- 栄養
- カロリー
- セージ 粉
セージ 粉のカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！
このページではセージ 粉のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
セージ 粉のカロリーは377kcal（100gあたり）！これってどうなの？
セージ 粉の可食部100gあたりのカロリーは、377kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中169位です。これは多い順にすると上位10％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでセージ 粉のカロリーを評価すると、142件中17位です。これは上位から11％に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
| カロリー | 377Kcal |
| 全体での評価 | 169位 / 1592件中（上位10％…高い） |
| 「調味料」ジャンル内での評価 | 17位 / 142件中（上位11％…高い） |
セージ 粉はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう！
なぜセージ 粉のカロリーは高いの？なにが含まれているの？
セージ 粉のカロリーは高い理由
セージ 粉のカロリーは、可食部100gあたり377kcalと非常に高いです。この高いカロリーの理由を以下の栄養データから考察してみましょう。
糖質の多さが影響している
セージ 粉は、可食部100gあたり68.2gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として機能し、摂取することで体内でブドウ糖に変換されます。そのため、糖質の多さがカロリーの増加につながります。セージ 粉の糖質の多さが、その高いカロリーの原因の一つと言えます。
食物繊維が無いことも影響している
セージ 粉は、可食部100gあたり食物繊維を含んでいません。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。食物繊維の不足は、食事のカロリー摂取量を増やす可能性があります。そのため、セージ 粉の食物繊維の欠如も、高いカロリーの要因となっていると考えられます。
タンパク質と脂質は普通
セージ 粉は、可食部100gあたり6.4gのタンパク質と10.1gの脂質を含んでいます。これらの値は他の食材と比較して普通の範囲に収まっています。したがって、セージ 粉の高いカロリーは、主に糖質の多さと食物繊維の欠如によるものと考えられます。
以上の栄養データから、セージ 粉のカロリーが高い理由を考察しました。糖質の多さと食物繊維の欠如が主な要因であり、これらの特性によってカロリーが増加していると言えます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「セージ 粉」のカロリー内訳 | |||
|---|---|---|---|
| 栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
| 炭水化物のうち、糖質 | 68.2g | 4 | 272.8kcal |
| 炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
| たんぱく質 | 6.4g | 4 | 25.6kcal |
| 脂質 | 10.1g | 9 | 90.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「セージ 粉」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、272.8kcalという結果になりましたね！次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
セージ 粉は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？
セージ 粉は、低糖質ダイエットに使える？
調味料（スパイス）の「セージ 粉」は、糖質量が68.2gであることが分かりました。この数値から考えると、「セージ 粉は低糖質ダイエットに不向き」と言えるでしょう。
糖質量が高いセージ 粉
セージ 粉は、料理に香りや風味を加えるために使用されることがあります。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、糖質量が気になるポイントです。
一般的な低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を制限することが求められます。そのため、糖質量が高い食材や調味料は避ける必要があります。
セージ 粉の糖質量が68.2gということは、少量でも摂取すると一気に糖質摂取量が増えてしまう可能性があります。低糖質ダイエットを成功させるためには、糖質量を抑えた食材や調味料を選ぶことが重要です。
低糖質ダイエットにおすすめの調味料
低糖質ダイエットを実践する際には、糖質量の少ない調味料を選ぶことがおすすめです。例えば、塩や胡椒、ニンニクパウダーなどは糖質量がほとんどなく、ダイエットに適しています。
また、ハーブやスパイスも糖質量が低く、食材の風味を引き立てることができます。ローズマリーやタイム、オレガノなどは糖質量が少ないため、積極的に利用すると良いでしょう。
低糖質ダイエットを継続するためには、食材や調味料の糖質量に注意することが必要です。セージ 粉は糖質量が高いため、低糖質ダイエットには不向きです。代わりに、糖質量の少ない調味料を選び、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
セージ 粉は、低脂質ダイエットに使える！？
セージ 粉は低脂質ダイエットに不向き
調味料（スパイス）の一つである「セージ 粉」は、低脂質ダイエットを実践している方にとっては注意が必要な食材です。セージ 粉は、10.1gという比較的高い脂質含有量を持っています。
セージ 粉の脂質含有量
セージ 粉は、一般的な調味料と比較すると脂質含有量が高いです。このため、低脂質ダイエットを実践している方にとっては、摂取量に注意が必要です。脂質は、エネルギー源として重要な栄養素ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。
低脂質ダイエットにおける注意点
低脂質ダイエットを実践する際には、脂質含有量の低い食材を選ぶことが重要です。セージ 粉は、その点で注意が必要です。代わりに、他の低脂質なスパイスやハーブを使用することをおすすめします。例えば、オレガノやバジルなどは脂質含有量が低く、ダイエットに適しています。
バランスの取れた食事の重要性
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣病予防に効果的な方法ですが、単に脂質を減らすだけでは健康にはなりません。バランスの取れた食事を摂ることが重要です。脂質だけでなく、たんぱく質や炭水化物、ビタミン、ミネラルなどの栄養素も適切に摂取することが必要です。
まとめ
セージ 粉は、低脂質ダイエットを実践している方にとっては避けるべき食材です。脂質含有量が比較的高いため、摂取量には注意が必要です。代わりに、他の低脂質なスパイスやハーブを使用することをおすすめします。また、低脂質ダイエットだけでなく、バランスの取れた食事を心掛けることも大切です。
