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プロセスチーズのカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、乳のプロセスチーズを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

プロセスチーズのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはプロセスチーズの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー313Kcal高い
炭水化物1.3g
└糖質2.4gかなり低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質22.7g多い
脂質26.0g多い
食塩相当量2.8mg多い

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、乳分類に所属する正式名称「<牛乳及び乳製品> (チーズ類) プロセスチーズ」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、プロセスチーズがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

プロセスチーズはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

プロセスチーズとは?どんな食材?


プロセスチーズは、乳(チーズ)を原料として作られる食材の一つです。

プロセスチーズの製造方法


プロセスチーズは、まず乳を加熱し、凝固させます。その後、凝固した乳をカットし、凝固物とホエー(乳清)を分離します。分離した凝固物を加熱し、乳脂肪と乳たんぱく質を取り出します。この乳脂肪と乳たんぱく質を、乳化剤や食塩とともに混ぜ合わせ、撹拌します。最後に、形状を整え、冷却して固めます。

プロセスチーズの特徴


プロセスチーズは、他のチーズと比べて柔らかく、なめらかな食感が特徴です。また、溶けやすい性質を持っており、加熱するとスムーズに溶けてしまいます。そのため、サンドイッチやハンバーガーなどの料理に利用されることが多いです。また、プロセスチーズには風味や塩味が加えられることもあり、さまざまなバリエーションが存在します。

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ざっくり説明するとこんな感じです!次はプロセスチーズがダイエットにどう役立つか説明します!

プロセスチーズはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

引用元:dancyu

プロセスチーズの栄養データ



プロセスチーズは、可食部100gあたりで313kcalのカロリーがあります。このカロリーは比較的高い数値です。

糖質と食物繊維



糖質は2.4gであり、かなり低い値です。また、食物繊維は0gであり、無しとなっています。

タンパク質



プロセスチーズは、可食部100gあたりで22.7gのタンパク質を含んでいます。この量は多いと言えます。

脂質



脂質は26gであり、多いと言えます。

塩分



プロセスチーズには、可食部100gあたりで2.8gの塩分が含まれています。この量も多いと言えます。

以上のデータから、プロセスチーズは以下のように健康的な食事に役立つと言えます。

1. タンパク質の供給源として役立つ


プロセスチーズはタンパク質が豊富に含まれており、健康的な食事において必要な栄養素を摂取することができます。タンパク質は身体の細胞や筋肉の成長・修復に必要な栄養素であり、プロセスチーズはその供給源として役立つでしょう。

2. 糖質の制限に適している


プロセスチーズは糖質が比較的低いため、糖質の制限を行っている方にも適しています。糖質の摂り過ぎは血糖値の上昇や肥満の原因となるため、糖質を制限する健康的な食事にプロセスチーズは選ばれることがあります。

3. カルシウムの摂取に貢献する


プロセスチーズにはカルシウムが含まれており、健康的な骨や歯の形成に役立ちます。カルシウムは成人や高齢者にとって特に重要な栄養素であり、プロセスチーズの摂取はカルシウムの摂取に貢献することができます。

以上のように、プロセスチーズはタンパク質の供給源として役立ち、糖質の制限に適しているとともに、カルシウムの摂取にも貢献します。ただし、脂質や塩分の摂取量には注意が必要です。バランスの取れた食事にプロセスチーズを取り入れることで、健康的な食事を実現することができるでしょう。

おすすめプロセスチーズのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

プロセスチーズに含まれる無機質の栄養を解説!

引用元:DELISH KITCHEN

1. ナトリウムが多い


プロセスチーズは、可食部100gあたりに1100 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があります。プロセスチーズを摂取する際には、塩分の摂取量に注意が必要です。

2. カルシウムが多い


プロセスチーズには、可食部100gあたりに630 mgのカルシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。プロセスチーズはカルシウムの良い供給源となるため、骨や歯の健康を維持するために適度な摂取が重要です。

3. 亜鉛が多い


プロセスチーズには、可食部100gあたりに3.2 mgの亜鉛が含まれています。亜鉛は免疫機能の維持や傷の治癒に関与しており、体内でさまざまな代謝反応に必要な栄養素です。プロセスチーズを摂取することで亜鉛を効率的に摂取することができます。

以上のように、プロセスチーズはナトリウムが多く、カルシウムや亜鉛も豊富に含まれています。適度な摂取量を守りながら、栄養バランスを考えた食事に取り入れることが大切です。

プロセスチーズに含まれるビタミンを解説!

引用元:Eレシピ

1. ビタミンAの特徴


プロセスチーズに含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量の各種類があります。これらのビタミンAの含有量は、他の食品と比べて非常に多いです。特にレチノール活性当量は250 μgと、非常に高い値です。

2. ビタミンEの特徴


プロセスチーズに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが含まれており、他の種類のトコフェロールは含まれていません。α-トコフェロールの含有量は1.1 mgで、他の食品と比べても多いです。

3. その他のビタミンの特徴


プロセスチーズにはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチンが含まれています。これらのビタミンの含有量は、ビタミンKとビタミンB1は普通、ビタミンB2は多い、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸は低い、ビタミンB12は多い、ビオチンは普通です。

なお、プロセスチーズにはビタミンD、葉酸、ビタミンCは含まれていません。
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ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はプロセスチーズの使用例としてレシピをご紹介します。

プロセスチーズを使ったレシピ20選!

