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ロースベーコンのカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、肉のロースベーコンを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

ロースベーコンのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはロースベーコンの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー202Kcal平均的
炭水化物3.2g
└糖質6.7g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質16.8g多い
脂質14.6g多い
食塩相当量2.2mg多い

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「<畜肉類> ぶた [ベーコン類] ロースベーコン」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、ロースベーコンがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

ロースベーコンはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

ロースベーコンとは?どんな食材?


ロースベーコンとは、豚のロース肉を加工して作られる食材です。豚のロース肉は、背中の部位に位置し、脂肪と筋肉のバランスが良く、柔らかい食感が特徴です。このロース肉を厚くスライスし、塩漬けや燻製などの加工を施すことで、ロースベーコンが完成します。

ロースベーコンの特徴


ロースベーコンは、その特有の風味と食感が魅力です。脂肪の入り方が均等であり、柔らかい肉質が口の中でほどけるような食感を楽しむことができます。また、塩漬けや燻製といった加工によって、深い味わいが加わります。そのため、焼いて食べるだけでなく、サンドイッチやパスタ、サラダなど、様々な料理に幅広く活用することができます。

ロースベーコンの利用方法


ロースベーコンは、その風味と食感から、様々な料理に使われます。例えば、朝食の定番であるベーコンエッグや、ベーコンチーズバーガーなどのハンバーガーに使用されることがあります。また、パスタやピザのトッピングとしても人気があります。さらに、サラダやスープに加えることで、一層の風味を引き立てることができます。そのため、ロースベーコンは多様な料理にアクセントを与えることができる食材として、幅広く利用されています。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次はロースベーコンがダイエットにどう役立つか説明します!

ロースベーコンはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. タンパク質が多い


ロースベーコンは、可食部100gあたりに16.8gのタンパク質が含まれています。タンパク質は、体の細胞や組織の修復や再生に不可欠な栄養素です。また、タンパク質は食事の満足感を高めるため、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。そのため、ロースベーコンを適度に摂取することで、健康的な食事に役立てることができます。

2. 糖質が低い


ロースベーコンは、可食部100gあたりに3.2gの炭水化物と6.7gの糖質が含まれています。糖質の摂り過ぎは、血糖値の上昇や肥満の原因となることがありますが、ロースベーコンは糖質が比較的低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。また、糖質の摂り過ぎを避けることで、食事のバランスを保つこともできます。

3. 塩分が多い


ロースベーコンは、可食部100gあたりに2.2gの塩分が含まれています。塩分の摂り過ぎは、高血圧や心臓病のリスクを高めることがありますが、適度な塩分の摂取は体内の水分バランスを調整する役割があります。そのため、ロースベーコンを適量摂取することで、体内の水分バランスを保ちつつ、健康的な食事に役立てることができます。

おすすめロースベーコンのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

ロースベーコンに含まれる無機質の栄養を解説!

1. ナトリウムが多い


ロースベーコンは可食部100gあたり870 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。

2. リンが多い


ロースベーコンには可食部100gあたり270 mgのリンが含まれています。リンは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、エネルギー代謝にも関与しています。適切な量のリンを摂取することで、骨や歯の健康を維持することができます。

3. ヨウ素が多い


ロースベーコンには可食部100gあたり2 μgのヨウ素が含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、正常な代謝や成長にも関与しています。適切なヨウ素の摂取量を確保することで、甲状腺の健康を維持することができます。

ロースベーコンに含まれるビタミンを解説!

ロースベーコンのビタミン含有量の特徴



ロースベーコンに含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。

1. ビタミンAの含有量


ロースベーコンに含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つがあります。レチノールは4 μg含まれており、レチノール活性当量も同じく4 μgです。この量は普通と言えるでしょう。

2. ビタミンDの含有量


ロースベーコンにはビタミンDが0.6 μg含まれています。これは多いと言えます。

3. ビタミンEの含有量


ロースベーコンにはビタミンEの一部であるα-トコフェロールとγ-トコフェロールが含まれています。α-トコフェロールの量は0.3 mgで、γ-トコフェロールの量は0.1 mgです。これらの量は普通と言えるでしょう。

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最後に、ロースベーコンの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「ロースベーコン」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー202Kcal平均的
炭水化物3.2g
└糖質6.7g低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質16.8g多い
脂質14.6g多い

「ロースベーコン」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分62.5g普通
有機酸0.6g多い
灰分2.9g多い
コレステロール50mg多い
食塩相当量2.2mg多い
アルコール-g無し

「ロースベーコン」のビタミン・無機質等

ナトリウム870mg多い
カリウム260mg普通
カルシウム6mg低い
マグネシウム19mg普通
リン270mg多い
0.5mg普通
亜鉛1.2mg多い
0.04mg普通
マンガン0.01mg低い
ヨウ素2μg多い
セレン23μg多い
クロム1μg多い
モリブデン1μg普通
ビタミンA
└レチノール4μg多い
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン-μg無し
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量(0)μg無し
└レチノール活性当量4μg普通
ビタミンD0.6μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール0.3mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロールTrmg無し
ビタミンK6μg普通
ビタミンB10.59mg多い
ビタミンB20.19mg多い
ナイアシン5.6mg多い
ビタミンB60.22mg多い
ビタミンB120.9μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸0.62mg多い
ビオチン2.9μg多い
ビタミンC50mg多い

ビタミンC: 酸化防止用として添加された食品を含む

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

ロースベーコンと同じ肉の豚加工肉ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
骨付きハム2085.016.716.6(0)
ボンレスハム1154.818.74.0(0)
ロースハム2116.018.614.50
ショルダーハム2214.416.118.2(0)
プレスハム1136.815.44.5(0)
チョップドハム13214.611.74.2(0)
生ハム2433.324.016.6(0)
豚ばらベーコン2443.915.419.4(0)
ロースベーコン2026.716.814.6(0)
ショルダーベーコン1784.317.211.9(0)
ウインナーソーセージ3195.411.530.60
セミドライソーセージ3355.616.929.7(0)
ドライソーセージ4677.426.742.0(0)
フランクフルトソーセージ2958.012.724.7(0)
ボロニアソーセージ2424.612.521.0(0)
リオナソーセージ1885.814.913.1(0)
レバーソーセージ32412.414.733.5(0)
混合ソーセージ23112.111.822.7(0)
生ソーセージ2692.614.024.4(0)
焼き豚1668.419.48.2(0)
レバーペースト3706.912.934.7(0)
スモークレバー18210.329.67.7(0)
ゼラチン3471.687.60.3(0)
ランチョンミート2797.11423.8-

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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