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赤米のカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、穀物の赤米を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

赤米のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずは赤米の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー344Kcal高い
炭水化物71.9g
└糖質65.4g多い
└食物繊維6.5g多い
たんぱく質8.5g普通
脂質3.3g普通
食塩相当量0mg無し

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、穀物分類に所属する正式名称「こめ [水稲穀粒] 赤米」(赤米(炊く前の100g))の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、赤米がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

赤米はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

引用元:アサヒビール

赤米とは?どんな食材?


赤米とは、お米の一種であり、その名の通り赤い色をしています。通常の白米と比べると、外見や味わいが異なる特徴を持っています。赤米は、栄養価が高く、健康に良いとされています。そのため、最近では健康志向の人々に人気があります。

赤米の特徴


赤米の特徴は、その色と食感にあります。通常の白米と比べると、赤い色が特徴的であり、見た目も美しいです。また、赤米はもちもちとした食感があり、白米とは異なる食べ応えがあります。

赤米の栄養価


赤米は、通常の白米と比べて栄養価が高いとされています。赤米には、ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、健康維持や美容効果に役立つとされています。また、赤米には抗酸化作用があり、体内の老化や疾病の原因となる活性酸素を抑える効果も期待されています。

赤米の調理方法


赤米の調理方法は、通常の白米と同じように炊くことができます。ただし、赤米は白米よりも硬めの食感があるため、炊飯時間を少し長めにする必要があります。また、赤米は水分を吸収しやすいため、水加減には注意が必要です。炊き上がった赤米は、そのまま食べても美味しいですが、おかずと一緒に食べることで、より一層美味しさを引き立てることができます。

まとめ


赤米は、見た目が美しく、栄養価が高いお米の一種です。赤い色ともちもちとした食感が特徴であり、健康や美容効果にも期待されています。赤米は通常の白米と同じように炊くことができ、おかずとの相性も良いです。健康志向の人々にとって、赤米はおすすめの食材です。
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ざっくり説明するとこんな感じです!次は赤米がダイエットにどう役立つか説明します!

赤米はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:アサヒビール

1. 糖質と食物繊維のバランスが良い


赤米は糖質が65.4g含まれており、炭水化物の主成分であることがわかります。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると血糖値の急上昇を引き起こす可能性があります。しかし、赤米には食物繊維が6.5g含まれており、このバランスが良い組み合わせになっています。食物繊維は消化を遅らせる効果があり、血糖値の上昇を緩やかにすることができます。そのため、赤米は血糖値の管理に役立つ健康的な食材と言えます。

2. カロリーが高く、エネルギー補給に適している


赤米は100gあたり344kcalのカロリーが含まれています。この高いカロリーは、エネルギー補給に適していることを示しています。特に運動をする方や体力を必要とする仕事をしている方にとって、赤米は栄養価の高い食材となります。適切な量を摂取することで、体力維持や活動のサポートに役立つでしょう。

3. 塩分が無く、低塩食に適している


赤米には塩分が含まれていません。塩分の摂り過ぎは高血圧や腎臓病などのリスクを増加させる可能性があるため、塩分制限が必要な方にとっては赤米は適した食材と言えます。また、塩分の摂り過ぎは体内の水分バランスを崩すこともありますが、赤米を摂取することで塩分摂取量を抑えることができます。

以上のように、赤米は糖質と食物繊維のバランスが良く、カロリーが高くエネルギー補給に適しており、塩分が無く低塩食に適しているという特徴があります。これらの特徴から、健康的な食事に役立つ食材と言えます。

おすすめ赤米のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

赤米に含まれる無機質の栄養を解説!

引用元:ヤマサ

赤米の特徴



赤米は、以下の特徴を持っています。

1. ミネラル豊富な食材


赤米は、マグネシウム、リン、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロム、モリブデンといったミネラルが豊富に含まれています。特にマグネシウムやリンの含有量は多く、健康な骨や歯の形成に重要な役割を果たします。また、亜鉛や銅、マンガンは抗酸化作用を持ち、免疫力の向上や老化の予防にも役立ちます。

2. ナトリウムが低い


赤米は、ナトリウムの含有量が非常に低い特徴があります。ナトリウムは塩分の主成分であり、高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られています。赤米を摂取することで、塩分摂取量を抑えることができ、健康な生活をサポートします。

3. カリウムが普通に含まれている


赤米には、カリウムが普通の量含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、血圧を正常に保つ役割があります。また、筋肉の収縮や神経伝達にも関与しています。赤米を食べることで、カリウムの摂取量を適切に保つことができます。

以上のように、赤米はミネラル豊富であり、ナトリウムが低く、カリウムが普通に含まれているという特徴を持っています。これらの特徴から、赤米は健康な食生活をサポートする食材として適していると言えます。

赤米に含まれるビタミンを解説!

引用元:NHKきょうの料理

1. ビタミンAの含有量はほとんどない


赤米に含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテンなどの形で存在しますが、いずれも微量であり、可食部100gあたりの含有量は0 μgです。したがって、赤米を摂取することでビタミンAを十分に補給することはできません。

2. ビタミンEの含有量は比較的多い


赤米にはビタミンEが含まれており、特にα-トコフェロールの含有量が多いです。可食部100gあたりの含有量は1.5 mgであり、他の穀物と比較しても十分な量です。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞を保護する効果があるため、赤米はビタミンEの補給源として適しています。

3. ビタミンB群の含有量が豊富


赤米にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンなどのビタミンB群が多く含まれています。これらのビタミンはエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、十分な量を摂取することが重要です。赤米はこれらのビタミンB群を豊富に含んでいるため、バランスの良い食事を実現する上で有用です。

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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は赤米の使用例としてレシピをご紹介します。

赤米を使ったレシピ8選!

