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赤米ご飯のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、穀物の赤米ご飯を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

赤米ご飯のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは赤米ご飯の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー150Kcal平均的
炭水化物32.7g
└糖質29.3g普通
└食物繊維3.4g多い
たんぱく質3.8g低い
脂質1.3g低い
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、穀物分類に所属する正式名称「こめ [水稲めし] 赤米」(赤米ご飯(炊いた状態の100g))の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、赤米ご飯がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

赤米ご飯はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

引用元:アサヒビール

赤米ご飯とは?どんな食材?


赤米ご飯とは、一般的な白米とは異なり、米粒の外側に赤褐色の皮がついている種類のご飯です。赤米は、白米に比べて栄養価が高く、食物繊維やビタミンB1、ミネラルなどが豊富に含まれています。

赤米ご飯の特徴1:栄養価の高さ


赤米ご飯の特徴の一つは、その栄養価の高さです。赤米は、白米に比べて食物繊維が多く含まれており、腸内環境の改善や便秘の予防に役立ちます。また、ビタミンB1やミネラル(鉄分、亜鉛など)も豊富に含まれており、健康維持に貢献します。

赤米ご飯の特徴2:香りと風味


赤米ご飯は、白米と比べて独特の香りと風味があります。赤米の外側にある赤褐色の皮には、アントシアニンという成分が含まれており、それが香りや風味に影響を与えています。そのため、赤米ご飯は独特の香りと風味が楽しめる食材となっています。

赤米ご飯の特徴3:食感


赤米ご飯のもう一つの特徴は、その食感です。赤米は白米よりももちもちとした食感があり、噛むたびにしっかりとした歯ごたえを感じることができます。そのため、赤米ご飯は食べ応えがあり、満腹感を得ることができます。

以上のように、赤米ご飯は栄養価の高さ、香りと風味、そして食感という特徴を持つ食材です。健康や食の楽しみを追求する方にとって、赤米ご飯はおすすめの食材と言えるでしょう。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は赤米ご飯がダイエットにどう役立つか説明します!

赤米ご飯はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:アサヒビール

1. 糖質が普通で食物繊維が多いため、血糖値の上昇を抑える効果がある


赤米ご飯は糖質が普通であり、食物繊維も多く含まれています。糖質の摂取は血糖値の上昇に関係しており、血糖値が急激に上がるとインスリンの分泌が増え、体内のエネルギーの蓄積が促進されます。しかし、赤米ご飯の場合は糖質の吸収が緩やかであり、食物繊維が腸内で水分を吸収し、膨張することで消化吸収が遅くなります。これにより、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。

2. カロリーが平均的であり、脂質が低いため、ダイエットに適している


赤米ご飯はカロリーが平均的であり、脂質も低いです。カロリーが平均的であるため、適度なエネルギーを摂取しながら食事を楽しむことができます。また、脂質が低いため、脂肪の摂取量を抑えることができます。これにより、赤米ご飯はダイエットに適した食材と言えます。

3. 塩分が無く、低脂肪であるため、生活習慣病の予防に役立つ


赤米ご飯は塩分が無く、脂質も低いため、生活習慣病の予防に役立ちます。塩分の摂り過ぎは高血圧や腎臓病などの生活習慣病の原因となりますが、赤米ご飯は塩分が無いため、塩分制限を必要とする方にも適しています。また、低脂肪であるため、動脈硬化や心臓病のリスクを減らすことができます。赤米ご飯を摂ることで、健康的な食事を実現し、生活習慣病の予防に役立てましょう。

おすすめ赤米ご飯のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

赤米ご飯に含まれる無機質の栄養を解説!