最後に、セージ 粉の各栄養素の詳細と、ざっくり評価（多いか少ないか等）をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「セージ 粉」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
|---|---|---|---|
| カロリー | 377 | Kcal | 高い |
| 炭水化物 | 66.9 | g | |
| └糖質 | 68.2 | g | 多い |
| └食物繊維 | - | g | 無し |
| たんぱく質 | 6.4 | g | 普通 |
| 脂質 | 10.1 | g | 普通 |
「セージ 粉」のその他栄養情報 | |||
| 廃棄率 | 0 | % | 特になし |
| 水分 | 9.2 | g | 低い |
| 有機酸 | - | g | 無し |
| 灰分 | 7.4 | g | 多い |
| コレステロール | (0) | mg | 無し |
| 食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
| アルコール | - | g | 無し |
「セージ 粉」のビタミン・無機質等 | |||
| ナトリウム | 120 | mg | 普通 |
| カリウム | 1600 | mg | 多い |
| カルシウム | 1500 | mg | 多い |
| マグネシウム | 270 | mg | 多い |
| リン | 100 | mg | 普通 |
| 鉄 | 50.0 | mg | 多い |
| 亜鉛 | 3.3 | mg | 多い |
| 銅 | 0.53 | mg | 多い |
| マンガン | 2.85 | mg | 多い |
| ヨウ素 | - | μg | 無し |
| セレン | - | μg | 無し |
| クロム | - | μg | 無し |
| モリブデン | - | μg | 無し |
| ビタミンA | |||
| └レチノール | (0) | μg | 無し |
| └α-カロテン | 0 | μg | 無し |
| └β-カロテン | 1400 | μg | 多い |
| └β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
| └β-カロテン当量 | 1400 | μg | 多い |
| └レチノール活性当量 | 120 | μg | 多い |
| ビタミンD | (0) | μg | 無し |
| ビタミンE | |||
| └α-トコフェロール | - | mg | 無し |
| └β-トコフェロール | - | mg | 無し |
| └γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
| └δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
| ビタミンK | - | μg | 無し |
| ビタミンB1 | 0.09 | mg | 普通 |
| ビタミンB2 | 0.55 | mg | 多い |
| ナイアシン | 2.7 | mg | 多い |
| ビタミンB6 | - | mg | 無し |
| ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
| 葉酸 | μg | 無し | |
| パントテン酸 | - | mg | 無し |
| ビオチン | - | μg | 無し |
| ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
セージ 粉と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較！
| 名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
|---|---|---|---|---|---|
| オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
| オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
| からし（粉） | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
| 練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
| からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
| からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
| カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
| クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
| こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
| こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
| こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
| さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
| シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
| しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
| しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
| セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
| タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
| チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
| とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
| ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
| にんにくパウダー（食塩無添加） | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
| にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
| バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
| パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
| パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
| わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
| わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
| にんにくパウダー（食塩添加） | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。