豚ロース肉のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

豚ロース肉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは豚ロース肉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	248	Kcal	高い
炭水化物	0.2	g
└糖質	3.0	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	19.3	g	多い
脂質	19.2	g	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「＜畜肉類＞　ぶた　［大型種肉］　ロース　脂身つき　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、豚ロース肉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

豚ロース肉はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

豚ロース肉とは？どんな食材？

豚ロース肉は、豚の背中の部位にあたる肉であり、豚肉の中でも特に柔らかくてジューシーな部位とされています。そのため、ステーキやローストなどの料理に最適な食材として人気があります。

豚ロース肉の特徴

豚ロース肉は、脂肪の量が少なく、赤身が多いのが特徴です。そのため、ヘルシーでありながら肉の旨味をしっかりと楽しむことができます。また、きめ細かくて柔らかい食感も魅力であり、噛みごたえもあります。

豚ロース肉の調理法

豚ロース肉は、ステーキやローストなどの調理法に適しています。ステーキとして調理する場合は、適度な厚さに切り、塩や胡椒で下味をつけてから焼きます。ローストとして調理する場合は、オーブンでじっくりと焼き上げることで、肉の旨味が引き立ちます。また、豚ロース肉は薄切りにしてしゃぶしゃぶやしょうゆベースの煮物にも利用することができます。

豚ロース肉はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：キッコーマン

1. 高タンパク質で筋肉の成長や修復に役立つ

豚ロース肉はタンパク質が豊富に含まれており、100gあたり19.3gのタンパク質が摂取できます。タンパク質は筋肉の成長や修復に不可欠な栄養素であり、適切な量のタンパク質を摂取することで筋肉の増強や維持に役立ちます。豚ロース肉の摂取は、健康的な食事とバランスの取れた運動との組み合わせによって、筋肉の成長や修復をサポートすることが期待できます。

2. 低糖質で血糖値の上昇を抑える

豚ロース肉は糖質が少なく、100gあたりの糖質量は3gとかなり低いです。糖質の摂取量が過剰な場合、血糖値が急上昇する可能性がありますが、豚ロース肉の摂取によって血糖値の上昇を抑えることができます。低糖質の食材を選ぶことで、血糖値の急激な上昇を防ぎ、健康的な血糖値の維持に役立ちます。

3. 低塩分で高血圧の予防に効果的

豚ロース肉は塩分が少なく、100gあたりの塩分量は0.1gと低いです。塩分の摂り過ぎは高血圧の原因となることがありますが、豚ロース肉の摂取によって塩分摂取量を抑えることができます。適切な塩分摂取量の管理は、高血圧の予防や健康な血圧の維持につながります。豚ロース肉は低塩分の食材として選ばれることで、高血圧の予防に効果的な食事に貢献します。

おすすめ：豚ロース肉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

豚ロース肉に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：Nadia

豚ロース肉の特徴

豚ロース肉は以下のような特徴を持っています。

栄養バランスが良い

豚ロース肉は、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどの無機質をバランスよく含んでいます。これにより、体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能をサポートします。

リンや亜鉛が豊富

豚ロース肉には、リンや亜鉛が多く含まれています。リンは骨や歯の形成に重要な役割を果たし、亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に関与しています。豚ロース肉を摂取することで、これらの栄養素を効果的に摂取することができます。

鉄が少ない

豚ロース肉には鉄が少なく含まれています。鉄は赤血球の形成に必要な栄養素であり、不足すると貧血のリスクが高まります。そのため、豚ロース肉を摂取する場合は、他の鉄源との組み合わせや鉄の吸収を促す食材との組み合わせが重要です。

豚ロース肉に含まれるビタミンを解説！

引用元：DELISH KITCHEN

豚ロース肉のビタミンの特徴

豚ロース肉に含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。

1. ビタミンAの含有量

豚ロース肉にはビタミンAが含まれており、レチノール活性当量は6 μgです。この量は普通の範囲にあります。また、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は含まれていません。

2. ビタミンDの含有量

豚ロース肉にはビタミンDが含まれており、0.1 μg含有しています。この量は多い方に分類されます。

3. ビタミンB群の含有量

豚ロース肉にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB1の含有量は0.69 mgで多い方に分類されます。ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の含有量も多く、それぞれ0.15 mg、7.3 mg、0.32 mgです。また、ビタミンB12の含有量は0.3 μgで普通の範囲にあります。さらに、パントテン酸とビオチンの含有量も多く、それぞれ0.98 mg、3.7 μgです。

豚ロース肉を使ったレシピ20選！

「豚ロース肉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	248	Kcal	高い
炭水化物	0.2	g
└糖質	3.0	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	19.3	g	多い
脂質	19.2	g	多い
「豚ロース肉」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	60.4	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	0.9	g	普通
コレステロール	61	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「豚ロース肉」のビタミン・無機質等
ナトリウム	42	mg	普通
カリウム	310	mg	普通
カルシウム	4	mg	低い
マグネシウム	22	mg	普通
リン	180	mg	多い
鉄	0.3	mg	低い
亜鉛	1.6	mg	多い
銅	0.05	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	1	μg	普通
セレン	21	μg	多い
クロム	3	μg	多い
モリブデン	Tr	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	6	μg	多い
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	6	μg	普通
ビタミンD	0.1	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.3	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	Tr	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	3	μg	普通
ビタミンB1	0.69	mg	多い
ビタミンB2	0.15	mg	多い
ナイアシン	7.3	mg	多い
ビタミンB6	0.32	mg	多い
ビタミンB12	0.3	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.98	mg	多い
ビオチン	3.7	μg	多い
ビタミンC	1	mg	普通

皮下脂肪： 11.4 %、筋間脂肪： 7.9 %

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

豚ロース肉と同じ肉の豚肉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
豚肩肉	201	0.8	18.5	14.6	(0)
豚肩ロース肉	237	3.4	17.1	19.2	(0)
豚ロース肉	248	3.0	19.3	19.2	(0)
豚バラ肉	366	2.2	14.4	35.4	(0)
豚もも肉	171	4.6	20.5	10.2	(0)
豚そともも肉	221	4.0	18.8	16.5	(0)
豚ヒレ肉	118	3.7	22.2	3.7	(0)
豚ひき肉	209	2.3	17.7	17.2	(0)
豚タン	205	4.6	15.9	16.3	(0)
豚ハツ（心）	118	4.8	16.2	7.0	(0)
豚レバー（肝）	114	7.1	20.4	3.4	(0)
豚じん臓	96	5.2	14.1	5.8	(0)
豚モツ（胃）	111	4.4	17.4	5.1	(0)
豚シロ（小腸）	159	3.5	14.0	11.9	(0)
豚コーロン（大腸）	166	3.2	11.7	13.8	(0)
豚の子宮（うてり・子袋）	64	3.3	14.6	0.9	(0)
豚足	227	0.5	20.1	16.8	(0)
豚の軟骨	229	3.3	17.8	17.9	(0)
トンカツ	379	18.5	25.1	25.3	0.9
ジョウルミート	256	2.2	17.4	22.3	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。