引用元:キューピー3分クッキング

赤米ご飯の特徴



赤米ご飯は、以下の3つの特徴を持っています。

1. マグネシウムが多い


赤米ご飯は、可食部100gあたりに55mgのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは、体内の骨や筋肉の形成に必要な栄養素です。マグネシウムはまた、エネルギー代謝や神経伝達にも関与しており、健康維持に重要な役割を果たしています。

2. モリブデンが多い


赤米ご飯には、可食部100gあたり24μgのモリブデンが含まれています。モリブデンは、体内の酵素の一部分として働き、代謝や免疫機能の維持に関与しています。モリブデンは少量ですが必要な栄養素であり、赤米ご飯の摂取によって摂取することができます。

3. ナトリウムが低い


赤米ご飯は、可食部100gあたり1mgのナトリウムしか含まれていません。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。赤米ご飯はナトリウムが低いため、塩分制限が必要な方や健康を意識している方に適した食材と言えます。

以上のように、赤米ご飯はマグネシウムやモリブデンが多く含まれており、一方でナトリウムが低いという特徴を持っています。これらの栄養素のバランスを考えると、赤米ご飯は健康的な食事に取り入れることができる食材と言えます。

赤米ご飯に含まれるビタミンを解説!

引用元:Eレシピ

赤米ご飯のビタミン含有量の特徴



1. ビタミンAの特徴


赤米ご飯に含まれるビタミンAは、レチノールやα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどがあります。ただし、レチノールやα-カロテン、β-クリプトキサンチンは無く、β-カロテンのみが微量含まれています。したがって、赤米ご飯はビタミンAの供給源としてはあまり適していないと言えます。

2. ビタミンEの特徴


赤米ご飯に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとγ-トコフェロールがあります。ただし、β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていません。赤米ご飯はビタミンEの供給源としては一般的な量を含んでいます。

3. ビタミンB群の特徴


赤米ご飯にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが含まれています。ビタミンB1やナイアシン、ビタミンB6、ビオチンの含有量は多く、一方でビタミンB2は低いです。パントテン酸は一般的な量を含んでいます。赤米ご飯はビタミンB群の供給源としては十分な量を含んでいると言えます。

以上の特徴から、赤米ご飯はビタミンAやビタミンEの供給源としては限られた量しか含んでいませんが、ビタミンB群の供給源としては十分な量を含んでいることがわかります。ビタミンD、ビタミンK、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていないため、他の食材と組み合わせることでバランスの良い食事を摂ることが重要です。
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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は赤米ご飯の使用例としてレシピをご紹介します。

赤米ご飯を使ったレシピ8選!

#1 赤米のシャッキリとろろサラダ

赤米とろろだし醤油カレー味調味料ハーブ塩サラダ油水菜貝われ大根アルファルファ、等

調理時間15分

揚げてスパイスで味付けした赤米を使ったサラダのレシピ。赤米のカリッとした香ばしさと、とろろの優しい食感がサラダのアクセントに。…

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#2 赤米のベーコンチーズ餃子

赤米ベーコンプロセスチーズ餃子の皮サラダ油

調理時間15分

赤米を使った、変わり種餃子のレシピ。赤米は茹でることでもちもち食感に。…

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#3 低温で焼いた豚肉のロースト

豚ロース肉(塊)赤米バターシナモンスティックベルギーチコリにんじんオレンジオレンジの表皮バター(無塩)、等

しっとりジューシーな、豚肉のローストのレシピ。低温のフライパンで、約2時間かけて焼きます。…

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#4 ハマグリ寿司

ハマグリお米赤米昆布砂糖ミツバみりんしょうゆウナギ蒲焼きのタレ、等

200 kcal調理時間1時間

まず、お米を洗ってザルに上げます。ハマグリは塩水で洗い、ミツバは熱湯でゆでて水に取り、水気をきります。…

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#5 赤米と栗とぎんなんの秋ご飯

ぎんなん赤米

417 kcal塩分1.7 g調理時間20分

古代米の一つ、赤米を使った炊き込みご飯。クセのある赤米の風味をぎんなんのほろ苦さと、栗の甘さがカバーしてくれます。…

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#6 雑穀ライスサラダ

はと麦赤米白米トマトジャンボピーマンたまねぎ細ねぎバジル黒オリーブ、等

160 kcal調理時間45分

このレシピははと麦や赤米、白米を使った雑穀ライスサラダです。ドレッシングがからんだ雑穀が、ムッチリ、プチプチとした食感で、雑穀に慣れていない人でも食べやすいのがうれしいポイントです。…

