豚ばらベーコンのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

豚ばらベーコンのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは豚ばらベーコンの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	244	Kcal	高い
炭水化物	3.2	g
└糖質	3.9	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	15.4	g	多い
脂質	19.4	g	多い
食塩相当量	2.6	mg	多い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「＜畜肉類＞　ぶた　［ベーコン類］　ばらベーコン　ばらベーコン　」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、豚ばらベーコンがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

豚ばらベーコンはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

豚ばらベーコンとは？どんな食材？

豚ばらベーコンは、豚のばら肉を使用して作られる加工肉の一種です。豚の腹部分にあたるばら肉を使用しているため、脂身が豊富であり、しっとりとした食感が特徴です。

豚ばらベーコンの特徴

豚ばらベーコンは、豚肉の中でも特に脂身が多く、そのためにジューシーで旨味があります。脂身の部分はしっとりとしており、食べると口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。また、豚肉特有の風味があり、独特の香りが広がります。

豚ばらベーコンの使い方

豚ばらベーコンは、さまざまな料理に活用することができます。例えば、朝食の定番である目玉焼きやオムレツにトッピングすることで、豚ばらベーコンの旨味がプラスされ、より一層美味しさを引き立てます。また、サンドイッチやハンバーガーの具材としても使用されることがあります。さらに、パスタや炒め物に加えることで、豚ばらベーコンの風味が料理全体に広がり、味わい深い一品に仕上げることができます。

豚ばらベーコンはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. タンパク質が豊富

豚ばらベーコンは、可食部100gあたり15.4gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は身体の細胞や組織の構成要素となる栄養素であり、筋肉の修復や再生にも重要な役割を果たします。タンパク質は食事から摂取する必要があり、豚ばらベーコンはその一部を提供してくれるため、健康的な食事に役立ちます。

2. 糖質が低い

豚ばらベーコンは、可食部100gあたりの糖質が3.9gとかなり低いです。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、過剰摂取は血糖値の上昇や肥満の原因となる可能性があります。糖質を制限することは、血糖値の安定やダイエットにも効果的です。その点で豚ばらベーコンは、低糖質の食事に適していると言えます。

3. カロリーが高い

豚ばらベーコンは、可食部100gあたり244kcalのカロリーを含んでいます。カロリーは食事のエネルギー量を表す指標であり、摂取するカロリーが消費するカロリーよりも多い場合には体重が増加する可能性があります。そのため、カロリー摂取量には注意が必要です。豚ばらベーコンはカロリーが高いため、適量を守って摂取することが健康的な食事に役立つポイントです。

おすすめ：豚ばらベーコンのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

豚ばらベーコンに含まれる無機質の栄養を解説！

1. ナトリウムが多い

豚ばらベーコンは、可食部100gあたりにおいて、ナトリウムが1000 mgと多く含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが増加する可能性があります。

2. リンや亜鉛が多い

豚ばらベーコンには、リンや亜鉛といった栄養素が多く含まれています。リンは骨や歯の形成に関与し、亜鉛は免疫力の向上や傷の治癒に重要な役割を果たします。豚ばらベーコンを摂取することで、これらの栄養素を効率的に摂ることができます。

3. カルシウムが低い

一方で、豚ばらベーコンにはカルシウムがわずか4 mgしか含まれていません。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、不足すると骨粗しょう症や歯のトラブルのリスクが高まります。そのため、カルシウムを十分に摂取するためには、他の食材とのバランスを考えた食事が必要です。

以上のように、豚ばらベーコンはナトリウムが多く、リンや亜鉛が豊富ですが、カルシウムが低いという特徴があります。バランスの取れた食事を心掛けることで、豚ばらベーコンを適度に楽しむことができます。

豚ばらベーコンに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンEの含有量は普通

豚ばらベーコンに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.6 mgと普通の量です。β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。

2. ビタミンKの含有量は多い

豚ばらベーコンにはビタミンKが10 μg含まれており、多い量です。ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康をサポートする重要な栄養素です。

3. ビタミンB群の含有量は多い

豚ばらベーコンにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチンが多く含まれています。ビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に重要な役割を果たします。

ビタミンCも豚ばらベーコンには多く含まれていますが、ビタミンA、ビタミンD、葉酸は含まれていません。

「豚ばらベーコン」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	244	Kcal	高い
炭水化物	3.2	g
└糖質	3.9	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	15.4	g	多い
脂質	19.4	g	多い
「豚ばらベーコン」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	58.8	g	普通
有機酸	0.5	g	多い
灰分	3.2	g	多い
コレステロール	60	mg	多い
食塩相当量	2.6	mg	多い
アルコール	-	g	無し
「豚ばらベーコン」のビタミン・無機質等
ナトリウム	1000	mg	多い
カリウム	230	mg	普通
カルシウム	4	mg	低い
マグネシウム	15	mg	普通
リン	210	mg	多い
鉄	0.4	mg	普通
亜鉛	1.4	mg	多い
銅	0.04	mg	普通
マンガン	Tr	mg	無し
ヨウ素	25	μg	多い
セレン	11	μg	多い
クロム	1	μg	多い
モリブデン	1	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	Tr	μg	無し
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	(0)	μg	無し
└レチノール活性当量	Tr	μg	無し
ビタミンD	Tr	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0.6	mg	普通
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	10	μg	多い
ビタミンB1	0.54	mg	多い
ビタミンB2	0.11	mg	普通
ナイアシン	5.7	mg	多い
ビタミンB6	0.2	mg	多い
ビタミンB12	0.3	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.58	mg	多い
ビオチン	4.9	μg	多い
ビタミンC	69	mg	多い

別名：ベーコン／ビタミンC： 酸化防止用として添加された食品を含む／ヨウ素： 第3章参照

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

豚ばらベーコンと同じ肉の豚加工肉ジャンルで栄養素を比較！

名前	カロリー	糖質	タンパク質	脂質	食物繊維
骨付きハム	208	5.0	16.7	16.6	(0)
ボンレスハム	115	4.8	18.7	4.0	(0)
ロースハム	211	6.0	18.6	14.5	0
ショルダーハム	221	4.4	16.1	18.2	(0)
プレスハム	113	6.8	15.4	4.5	(0)
チョップドハム	132	14.6	11.7	4.2	(0)
生ハム	243	3.3	24.0	16.6	(0)
豚ばらベーコン	244	3.9	15.4	19.4	(0)
ロースベーコン	202	6.7	16.8	14.6	(0)
ショルダーベーコン	178	4.3	17.2	11.9	(0)
ウインナーソーセージ	319	5.4	11.5	30.6	0
セミドライソーセージ	335	5.6	16.9	29.7	(0)
ドライソーセージ	467	7.4	26.7	42.0	(0)
フランクフルトソーセージ	295	8.0	12.7	24.7	(0)
ボロニアソーセージ	242	4.6	12.5	21.0	(0)
リオナソーセージ	188	5.8	14.9	13.1	(0)
レバーソーセージ	324	12.4	14.7	33.5	(0)
混合ソーセージ	231	12.1	11.8	22.7	(0)
生ソーセージ	269	2.6	14.0	24.4	(0)
焼き豚	166	8.4	19.4	8.2	(0)
レバーペースト	370	6.9	12.9	34.7	(0)
スモークレバー	182	10.3	29.6	7.7	(0)
ゼラチン	347	1.6	87.6	0.3	(0)
ランチョンミート	279	7.1	14	23.8	-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。