#1 6Pチーズが余ったら!簡単アレンジ「プロセスチーズのフライ」

プロセスチーズ薄力粉ドライパン粉ドライパセリサラダ油

調理時間15分

プロセスチーズを使った、フライドチーズのレシピ。チーズを凍らせてから、溶き卵と薄力粉を混ぜ合わせた卵液にくぐらせ、パン粉とドライパセリをまぶして揚げます。…

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#2 食べ応え満点の"豚肉プロセスチーズ巻き"

プロセスチーズ豚ロース肉パプリカえのき茸サラダ油生姜醤油みりん

棒状にカットしたプロセスチーズとパプリカ、えのき茸を豚肉で巻いて、生姜風味のタレをからませて焼くレシピ。プロセスチーズは手に入りやすく、加熱しても溶け出しにくいチーズです。…

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#3 プロセスチーズがアクセント! チーズとハムのデリ風ポテサラ

プロセスチーズマヨネーズ

452 kcal調理時間約20分

電子レンジで作る、副菜となるポテトサラダのレシピ。プロセスチーズの濃厚さと塩気がアクセントになっています。…

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#4 プロセスチーズ入りパンプキンサラダ

プロセスチーズフライドオニオンカボチャフレンチドレッシング塩コショウオレガノドライパセリ

288 kcal調理時間10分

このレシピはプロセスチーズを使ったパンプキンサラダです。プロセスチーズにはビタミンB2が含まれており、脂質を効率よくエネルギーに変える働きを持ち、皮質の分泌を正常に保ってくれます。…

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#5 プロセスチーズの燻製

プロセスチーズ薫製用チップ砂糖

調理時間30分

このレシピはプロセスチーズを使った燻製料理です。初めて燻製を作る人にもおすすめで、市販のものよりも香りが良く仕上がります。…

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#6 プロセスチーズのスティック春巻

61 kcal塩分0.4 g調理時間15 分

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#7 チーズ入りちくわの肉巻き

豚ばら薄切り肉ちくわプロセスチーズ黒こしょう片栗粉はちみつしょうゆレモン汁ごま油、等

豚バラ肉とちくわを使った、お弁当のおかずにもなる肉巻きのレシピ。ちくわとお肉で食べ応えバツグンの一品。…

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#8 アスパラガスとベーコンのペッパーうま炒め

アスパラショルダーベーコンプロセスチーズサラダ油粗びき黒こしょうレモン汁

下茹で不要で手早く作れる、アスパラガスとベーコンの炒め物のレシピ。味付けはシンプルに。…

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#9 梅入りエビチーズ春巻き

むきえび大判白はんぺんプロセスチーズ梅干し春巻きの皮片栗粉サラダ油薄力粉しょうゆ、等

むきえびとはんぺんを使った、副菜におすすめな春巻きのレシピ。脂っこい春巻きも、練り梅の酸味がさっぱりさせてくれます。…

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#10 豚肉のキャベツチーズ巻き

豚バラ肉キャベツプロセスチーズ片栗粉塩コショウこめ油醤油オイスターソース砂糖、等

豚バラ肉とキャベツを使った、メインになるチーズ巻きのレシピ。食べ応えがあり、これ一つでお腹いっぱいになります。…

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#11 薄力粉消費に!発酵なしで焼くまで10分「チーズとレーズンのソーダブレッド」

薄力粉ベーキングパウダー砂糖ヨーグルト牛乳オリーブオイルプロセスチーズレーズンバター、等

調理時間40分

チーズとレーズンを使った、ソーダブレッドのレシピ。チーズとレーズンを混ぜ込んで焼いた、飽きのこない味わいのパンです。…

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#12 ハムとブロッコリーのケークサレ

ハムブロッコリー玉ねぎプロセスチーズ薄力粉サラダ油ベーキングパウダー牛乳粉チーズ、等

492 kcal調理時間70分

ハムとブロッコリーを入れたフランス料理の「ケークサレ」は「塩味のケーキ」という意味で、甘さは一切なくお食事として食べます。このレシピ一つにお肉と野菜と炭水化物が取れるお手軽レシピ。…

