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にんにくパウダー(食塩添加)のカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!
このページではにんにくパウダー(食塩添加)のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
にんにくパウダー(食塩添加)のカロリーは382kcal(100gあたり)!これってどうなの?
にんにくパウダー(食塩添加)の可食部100gあたりのカロリーは、382kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中158位です。これは多い順にすると上位9%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルのでにんにくパウダー(食塩添加)のカロリーを評価すると、142件中15位です。これは上位から10%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 382Kcal |
全体での評価 | 158位 / 1592件中(上位9%…高い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 15位 / 142件中(上位10%…高い) |
にんにくパウダー(食塩添加)はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜにんにくパウダー(食塩添加)のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
にんにくパウダー(食塩添加)のカロリーは高い理由
にんにくパウダー(食塩添加)は、可食部100gあたり382kcalという高いカロリーを持っています。その理由を以下の栄養データから考察してみましょう。
糖質が多い
にんにくパウダー(食塩添加)は、可食部100gあたり76.5gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として利用されるため、多いほどカロリーが高くなります。にんにくパウダーには糖質が多く含まれているため、カロリーも高いと言えるでしょう。
食物繊維が無い
にんにくパウダー(食塩添加)には食物繊維が0g含まれています。食物繊維は消化吸収されにくく、カロリーとして計算されにくいため、食品のカロリーが低くなります。にんにくパウダーには食物繊維が含まれていないため、カロリーが高くなっていると考えられます。
タンパク質が多い
にんにくパウダー(食塩添加)は、可食部100gあたり19.9gのタンパク質を含んでいます。タンパク質はエネルギー源としても重要な栄養素であり、他の栄養素と比べてもカロリーが高い傾向があります。にんにくパウダーにはタンパク質が多く含まれているため、カロリーも高くなっていると考えられます。
脂質が低い
にんにくパウダー(食塩添加)は、可食部100gあたり0.8gの脂質を含んでいます。脂質は他の栄養素と比べてもカロリーが高いため、脂質が少ない食品はカロリーも低くなります。にんにくパウダーには脂質が少ないため、他の栄養素の影響でカロリーが高くなっていると考えられます。
以上の理由から、にんにくパウダー(食塩添加)のカロリーが高いと評価されるのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「にんにくパウダー(食塩添加)」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 76.5g | 4 | 306kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 19.9g | 4 | 79.6kcal |
脂質 | 0.8g | 9 | 7.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「にんにくパウダー(食塩添加)」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、306kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
にんにくパウダー(食塩添加)は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
にんにくパウダー(食塩添加)は低糖質ダイエットに不向き
にんにくパウダー(食塩添加)は、糖質量が76.5gと非常に高いです。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、避けるべき調味料と言えます。
低糖質ダイエットは、炭水化物の摂取を制限し、血糖値の上昇を抑えることを目的としています。糖質量が高い食品を摂取すると、血糖値が急上昇し、体内に余分なエネルギーが蓄積される可能性があります。そのため、にんにくパウダー(食塩添加)は、低糖質ダイエットには不向きな調味料と言えるのです。
また、にんにくパウダー(食塩添加)は、食塩が添加されているため、塩分摂取量が増えてしまいます。過剰な塩分摂取は、高血圧や水分バランスの乱れなどの健康リスクを引き起こす可能性があります。低糖質ダイエットは、健康的な体重管理を目指すために行われることが多いため、塩分摂取量の制限も重要です。そのため、にんにくパウダー(食塩添加)は、低糖質ダイエットに適していないと言えます。
低糖質ダイエットを実践している方は、にんにくパウダー(食塩添加)の代わりに、糖質量の少ない調味料を選ぶことをおすすめします。例えば、にんにくの生のクローブやにんにくパウダー(無添加)などがあります。これらの調味料は、にんにくの風味を楽しむことができながら、糖質や塩分の摂取を抑えることができます。
低糖質ダイエットを成功させるためには、食品の選択が非常に重要です。糖質量が高い調味料や食品を避け、代わりに糖質量の少ないものを選ぶことが大切です。にんにくパウダー(食塩添加)は、その点で低糖質ダイエットには不向きな調味料と言えますので、注意が必要です。
にんにくパウダー(食塩添加)は、低脂質ダイエットに使える!?
にんにくパウダー(食塩添加)は、低脂質ダイエットに使える?
にんにくパウダー(食塩添加)は、低脂質ダイエットに特に効果的な調味料(スパイス)として注目されています。その理由をご紹介いたします。
にんにくパウダーの低脂質性
にんにくパウダー(食塩添加)は、低脂質であることが特徴です。100gあたりの脂質含有量はわずか0.8gと非常に低いため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。にんにくパウダー(食塩添加)を使用することで、脂質摂取を抑えながら美味しい料理を楽しむことができます。
にんにくパウダーの効果
にんにくパウダーには、アリシンという成分が含まれています。アリシンは抗酸化作用や抗菌作用を持ち、免疫力を高める効果があります。また、にんにくパウダーに含まれる硫化アリルという成分は、血液をサラサラにする働きがあります。これにより、血液循環が良くなり、体内の老廃物や余分な脂肪を排出しやすくなります。さらに、にんにくパウダーには食欲抑制効果もあるため、食事の量を減らすことができます。
にんにくパウダーの活用方法
にんにくパウダー(食塩添加)は、さまざまな料理に活用することができます。スープや炒め物、お肉料理など、様々な料理に風味を加えることができます。また、にんにくパウダーは保存が利くため、常備しておくことができます。ダイエット中の方は、にんにくパウダーを積極的に取り入れることで、低脂質ながら美味しい食事を楽しむことができます。
まとめ
にんにくパウダー(食塩添加)は、低脂質ダイエットに特に効果的な調味料です。低脂質でありながら、アリシンや硫化アリルといった成分が含まれており、免疫力の向上や血液の循環促進に効果があります。さらに、食欲抑制効果もあるため、食事の量を減らすことができます。にんにくパウダーを上手に活用して、健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、にんにくパウダー(食塩添加)の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「にんにくパウダー(食塩添加)」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 382 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 73.8 | g | |
└糖質 | 76.5 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 19.9 | g | 多い |
脂質 | 0.8 | g | 低い |
「にんにくパウダー(食塩添加)」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 3.5 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 2.0 | g | 多い |
コレステロール | 2 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 8.4 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「にんにくパウダー(食塩添加)」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 3300 | mg | 多い |
カリウム | 390 | mg | 多い |
カルシウム | 100 | mg | 多い |
マグネシウム | 90 | mg | 多い |
リン | 300 | mg | 多い |
鉄 | 6.6 | mg | 多い |
亜鉛 | 2.5 | mg | 多い |
銅 | 0.57 | mg | 多い |
マンガン | 1.17 | mg | 多い |
ヨウ素 | 1 | μg | 普通 |
セレン | 10 | μg | 多い |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | 7 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | (0) | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 1 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.54 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 1.0 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 2.32 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.33 | mg | 多い |
ビオチン | 3.5 | μg | 多い |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
にんにくパウダー(食塩添加)と同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。