0.5g
まず、にんにく おろしの脂質量についてご説明いたします。にんにく おろしは、ご存知の通りにんにくをおろしたものであり、一般的には調味料として使用されます。にんにく おろしの脂質量は0.5gと非常に低いため、低脂質ダイエットに適していると言えます。
にんにく おろしの効果的な使用方法
では、にんにく おろしをどのように活用すれば効果的なのでしょうか?まず第一に、にんにく おろしはそのままでも使用できますが、他の食材との組み合わせもおすすめです。例えば、サラダやスープに加えることで、風味をプラスするだけでなく、低脂質ダイエットにも役立ちます。
さらに、にんにく おろしは脂肪燃焼効果も期待できます。にんにくにはアリシンという成分が含まれており、脂肪の燃焼を促進する作用があります。そのため、にんにく おろしを摂取することで、脂肪燃焼をサポートすることができます。
にんにく おろしの注意点
ただし、にんにく おろしを摂取する際には注意点もあります。にんにくには強い香りがあり、消化器系に刺激を与えることがあるため、過剰な摂取は避けるべきです。また、にんにく おろしの保存方法にも注意が必要です。にんにくは酸化しやすいため、開封後は冷蔵庫で保存し、なるべく早めに使い切るようにしましょう。
まとめ
にんにく おろしは低脂質ダイエットに特に効果的です。脂質量が0.5gと低いため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。さらに、にんにくの成分には脂肪燃焼効果があり、ダイエット効果を高めることができます。ただし、摂取量や保存方法には注意が必要です。適度な摂取と適切な保存を心掛けることで、にんにく おろしを効果的に活用しましょう。
最後に、にんにく おろしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「にんにく おろし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 170 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 37.0 | g | |
└糖質 | 39.0 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 4.7 | g | 低い |
脂質 | 0.5 | g | 低い |
「にんにく おろし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 52.1 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 5.7 | g | 多い |
コレステロール | (Tr) | mg | 無し |
食塩相当量 | 4.6 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「にんにく おろし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1800 | mg | 多い |
カリウム | 440 | mg | 多い |
カルシウム | 22 | mg | 普通 |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 100 | mg | 普通 |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.16 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 3 | μg | 多い |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 普通 |
モリブデン | 6 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 3 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.11 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 1.0 | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
試料: チューブ入り
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
にんにく おろしと同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。