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#13 さわらとチーズの春巻き

さわら白ねぎプロセスチーズ春巻きの皮こしょう水溶き小麦粉揚げ油

687 kcal調理時間20分

下味がさわらの旨味をひき立たせる、チーズを使った「春巻き」レシピ。パリッとした薄い衣の中から、満足感のあるさわらとチーズの組み合わせが嬉しい一品です。…

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#14 大豆とひじきのコロッケ

大豆乾燥ひじき鶏挽き肉玉ねぎサラダ油しょうゆプロセスチーズ揚げ衣小麦粉、等

523 kcal調理時間25分

大豆とひじきをメインに使った和風コロッケのレシピ。肉は鶏ひき肉を少量と、あとは大豆とひじきでボリュームを出しているので、ヘルシーな仕上がりに。…

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#15 生ハムとチーズの燻製マヨカナッペ

バゲットきゅうりミニトマトゆで卵プロセスチーズ生ハムキユーピー燻製マヨネーズ

205 kcal塩分1 g調理時間10分

生ハムチーズや茹で卵マヨなどの子供が好きそうな組み合わせを少し焼いて香り良くお菓子のようにしています。手軽に作ることができますしアレンジもしやすい一品です。…

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#16 イースターバニーサラダ

サラダクラブ10品目のサラダレタスやパプリカプロセスチーズゆで卵スモークサーモンキユーピーシーザーサラダドレッシングキユーピーマヨネーズ

187 kcal塩分1.5 g調理時間10分

4月のイースターの日に子供も喜ぶ一品です。たまごでうさぎをかたどった、かわいらしいサラダとなっています。…

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#17 さっぱりとした味わいでなめらかなのど越しの"ズッキーニとチーズのスープ"

ズッキーニじゃがいも長ねぎバタープロセスチーズチキンスープ白胡椒あさつき

じゃがいもとズッキーニのスープのレシピ。まろやかなじゃがいもにズッキーニが加わることで、すっきりとした味わいになります。…

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#18 チョップドサラダ

鶏むね肉レタスきゅうりプロセスチーズ(薄切り)ナッツ(ロースト)こしょうプチトマト玉ねぎ(すりおろし)しょうゆ、等

280 kcal塩分2 g調理時間10分

「トマトだれ」を使ったチョップドサラダのレシピ。電子レンジで鶏肉を加熱するので、お手軽です。…

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#19 ピンチョス5品

うずら卵しょうゆみりんオリーブ(緑)きゅうり焼きのり鶏ささ身ベーコンプロセスチーズ、等

342 kcal塩分3.2 g調理時間50分

5種類の摘まんで食べられるパーティーメニュー。ピンチョスとは元々はスペインで食べられていた、楊枝や串を使った軽食メニューです。…

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#20 家族で楽しむバレンタインサンドイッチ

パン(10枚切り)バター(パンに塗る分)鶏もも肉薄力粉はちみつ粒マスタードゆで卵好みのプロセスチーズマヨネーズ、等

849 kcal塩分3.3 g調理時間40分

チキン、卵、フルーツといったバリエーション豊かなサンドイッチのレシピ。チキンのマスタード焼きのサンドイッチをメインにした、華やかなごちそうサンドイッチセットです。…

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最後に、プロセスチーズの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「プロセスチーズ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー313Kcal高い
炭水化物1.3g
└糖質2.4gかなり低い
└食物繊維(0)g無し
たんぱく質22.7g多い
脂質26.0g多い

「プロセスチーズ」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分45.0g普通
有機酸1.3g多い
灰分5.0g多い
コレステロール78mg多い
食塩相当量2.8mg多い
アルコール-g無し

「プロセスチーズ」のビタミン・無機質等

ナトリウム1100mg多い
カリウム60mg低い
カルシウム630mg多い
マグネシウム19mg普通
リン730mg多い
0.3mg低い
亜鉛3.2mg多い
0.08mg普通
マンガン0.02mg低い
ヨウ素18μg多い
セレン13μg多い
クロム2μg多い
モリブデン9μg多い
ビタミンA
└レチノール240μg多い
└α-カロテン1μg多い
└β-カロテン130μg多い
└β-クリプトキサンチン2μg多い
└β-カロテン当量130μg多い
└レチノール活性当量250μg多い
ビタミンDTrμg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール1.1mg多い
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK2μg普通
ビタミンB10.03mg普通
ビタミンB20.38mg多い
ナイアシン0.1mg低い
ビタミンB60.01mg低い
ビタミンB123.2μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸0.14mg低い
ビオチン2μg普通
ビタミンC0mg無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

プロセスチーズと同じ乳のチーズジャンルで栄養素を比較!

名前カロリー糖質タンパク質脂質食物繊維
エダムチーズ3213.228.925.0(0)
エメンタールチーズ3985.827.333.6(0)
カテージチーズ992.213.34.5(0)
カマンベールチーズ2914.219.124.7(0)
クリームチーズ3135.38.233.0(0)
ゴーダチーズ3563.725.829.0(0)
チェダーチーズ3903.725.733.8(0)
パルメザンチーズ4458.044.030.8(0)
ブルーチーズ3265.318.829.0(0)
プロセスチーズ3132.422.726.0(0)
チーズスプレッド2843.215.925.7(0)
マスカルポーネチーズ2737.24.428.2(0)
モッツァレラチーズ2694.218.419.9(0)
ヤギチーズ2805.920.621.7(0)
リコッタチーズ1596.77.111.5(0)

※いずれも可食部100gあたり。カロリーの単位はkcalで、それ以外はg(グラム)。

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