このページでは、肉のドライソーセージを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ドライソーセージのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはドライソーセージの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 467 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 2.6 | g | |
└糖質 | 7.4 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 26.7 | g | 多い |
脂質 | 42.0 | g | 多い |
食塩相当量 | 4.4 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、肉分類に所属する正式名称「<畜肉類> ぶた [ソーセージ類] ドライソーセージ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ドライソーセージがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ドライソーセージはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
ドライソーセージとは?どんな食材?
ドライソーセージは、豚加工肉を主成分とした乾燥させたソーセージのことです。肉を細かく挽き、香辛料や塩、砂糖などを加えて混ぜ合わせ、その後、天日干しや熟成させることで作られます。その結果、しっかりとした食感と濃厚な味わいが特徴となります。
ドライソーセージの特徴
ドライソーセージは、乾燥させることで水分が抜け、風味豊かな食材となります。そのため、長期保存が可能であり、非常に便利な食材として利用されています。また、塩分や香辛料のバランスが絶妙に調整されており、一口食べるだけで満足感を得ることができます。
ドライソーセージの使い方
ドライソーセージは、そのまま食べるだけでなく、料理のアクセントとしても活用することができます。薄切りにしてサラダやパスタにトッピングしたり、チーズやクラッカーと一緒に盛り付けたりすることで、食卓を華やかに演出することができます。また、ワインやビールのお供としても最適です。
以上、ドライソーセージの特徴と使い方について説明しました。肉の旨みを凝縮したこの食材は、幅広い料理に活用することができますので、ぜひ一度お試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はドライソーセージがダイエットにどう役立つか説明します!
ドライソーセージはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. タンパク質が豊富であるため、筋肉の成長や修復に役立つ
ドライソーセージは、可食部100gあたりに26.7gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は、筋肉の成長や修復に不可欠な栄養素です。適切なタンパク質摂取は、運動後の筋肉の回復を促進し、筋力の向上にも寄与します。そのため、ドライソーセージは筋肉を健康的に育てるための食材として役立つと言えます。
2. エネルギー源として利用できる
ドライソーセージは、カロリーが高い食材です。可食部100gあたりには467kcalのエネルギーが含まれています。このエネルギーは、身体の活動や代謝に必要な燃料として利用されます。特に、運動や体力を使う活動をする際には、エネルギー源としてドライソーセージが役立つでしょう。
3. 食事の満足感を得ることができる
ドライソーセージは、脂質が多い食材です。可食部100gあたりには42gの脂質が含まれています。脂質は、食事における満腹感や飽き感を与える役割を果たします。適度な脂質摂取により、食事の満足感を得ることができます。そのため、ドライソーセージは食事のバリエーションを豊かにし、満足感を得るための一部として役立つと言えます。
以上のように、ドライソーセージはタンパク質の摂取やエネルギー源として利用することができ、食事の満足感を得ることができる食材として健康的な食事に役立ちます。ただし、塩分の摂取量には注意が必要ですので、適度な量を摂取するようにしましょう。
おすすめ:ドライソーセージのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ドライソーセージに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
ドライソーセージの特徴
ドライソーセージは、豚加工肉の一種であり、以下の無機質栄養データが示されています。
1. ナトリウムが多い
ドライソーセージは、可食部100gあたりに1700 mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。
2. カリウムが多い
ドライソーセージには、可食部100gあたりに430 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の細胞機能や神経伝達に重要な役割を果たしており、適切な摂取量は健康維持に必要です。
3. リン、鉄、亜鉛が多い
ドライソーセージには、可食部100gあたりにそれぞれ250 mgのリン、2.6 mgの鉄、3.9 mgの亜鉛が含まれています。これらの栄養素は、骨や歯の形成やエネルギー代謝に関与しており、適切な摂取量は健康な体を維持するために重要です。
以上のように、ドライソーセージはナトリウムやカリウム、リン、鉄、亜鉛などの栄養素が豊富に含まれています。しかし、ナトリウムの摂りすぎには注意が必要であり、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
ドライソーセージに含まれるビタミンを解説!
引用元:YouTube
ドライソーセージのビタミン含有量の特徴
ドライソーセージに含まれるビタミンの特徴を以下の3点に絞って論じます。
1. ビタミンAの含有量
ドライソーセージには、ビタミンAの一種であるレチノールが3 μg含まれています。この量は多いと言えます。また、ドライソーセージにはα-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量のいずれも含まれていません。これらの成分はビタミンAの前駆体であり、ドライソーセージからは摂取できません。
2. ビタミンDの含有量
ドライソーセージには、ビタミンDが0.5 μg含まれています。この量も多いと言えます。ビタミンDは日光によっても生成されるため、ドライソーセージを通じても一定量のビタミンDを摂取することができます。
3. ビタミンEの含有量
ドライソーセージには、ビタミンEの一種であるα-トコフェロールが1.1 mg含まれています。この量も多いと言えます。また、γ-トコフェロールも0.1 mg含まれており、普通と言えます。ただし、β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はドライソーセージの使用例としてレシピをご紹介します。
ドライソーセージを使ったレシピ4選!
