このページでは練りからしのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
練りからしのカロリーは314kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:DELISH KITCHEN
練りからしの可食部100gあたりのカロリーは、314kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中313位です。これは多い順にすると上位19%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「調味料」ジャンルので練りからしのカロリーを評価すると、142件中33位です。これは上位から23%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 314Kcal |
全体での評価 | 313位 / 1592件中(上位19%…高い) |
「調味料」ジャンル内での評価 | 33位 / 142件中(上位23%…高い) |
練りからしはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ練りからしのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:Eレシピ
練りからしのカロリーが高い理由
練りからしのカロリーが高い理由は、以下の栄養データから明らかです。
糖質の量が普通
練りからしの可食部100gあたりの糖質は40.2gで、普通の量と言えます。糖質はエネルギー源として利用されますが、練りからしのカロリーが高い主な要因ではありません。
食物繊維が無し
練りからしには食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を助け、満腹感を与えるため、食事のカロリーを抑える効果があります。そのため、食物繊維が無いことが、練りからしのカロリーが高い一因と言えます。
タンパク質の量が普通
練りからしの可食部100gあたりのタンパク質は5.9gで、普通の量と言えます。タンパク質は体の組織や筋肉の修復に必要な栄養素ですが、練りからしのカロリーが高い主な要因ではありません。
脂質の量が多い
練りからしの可食部100gあたりの脂質は14.5gで、多い量と言えます。脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを含んでおり、他の栄養素よりもカロリーが高いため、練りからしのカロリーが高い一因と言えます。
以上のように、練りからしのカロリーが高い理由は、脂質の量が多いことが主な要因です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂取量には注意が必要です。適量を守りながら、美味しい練りからしを楽しむことが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「練りからし」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 40.2g | 4 | 160.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 5.9g | 4 | 23.6kcal |
脂質 | 14.5g | 9 | 130.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「練りからし」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、160.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
練りからしは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
練りからしは、低糖質ダイエットに使える?
「練りからしは低糖質ダイエットに不向き」という内容で、600文字でライティングしてください。
糖質制限を目指す方にとって、食事の中で糖質を抑えることは重要なポイントです。そのため、調味料にも糖質量を考慮する必要があります。今回は、練りからしに焦点を当て、低糖質ダイエットへの適応性について考えてみたいと思います。
練りからしの糖質量
まず、練りからしの糖質量について確認しましょう。練りからし100gあたりの糖質量は40.2gです。この数値を見ると、練りからしは糖質制限を目指す方には適していないと言えます。
糖質制限と練りからしの相性
糖質制限を行う際には、食事からの糖質摂取を減らすことが求められます。そのため、糖質の多い食材や調味料は避ける必要があります。練りからしは糖質量が高いため、摂取することで糖質制限の目標を達成することは難しいでしょう。
代替品としての選択肢
練りからしを使用する場合、糖質制限を考慮することが重要です。代わりに、糖質量の少ない調味料を選ぶことをおすすめします。例えば、マスタードやハーブなどは糖質量が低く、練りからしと同様の風味を楽しむことができます。
まとめ
練りからしは糖質量が40.2gと高く、糖質制限を目指す方には適していません。糖質制限を行う際には、練りからしの使用を控え、糖質量の少ない代替品を選ぶことが重要です。マスタードやハーブなどは糖質量が低く、練りからしと同様の風味を楽しむことができます。練りからしを使用する際には、糖質制限の目標を考慮し、代替品の選択に注意しましょう。
練りからしは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ニッスイ
練りからしの脂質量は14.5g
練りからしは、和食料理によく使われる調味料(スパイス)です。その辛味と風味が料理にアクセントを加え、食欲をそそります。しかし、練りからしを低脂質ダイエットに利用することはできるのでしょうか?実は、練りからしには14.5gの脂質が含まれています。
脂質摂取量の制限が重要
低脂質ダイエットは、脂質の摂取量を制限することで体重管理や健康維持を目指す方法です。脂質は高カロリーであり、過剰な摂取は肥満や生活習慣病のリスクを高めます。そのため、低脂質ダイエットを行う際には、脂質量を把握し、摂取を制限する必要があります。
練りからしの脂質量は高め
