このページではしょうが おろしのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
しょうが おろしのカロリーは41kcal(100gあたり)!これってどうなの?
しょうが おろしの可食部100gあたりのカロリーは、41kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1314位です。これは多い順にすると上位82%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでしょうが おろしのカロリーを評価すると、142件中122位です。これは上位から85%に位置するカロリーで、評価は同じく「低い」となります。
カロリー | 41Kcal |
全体での評価 | 1314位 / 1592件中(上位82%…低い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 122位 / 142件中(上位85%…低い) |
しょうが おろしはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜしょうが おろしのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
しょうが おろしのカロリーは低い理由
しょうが おろしは、調味料(スパイス)として使用されることがありますが、そのカロリーは可食部100gあたり41kcalと非常に低いです。この低カロリーの理由は、以下の栄養データを参照して説明できます。
カロリー:41kcal(低い)
しょうが おろしは、可食部100gあたり41kcalという低いカロリーです。これは、他の食材と比較しても低い値です。カロリーが低いため、ダイエット中やカロリーコントロールを心掛けている方にとっては、嬉しい特徴と言えるでしょう。
糖質:9g(低い)
しょうが おろしに含まれる糖質は、可食部100gあたり9gです。これも低い値と言えます。糖質の摂取量を気にしている方にとっては、安心して摂取できる調味料となっています。
食物繊維:0g(無し)
しょうが おろしには、食物繊維はほとんど含まれていません。食物繊維は、便通を促進したり、血糖値の上昇を緩やかにするなど、体にとって重要な役割を果たしますが、しょうが おろしにはその効果は期待できません。
タンパク質:0.7g(かなり低い)
しょうが おろしには、可食部100gあたり0.7gのタンパク質が含まれています。タンパク質は、体の組織や筋肉の形成に必要な栄養素ですが、しょうが おろしにはあまり含まれていないため、タンパク質摂取を重視する方には他の食材と組み合わせることがおすすめです。
脂質:0.6g(低い)
しょうが おろしには、可食部100gあたり0.6gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取すると体に悪影響を及ぼすこともあります。しょうが おろしは脂質が低いため、カロリーコントロールを意識している方にも適しています。
以上のように、しょうが おろしのカロリーが低い理由は、糖質、タンパク質、脂質が他の食材と比較して低いからです。カロリーコントロールや健康を意識した食事に取り入れる際には、しょうが おろしを積極的に活用することができるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「しょうが おろし」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 9.0g | 4 | 36kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0.7g | 4 | 2.8kcal |
脂質 | 0.6g | 9 | 5.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「しょうが おろし」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、36kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
しょうが おろしは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
しょうが おろしは、低糖質ダイエットに使える?
しょうが おろしは、糖質量が9gであることが分かりました。しかし、低糖質ダイエットにおいては、しょうが おろしはどちらかというと不向きな調味料(スパイス)と言えます。
糖質量は控えめ
しょうが おろしの糖質量は、9gということで、他の調味料と比べると控えめな部類に入ります。糖質を制限することが目的の低糖質ダイエットにおいては、糖質量の少ない食品を選ぶことが重要です。その点で、しょうが おろしは一定の選択肢として考えられます。
低糖質ダイエットには不向き
しかしながら、しょうが おろしは低糖質ダイエットにどちらかというと不向きな調味料と言えます。なぜなら、しょうが おろしは糖質量以外にも、カロリーや食物繊維の量も考慮しなければならないからです。
低糖質ダイエットでは、糖質量だけでなく、カロリー摂取量も制限することが一般的です。しょうが おろしは、糖質量が少ない一方で、カロリーもそれなりに含まれています。そのため、低糖質ダイエットを行う際には、カロリー摂取量も考慮しなければなりません。
また、食物繊維の量も重要なポイントです。低糖質ダイエットでは、食物繊維を豊富に含む食品を摂取することが推奨されています。しょうが おろしは、食物繊維の量が少ないため、その点でも低糖質ダイエットには適していないと言えます。
まとめ
しょうが おろしは、糖質量が9gという点では控えめな調味料です。しかし、低糖質ダイエットにおいては、カロリーや食物繊維の量も考慮しなければなりません。そのため、しょうが おろしはどちらかというと不向きな調味料と言えます。低糖質ダイエットを行う際には、糖質量だけでなく、カロリー摂取量や食物繊維の量も注意しながら選ぶことが大切です。
しょうが おろしは、低脂質ダイエットに使える!?
しょうが おろしは、低脂質ダイエットに使える?
低脂質ダイエットを実践している方にとって、食事の調味料選びは非常に重要です。そこで注目したいのが、「しょうが おろし」です。このスパイスは、低脂質ダイエットに特に効果的な調味料として知られています。
しょうが おろしの低脂質性
まず、しょうが おろしの低脂質性についてご紹介します。しょうが おろし100g当たりの脂質量はわずか0.6gと非常に低いです。これは、他の調味料と比較しても優れている数値です。低脂質ダイエットを目指す方にとって、脂質摂取を抑えるためには理想的な選択肢と言えるでしょう。
しょうが おろしの効果的な活用法
しょうが おろしの効果的な活用法についてもご紹介しましょう。まず、しょうが おろしは独特の辛味があり、食欲を抑える効果があります。食事の際に少量のしょうが おろしを加えることで、満腹感を得ることができ、過食を防ぐことができます。
また、しょうが おろしには代謝を促進する作用もあります。体温を上げることで脂肪燃焼を助けるため、低脂質ダイエットの効果を高めることができます。さらに、しょうが おろしには抗酸化作用もあり、体内の老廃物の排出を促進する効果も期待できます。
まとめ
低脂質ダイエットを実践している方にとって、しょうが おろしは非常に有用な調味料と言えます。その低脂質性と効果的な活用法により、脂質摂取の抑制や食欲の抑制、代謝促進、抗酸化作用など、様々な効果を期待することができます。是非、しょうが おろしを取り入れて、健康的な低脂質ダイエットを実践してみてください。
最後に、しょうが おろしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しょうが おろし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 41 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 8.6 | g | |
└糖質 | 9.0 | g | 低い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 0.7 | g | かなり低い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「しょうが おろし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 88.2 | g | 多い |
有機酸 | 0.2 | g | 多い |
灰分 | 1.9 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 1.5 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「しょうが おろし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 580 | mg | 多い |
カリウム | 140 | mg | 普通 |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | 17 | mg | 普通 |
リン | 14 | mg | 低い |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.04 | mg | 普通 |
マンガン | 3.58 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 2 | μg | 多い |
└β-カロテン | 6 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 7 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.8 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | 0.3 | μg | 普通 |
ビタミンC | 120 | mg | 多い |
試料: チューブ入り/ビタミンC: 添加品を含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
しょうが おろしと同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。