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#7 東坡肉(トンポーロー)

豚バラ肉しょうゆにんにくしょうがねぎ南乳(ナンルー)花椒(ホワジャオ)八角桂皮、等

4340 kcal調理時間160分

塊の豚バラ肉を使った、手間と時間をかけてつくる究極の東坡肉のレシピ。豚肉の凝縮したうま味とコラーゲンたっぷりのやわらかな食感が楽しめる、本格的な味わいの一品。…

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#8 黒米の筍おにぎり

お米黒米昆布水煮タケノコだし汁みりん砂糖しょうゆとろろ昆布、等

167 kcal調理時間1時間

古代米の一種である黒米と筍を使ったおにぎりのレシピ。筍のコリコリとした食感がアクセントです。…

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最後に、赤米ご飯の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「赤米ご飯」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー150Kcal平均的
炭水化物32.7g
└糖質29.3g普通
└食物繊維3.4g多い
たんぱく質3.8g低い
脂質1.3g低い

「赤米ご飯」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分61.3g普通
有機酸-g無し
灰分0.6g普通
コレステロール-mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「赤米ご飯」のビタミン・無機質等

ナトリウム1mg低い
カリウム120mg普通
カルシウム5mg低い
マグネシウム55mg多い
リン150mg普通
0.5mg普通
亜鉛1.0mg普通
0.12mg普通
マンガン1.00mg多い
ヨウ素-μg無し
セレン1μg普通
クロムTrμg無し
モリブデン24μg多い
ビタミンA
└レチノール-μg無し
└α-カロテン-μg無し
└β-カロテン1μg普通
└β-クリプトキサンチン-μg無し
└β-カロテン当量1μg普通
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD-μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.6mg普通
└β-トコフェロールTrmg無し
└γ-トコフェロール0.1mg普通
└δ-トコフェロール-mg無し
ビタミンK-μg無し
ビタミンB10.15mg多い
ビタミンB20.02mg低い
ナイアシン2.8mg多い
ビタミンB60.19mg多い
ビタミンB12-μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.47mg普通
ビオチン2.8μg多い
ビタミンC-mg無し

ポリフェノール:(0.2)g/食物繊維:AOAC2011.25法

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

赤米ご飯と同じ穀物のお米ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
玄米34672.46.82.73.0
半つき米(五分づきの精米)34575.76.51.81.4
七分つき米34876.86.31.50.9
お米34278.16.10.90.5
はいが精米34374.76.52.01.3
玄米ご飯15234.72.81.01.4
半つき米のご飯15436.12.70.60.8
七分つき米のご飯16036.72.60.50.5
ご飯・炊飯15636.12.50.31.5
はいが精米ご飯15935.62.70.60.8
玄米おかゆ64(14.8)(1.2)(0.4)(0.6)
おかゆ65(15.8)(1.1)(0.1)(0.1)
アルファ化米35884.76.01.01.2
もち米34377.46.41.2(0.5)
インディカ米34778.37.40.90.5
発芽玄米33972.66.53.33.1
もち米の炊飯18843.93.50.5(0.4)
発芽玄米ご飯16133.73.01.41.8
インディカ米の炊飯18441.93.80.40.4
赤米34465.48.53.36.5
黒米34166.47.83.25.6
赤米ご飯15029.33.81.33.4
黒米ご飯15028.93.61.43.3
レトルト玄米おかゆ459.90.90.40.9
レトルトおかゆ378.30.60.10.5

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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