豚バラ肉のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

豚バラ肉のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは豚バラ肉の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	366	Kcal	高い
炭水化物	0.1	g
└糖質	2.2	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	14.4	g	多い
脂質	35.4	g	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「＜畜肉類＞　ぶた　［大型種肉］　ばら　脂身つき　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、豚バラ肉がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

豚バラ肉はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

豚バラ肉とは？どんな食材？

豚バラ肉は、豚の腹部分の肉であり、豚の背中や腰の近くに位置しています。日本料理や韓国料理など、さまざまな料理で使用される人気のある食材です。

豚バラ肉の特徴

豚バラ肉は、脂肪が多く含まれているため、とても柔らかくジューシーな食感があります。脂身の部分は甘みがあり、肉の部分はしっかりとした食感があります。そのため、焼肉や煮込み料理など、さまざまな調理法で美味しく楽しむことができます。

豚バラ肉の使い方

豚バラ肉は、焼肉やしゃぶしゃぶ、煮込み料理、鍋料理など、さまざまな料理に使用することができます。脂肪の甘みが引き立つ焼き肉や、長時間煮込むことで柔らかくなる煮込み料理が特におすすめです。また、豚バラ肉を使った炒め物や炒飯も美味しくいただけます。豚バラ肉の風味と旨みを引き出すために、適切な下味や調味料を使うことも大切です。

豚バラ肉はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質が豊富で筋肉の形成に役立つ

豚バラ肉は、100gあたり14.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、筋肉や骨、内臓などの細胞の主成分であり、体の構築や修復に欠かせません。豚バラ肉のタンパク質は、特に筋肉の形成に役立ちます。筋肉は基礎代謝を高め、脂肪燃焼を促進するため、ダイエットや健康的な体重管理にも効果的です。

2. 糖質が少なく血糖値の上昇を抑える

豚バラ肉は、100gあたり2.2gの糖質を含んでいます。糖質は、エネルギー源として重要ですが、過剰摂取は血糖値の上昇を引き起こし、生活習慣病のリスクを高めることがあります。豚バラ肉の糖質はかなり低く、血糖値の急激な上昇を抑える効果が期待できます。このため、糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にも適した食材と言えます。

3. 脂質が多いが、必要な栄養素を摂取できる

豚バラ肉は、100gあたり35.4gの脂質を含んでいます。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は肥満や動脈硬化などのリスクを高めることがあります。しかし、脂質は体に必要な栄養素も含んでいます。豚バラ肉に含まれる脂質は、不飽和脂肪酸やビタミンEなどの栄養素を摂取することができます。適度な量で摂取することで、健康的な食事に役立てることができます。

おすすめ：豚バラ肉のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

豚バラ肉に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：キッコーマン

豚バラ肉の特徴

豚バラ肉の栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。

1. 亜鉛とセレンが豊富

豚バラ肉には亜鉛とセレンが多く含まれています。亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に関与し、セレンは抗酸化作用や免疫機能の向上に役立ちます。これらの栄養素は豚バラ肉を食べることで摂取できるため、健康維持に役立つ食材と言えます。

2. ナトリウムの含有量が普通

豚バラ肉にはナトリウムが含まれていますが、その含有量は普通です。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達物質の働きに関与していますが、摂りすぎると高血圧や体液の異常増加のリスクがあります。適度な量で摂取することが大切です。

3. カルシウムとマンガンの含有量が低い

豚バラ肉にはカルシウムとマンガンが含まれていますが、その含有量は低いです。カルシウムは骨や歯の形成に関与し、マンガンは酵素の働きや抗酸化作用に関与しています。これらの栄養素は他の食材から摂取する必要があります。

豚バラ肉に含まれるビタミンを解説！

引用元：ヒガシマル

1. ビタミンAの特徴

豚バラ肉に含まれるビタミンAは、レチノールとして11 μg含まれています。レチノールは、視力の維持や免疫機能の向上に重要な役割を果たします。豚バラ肉はビタミンAが多く含まれており、健康な目と免疫システムをサポートするのに役立つでしょう。

2. ビタミンDの特徴

豚バラ肉にはビタミンDが0.5 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、骨の健康維持に重要です。豚バラ肉のビタミンD含有量は多く、健康な骨を維持するために役立つでしょう。

3. ビタミンB群の特徴

豚バラ肉にはビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB1は0.51 mg、ビタミンB2は0.13 mg、ナイアシンは4.7 mg、ビタミンB6は0.22 mg、ビタミンB12は0.5 μg、パントテン酸は0.64 mg、ビオチンは3.7 μg含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素です。豚バラ肉のビタミンB群の含有量は多く、エネルギー生産や神経機能のサポートに役立つでしょう。

豚バラ肉を使ったレシピ20選！

「豚バラ肉」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	366	Kcal	高い
炭水化物	0.1	g
└糖質	2.2	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	14.4	g	多い
脂質	35.4	g	多い
「豚バラ肉」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	49.4	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	0.7	g	普通
コレステロール	70	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「豚バラ肉」のビタミン・無機質等
ナトリウム	50	mg	普通
カリウム	240	mg	普通
カルシウム	3	mg	低い
マグネシウム	15	mg	普通
リン	130	mg	普通
鉄	0.6	mg	普通
亜鉛	1.8	mg	多い
銅	0.04	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	0	μg	無し
セレン	13	μg	多い
クロム	0	μg	無し
モリブデン	Tr	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	11	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	11	μg	普通
ビタミンD	0.5	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.5	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0.1	mg	普通
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	6	μg	普通
ビタミンB1	0.51	mg	多い
ビタミンB2	0.13	mg	普通
ナイアシン	4.7	mg	多い
ビタミンB6	0.22	mg	多い
ビタミンB12	0.5	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.64	mg	多い
ビオチン	3.7	μg	多い
ビタミンC	1	mg	普通

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

豚バラ肉と同じ肉の豚肉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
豚肩肉	201	0.8	18.5	14.6	(0)
豚肩ロース肉	237	3.4	17.1	19.2	(0)
豚ロース肉	248	3.0	19.3	19.2	(0)
豚バラ肉	366	2.2	14.4	35.4	(0)
豚もも肉	171	4.6	20.5	10.2	(0)
豚そともも肉	221	4.0	18.8	16.5	(0)
豚ヒレ肉	118	3.7	22.2	3.7	(0)
豚ひき肉	209	2.3	17.7	17.2	(0)
豚タン	205	4.6	15.9	16.3	(0)
豚ハツ（心）	118	4.8	16.2	7.0	(0)
豚レバー（肝）	114	7.1	20.4	3.4	(0)
豚じん臓	96	5.2	14.1	5.8	(0)
豚モツ（胃）	111	4.4	17.4	5.1	(0)
豚シロ（小腸）	159	3.5	14.0	11.9	(0)
豚コーロン（大腸）	166	3.2	11.7	13.8	(0)
豚の子宮（うてり・子袋）	64	3.3	14.6	0.9	(0)
豚足	227	0.5	20.1	16.8	(0)
豚の軟骨	229	3.3	17.8	17.9	(0)
トンカツ	379	18.5	25.1	25.3	0.9
ジョウルミート	256	2.2	17.4	22.3	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。