#1 赤米のベーコンチーズ餃子

赤米ベーコンプロセスチーズ餃子の皮サラダ油

調理時間15分

赤米を使った、変わり種餃子のレシピ。赤米は茹でることでもちもち食感に。…

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#2 赤米のシャッキリとろろサラダ

赤米とろろだし醤油カレー味調味料ハーブ塩サラダ油水菜貝われ大根アルファルファ、等

調理時間15分

揚げてスパイスで味付けした赤米を使ったサラダのレシピ。赤米のカリッとした香ばしさと、とろろの優しい食感がサラダのアクセントに。…

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#3 赤米と栗とぎんなんの秋ご飯

ぎんなん赤米

417 kcal塩分1.7 g調理時間20分

古代米の一つ、赤米を使った炊き込みご飯。クセのある赤米の風味をぎんなんのほろ苦さと、栗の甘さがカバーしてくれます。…

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#4 東坡肉(トンポーロー)

豚バラ肉しょうゆにんにくしょうがねぎ南乳(ナンルー)花椒(ホワジャオ)八角桂皮、等

4340 kcal調理時間160分

塊の豚バラ肉を使った、手間と時間をかけてつくる究極の東坡肉のレシピ。豚肉の凝縮したうま味とコラーゲンたっぷりのやわらかな食感が楽しめる、本格的な味わいの一品。…

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#5 ハマグリ寿司

ハマグリお米赤米昆布砂糖ミツバみりんしょうゆウナギ蒲焼きのタレ、等

200 kcal調理時間1時間

まず、お米を洗ってザルに上げます。ハマグリは塩水で洗い、ミツバは熱湯でゆでて水に取り、水気をきります。…

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#6 雑穀ライスサラダ

はと麦赤米白米トマトジャンボピーマンたまねぎ細ねぎバジル黒オリーブ、等

160 kcal調理時間45分

このレシピははと麦や赤米、白米を使った雑穀ライスサラダです。ドレッシングがからんだ雑穀が、ムッチリ、プチプチとした食感で、雑穀に慣れていない人でも食べやすいのがうれしいポイントです。…

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#7 低温で焼いた豚肉のロースト

豚ロース肉(塊)赤米バターシナモンスティックベルギーチコリにんじんオレンジオレンジの表皮バター(無塩)、等

しっとりジューシーな、豚肉のローストのレシピ。低温のフライパンで、約2時間かけて焼きます。…

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#8 黒米の筍おにぎり

お米黒米昆布水煮タケノコだし汁みりん砂糖しょうゆとろろ昆布、等

167 kcal調理時間1時間

古代米の一種である黒米と筍を使ったおにぎりのレシピ。筍のコリコリとした食感がアクセントです。…

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最後に、赤米の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「赤米」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー344Kcal高い
炭水化物71.9g
└糖質65.4g多い
└食物繊維6.5g多い
たんぱく質8.5g普通
脂質3.3g普通

「赤米」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分14.6g低い
有機酸-g無し
灰分1.4g普通
コレステロール-mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「赤米」のビタミン・無機質等

ナトリウム2mg低い
カリウム290mg普通
カルシウム12mg普通
マグネシウム130mg多い
リン350mg多い
1.2mg普通
亜鉛2.4mg多い
0.27mg多い
マンガン2.50mg多い
ヨウ素Trμg無し
セレン3μg多い
クロム1μg多い
モリブデン55μg多い
ビタミンA
└レチノール-μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン3μg普通
└β-クリプトキサンチン0μg無し
└β-カロテン当量3μg普通
└レチノール活性当量0μg無し
ビタミンD0μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール1.5mg多い
└β-トコフェロール0.1mg多い
└γ-トコフェロール0.2mg多い
└δ-トコフェロールTrmg無し
ビタミンK-μg無し
ビタミンB10.38mg多い
ビタミンB20.05mg普通
ナイアシン5.5mg多い
ビタミンB60.50mg多い
ビタミンB12-μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸1.17mg多い
ビオチン5.6μg多い
ビタミンC-mg無し

ポリフェノール:0.4g/食物繊維:AOAC2011.25法

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

赤米と同じ穀物のお米ジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
玄米34672.46.82.73.0
半つき米(五分づきの精米)34575.76.51.81.4
七分つき米34876.86.31.50.9
お米34278.16.10.90.5
はいが精米34374.76.52.01.3
玄米ご飯15234.72.81.01.4
半つき米のご飯15436.12.70.60.8
七分つき米のご飯16036.72.60.50.5
ご飯・炊飯15636.12.50.31.5
はいが精米ご飯15935.62.70.60.8
玄米おかゆ64(14.8)(1.2)(0.4)(0.6)
おかゆ65(15.8)(1.1)(0.1)(0.1)
アルファ化米35884.76.01.01.2
もち米34377.46.41.2(0.5)
インディカ米34778.37.40.90.5
発芽玄米33972.66.53.33.1
もち米の炊飯18843.93.50.5(0.4)
発芽玄米ご飯16133.73.01.41.8
インディカ米の炊飯18441.93.80.40.4
赤米34465.48.53.36.5
黒米34166.47.83.25.6
赤米ご飯15029.33.81.33.4
黒米ご飯15028.93.61.43.3
レトルト玄米おかゆ459.90.90.40.9
レトルトおかゆ378.30.60.10.5

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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