#1 にんにくがアクセントに! セミドライソーセージピラフ
ごはん、カルパス、オリーブオイル、有塩バター、コンソメ、こしょう
このレシピはセミドライソーセージを使ったピラフです。旨味が凝縮されたソーセージを使うことで、味が簡単に決まります。…
レシピを見る#2 おつまみにも最適! セミドライソーセージのチーズポテサラ
カルパス、マヨネーズ、黒こしょう
このレシピは、セミドライソーセージと濃厚チーズを使ったポテトサラダのおつまみです。カルパスを加えることで、さっぱりとした味わいに仕上がっています。…
レシピを見る#3 さっぱり爽やか♪ セミドライソーセージのサルサパスタ
カルパス、砂糖、おろしにんにく、レモン汁、タバスコ、オリーブオイル
このレシピはセミドライソーセージを使ったパスタ料理です。カルパスやセロリを加えて、爽やかな香りをプラスし、タバスコをきかせてピリッとした辛さが楽しめます。…
レシピを見る#4 松の実とコーンの炒め物
スイートコーン粒、松の実、ニンジン、ドライソーセージ、冷凍エンドウ豆、長ねぎ、砂糖、水溶き片栗粉
松の実とコーンをつかった、副菜になる炒め物のレシピ。中国の定番家庭料理で、とうもろこしの甘みと松のみの香ばしさが相性抜群の一品です。…
レシピを見る最後に、ドライソーセージの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ドライソーセージ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 467 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 2.6 | g | |
└糖質 | 7.4 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 26.7 | g | 多い |
脂質 | 42.0 | g | 多い |
「ドライソーセージ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 23.5 | g | 低い |
有機酸 | 0.8 | g | 多い |
灰分 | 5.3 | g | 多い |
コレステロール | 95 | mg | 多い |
食塩相当量 | 4.4 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「ドライソーセージ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1700 | mg | 多い |
カリウム | 430 | mg | 多い |
カルシウム | 27 | mg | 普通 |
マグネシウム | 22 | mg | 普通 |
リン | 250 | mg | 多い |
鉄 | 2.6 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.9 | mg | 多い |
銅 | 0.12 | mg | 普通 |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 2 | μg | 多い |
セレン | 25 | μg | 多い |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | 3 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 3 | μg | 多い |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.1 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | Tr | mg | 無し |
ビタミンK | 11 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.64 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.39 | mg | 多い |
ナイアシン | 6.7 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.24 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 1.6 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.85 | mg | 多い |
ビオチン | 6.2 | μg | 多い |
ビタミンC | 3 | mg | 多い |
サラミを含む/ビタミンC: 酸化防止用として添加された食品を含む
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。
ドライソーセージと同じ肉の豚加工肉ジャンルで栄養素を比較!
名前 | カロリー | 糖質 | タンパク質 | 脂質 | 食物繊維 |
---|---|---|---|---|---|
骨付きハム | 208 | 5.0 | 16.7 | 16.6 | (0) |
ボンレスハム | 115 | 4.8 | 18.7 | 4.0 | (0) |
ロースハム | 211 | 6.0 | 18.6 | 14.5 | 0 |
ショルダーハム | 221 | 4.4 | 16.1 | 18.2 | (0) |
プレスハム | 113 | 6.8 | 15.4 | 4.5 | (0) |
チョップドハム | 132 | 14.6 | 11.7 | 4.2 | (0) |
生ハム | 243 | 3.3 | 24.0 | 16.6 | (0) |
豚ばらベーコン | 244 | 3.9 | 15.4 | 19.4 | (0) |
ロースベーコン | 202 | 6.7 | 16.8 | 14.6 | (0) |
ショルダーベーコン | 178 | 4.3 | 17.2 | 11.9 | (0) |
ウインナーソーセージ | 319 | 5.4 | 11.5 | 30.6 | 0 |
セミドライソーセージ | 335 | 5.6 | 16.9 | 29.7 | (0) |
ドライソーセージ | 467 | 7.4 | 26.7 | 42.0 | (0) |
フランクフルトソーセージ | 295 | 8.0 | 12.7 | 24.7 | (0) |
ボロニアソーセージ | 242 | 4.6 | 12.5 | 21.0 | (0) |
リオナソーセージ | 188 | 5.8 | 14.9 | 13.1 | (0) |
レバーソーセージ | 324 | 12.4 | 14.7 | 33.5 | (0) |
混合ソーセージ | 231 | 12.1 | 11.8 | 22.7 | (0) |
生ソーセージ | 269 | 2.6 | 14.0 | 24.4 | (0) |
焼き豚 | 166 | 8.4 | 19.4 | 8.2 | (0) |
レバーペースト | 370 | 6.9 | 12.9 | 34.7 | (0) |
スモークレバー | 182 | 10.3 | 29.6 | 7.7 | (0) |
ゼラチン | 347 | 1.6 | 87.6 | 0.3 | (0) |
ランチョンミート | 279 | 7.1 | 14 | 23.8 | - |
※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。