豚もも肉のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

豚もも肉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは豚もも肉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	171	Kcal	平均的
炭水化物	0.2	g
└糖質	4.6	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	20.5	g	多い
脂質	10.2	g	普通
食塩相当量	0.1	mg	低い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「＜畜肉類＞　ぶた　［大型種肉］　もも　脂身つき　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、豚もも肉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

豚もも肉はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

豚もも肉とは？どんな食材？

豚もも肉は、豚のもも部分を指す食材です。豚肉の中でも比較的柔らかく、脂身が少ない部位として知られています。そのため、さまざまな料理に利用されることがあります。

特徴1：柔らかくてジューシーな食感

豚もも肉は、筋繊維が細かく、肉の繊維が緩やかに結びついているため、柔らかい食感があります。また、脂身の少ない部位なので、ジューシーな味わいが特徴です。これにより、豚もも肉は炒め物や焼き物などの料理に適しています。

特徴2：さまざまな料理に利用できる

豚もも肉は、その柔らかさとジューシーさから、さまざまな料理に利用することができます。例えば、豚しゃぶや豚の生姜焼き、豚の味噌煮など、日本料理でよく使われるメニューには欠かせない食材です。また、炒め物やグリル料理、鍋料理などにも幅広く活用されています。

特徴3：栄養価の高さ

豚もも肉には、たんぱく質やビタミンB群、鉄分などの栄養素が豊富に含まれています。特に、たんぱく質は筋肉の形成や修復に必要な栄養素であり、ビタミンB群はエネルギー代謝に関与しています。また、鉄分は貧血予防に役立つ栄養素です。これらの栄養素をバランスよく摂取するためにも、豚もも肉は良い選択肢となります。

豚もも肉はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：ヒガシマル

1. タンパク質の豊富な食材として役立つ

豚もも肉は、可食部100gあたり20.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、体の細胞や組織の修復や再生に必要な栄養素であり、健康的な体を維持するために欠かせません。豚もも肉のタンパク質は、他の肉や植物性食品と比べても多く含まれているため、タンパク質の摂取を意識した食事に役立つ食材と言えます。

2. 糖質がかなり低いため、糖質制限の食事に適している

豚もも肉は、可食部100gあたりの糖質が4.6gとかなり低いです。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、過剰な摂取は血糖値の上昇や肥満のリスクを高めることがあります。糖質制限の食事を実践している方や糖質摂取を抑えたい方にとって、豚もも肉は糖質制限の食事に適した食材と言えます。

3. 塩分が低いため、塩分制限の食事に適している

豚もも肉は、可食部100gあたりの塩分が0.1gと低いです。塩分は体内の水分バランスや神経伝達物質の調整に関与していますが、摂り過ぎると高血圧や腎臓の負担を引き起こす可能性があります。塩分制限の食事を実践している方や塩分摂取を控えたい方にとって、豚もも肉は塩分制限の食事に適した食材と言えます。

おすすめ：豚もも肉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

豚もも肉に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：Eレシピ

豚もも肉の特徴

豚もも肉は、以下のような栄養データがあります。

1. カリウムが多い

豚もも肉は、可食部100gあたりにおいてカリウムが多く含まれています。カリウムは、体内の水分バランスを調整する重要な役割を果たしています。また、心臓の健康維持にも関与しています。

2. リンが多い

豚もも肉には、リンが多く含まれています。リンは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝にも関与しています。豚もも肉の摂取によって、骨や歯の健康をサポートすることができます。

3. ヨウ素が無し

豚もも肉には、ヨウ素が含まれていません。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、代謝や成長に関与しています。ただし、豚もも肉以外の食材からヨウ素を摂取することができるため、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。

以上のように、豚もも肉はカリウムやリンが多く含まれており、骨や歯の健康をサポートする効果があります。ただし、ヨウ素は含まれていないため、他の食材から摂取する必要があります。

豚もも肉に含まれるビタミンを解説！

引用元：DELISH KITCHEN

豚もも肉のビタミンの特徴

豚もも肉に含まれるビタミンの特徴を以下にまとめます。

1. ビタミンA

豚もも肉に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2種類です。レチノールは4 μg含まれており、量としては多い方です。一方、豚もも肉にはα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は含まれていません。

2. ビタミンD

豚もも肉に含まれるビタミンDは、0.1 μg含まれており、量としては多い方です。

3. ビタミンE

豚もも肉に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが含まれています。量としては0.3 mgであり、普通の量と言えます。β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

豚もも肉を使ったレシピ20選！

「豚もも肉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	171	Kcal	平均的
炭水化物	0.2	g
└糖質	4.6	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	20.5	g	多い
脂質	10.2	g	普通
「豚もも肉」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	68.1	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.0	g	普通
コレステロール	67	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「豚もも肉」のビタミン・無機質等
ナトリウム	47	mg	普通
カリウム	350	mg	多い
カルシウム	4	mg	低い
マグネシウム	24	mg	普通
リン	200	mg	多い
鉄	0.7	mg	普通
亜鉛	2.0	mg	多い
銅	0.08	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	4	μg	多い
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	4	μg	普通
ビタミンD	0.1	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.3	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	Tr	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	2	μg	普通
ビタミンB1	0.90	mg	多い
ビタミンB2	0.21	mg	多い
ナイアシン	6.2	mg	多い
ビタミンB6	0.31	mg	多い
ビタミンB12	0.3	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.84	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	1	mg	普通

皮下脂肪： 6.9 %、筋間脂肪： 3.4 %

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

豚もも肉と同じ肉の豚肉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
豚肩肉	201	0.8	18.5	14.6	(0)
豚肩ロース肉	237	3.4	17.1	19.2	(0)
豚ロース肉	248	3.0	19.3	19.2	(0)
豚バラ肉	366	2.2	14.4	35.4	(0)
豚もも肉	171	4.6	20.5	10.2	(0)
豚そともも肉	221	4.0	18.8	16.5	(0)
豚ヒレ肉	118	3.7	22.2	3.7	(0)
豚ひき肉	209	2.3	17.7	17.2	(0)
豚タン	205	4.6	15.9	16.3	(0)
豚ハツ（心）	118	4.8	16.2	7.0	(0)
豚レバー（肝）	114	7.1	20.4	3.4	(0)
豚じん臓	96	5.2	14.1	5.8	(0)
豚モツ（胃）	111	4.4	17.4	5.1	(0)
豚シロ（小腸）	159	3.5	14.0	11.9	(0)
豚コーロン（大腸）	166	3.2	11.7	13.8	(0)
豚の子宮（うてり・子袋）	64	3.3	14.6	0.9	(0)
豚足	227	0.5	20.1	16.8	(0)
豚の軟骨	229	3.3	17.8	17.9	(0)
トンカツ	379	18.5	25.1	25.3	0.9
ジョウルミート	256	2.2	17.4	22.3	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。