練りからしに含まれる14.5gの脂質量は、低脂質ダイエットを実践する上で考慮すべき要素です。一般的に、1日の脂質摂取量は成人男性で70g、成人女性で60g程度が目安とされています。そのため、練りからしの脂質量は、1日の脂質摂取量の一部を占めることになります。
練りからしの摂取量を考慮する必要がある
低脂質ダイエットを実践する際には、練りからしの摂取量を考慮する必要があります。練りからしは小さな量でも強い辛味がありますので、少量でも料理にアクセントを加えることができます。そのため、適量を守りながら使用することが重要です。
代替品や調整方法の検討も必要
練りからしを使用せずに低脂質ダイエットを実践する場合、代替品や調整方法を検討することも有益です。例えば、練りからしの代わりに、酢やレモン汁、ハーブなどを使って風味を加えることができます。また、練りからしの使用量を減らしたり、他の低脂質調味料と組み合わせることで、脂質摂取量を抑えることもできます。
まとめ
練りからしは、低脂質ダイエットを実践する上で注意が必要な調味料です。その脂質量は14.5gであり、1日の脂質摂取量の一部を占めることになります。適量を守りながら使用することや、代替品や調整方法を検討することで、練りからしを低脂質ダイエットに取り入れることができます。しかし、摂取量を過剰にすると脂質摂取量が増えてしまうため、注意が必要です。
最後に、練りからしの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「練りからし」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 314 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 40.1 | g | |
└糖質 | 40.2 | g | 普通 |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 5.9 | g | 普通 |
脂質 | 14.5 | g | 多い |
「練りからし」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 31.7 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 7.8 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 7.4 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「練りからし」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 2900 | mg | 多い |
カリウム | 190 | mg | 普通 |
カルシウム | 60 | mg | 多い |
マグネシウム | 83 | mg | 多い |
リン | 120 | mg | 普通 |
鉄 | 2.1 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.0 | mg | 普通 |
銅 | 0.15 | mg | 多い |
マンガン | 0.36 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 16 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.22 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
和風及び洋風を含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
練りからしと同じ調味料のスパイスジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
オールスパイス 粉 | 364 | 77.1 | 5.6 | 5.6 | - |
オニオンパウダー | 363 | 83.0 | 8.8 | 1.1 | - |
からし(粉) | 435 | 43.8 | 33.0 | 14.3 | - |
練りからし | 314 | 40.2 | 5.9 | 14.5 | - |
からし 練りマスタード | 175 | 15.6 | 4.8 | 10.6 | - |
からし 粒入りマスタード | 229 | 14.7 | 7.6 | 16.0 | - |
カレー粉 | 338 | 29.8 | 13.0 | 12.2 | 36.9 |
クローブ 粉 | 398 | 72.2 | 7.2 | 13.6 | - |
こしょう 黒 粉 | 362 | 69.2 | 11.0 | 6.0 | - |
こしょう 白 粉 | 376 | 73.7 | 10.1 | 6.4 | - |
こしょう 混合 粉 | 369 | 72.0 | 10.6 | 6.2 | - |
さんしょう 粉 | 375 | 69.6 | 10.3 | 6.2 | - |
シナモン 粉 | 356 | 82.1 | 3.6 | 3.5 | - |
しょうが 粉 | 365 | 75.0 | 7.8 | 4.9 | - |
しょうが おろし | 41 | 9.0 | 0.7 | 0.6 | - |
セージ 粉 | 377 | 68.2 | 6.4 | 10.1 | - |
タイム 粉 | 342 | 71.8 | 6.5 | 5.2 | - |
チリパウダー | 374 | 65.9 | 15.0 | 8.2 | - |
とうがらし 粉 | 412 | 74.5 | 16.2 | 9.7 | - |
ナツメグ 粉 | 520 | 55.4 | 5.7 | 38.5 | - |
にんにくパウダー(食塩無添加) | 380 | 77.0 | 19.9 | 0.8 | - |
にんにく おろし | 170 | 39.0 | 4.7 | 0.5 | - |
バジル 粉 | 307 | 54.4 | 21.1 | 2.2 | - |
パセリ 乾 | 341 | 52.6 | 28.7 | 2.2 | - |
パプリカ 粉 | 385 | 57.2 | 15.5 | 11.6 | - |
わさび 粉 からし粉入り | 384 | 76.8 | 16.5 | 4.4 | - |
わさび 練り | 265 | 41.2 | 3.3 | 10.3 | - |
にんにくパウダー(食塩添加) | 382 | 76.5 | 19.9 | 0.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。