大さじ調味で白いご飯に合うおかず料理研究家の川久景子です。梅雨の時期前に旬を迎えるアスパラガスを使った、彩り美しいレモン風味の炒めもののレシピをご紹介します。 今回、アスパラガスは下ゆでしないで直接炒めるので時短になります。意外に火の通りが早いので、炒めすぎず仕上げるのがポイントです。 また、レモン汁を最後に加えることで酸味が飛んでしまうのを防ぎ、アスパラガスの緑色を一層鮮やかに引き立ててくれるので見た目にも華やかに仕上がりますよ。それでは作っていきましょう!
アスパラガスとベーコンのペッパーうま炒めの材料(2人分)
具材
アスパラ | 3本 | |
ショルダーベーコン | 150g(8枚) | |
卵 | 2個 | |
プロセスチーズ | 2個(1個15g) | |
サラダ油 | 大さじ1 |
調味料
塩 | ひとつまみ | |
粗びき黒こしょう | 0.5g |
仕上げ調味料
レモン汁 | 大さじ1 |
アスパラガスとベーコンのペッパーうま炒めの作り方
5cm幅に斜めに切ります。斜めに切ることで断面(切り口)が大きくなるので、火の通りが早くなります。
穂先は切るとばらけてきてしまうので、穂先5cmくらいは残します。
卵を火から下ろし、ボウルに一旦移します。この状態ではとろとろの半熟ですが、予熱で少しかたまるので、火から下ろすタイミングに気をつけます。
半熟で火から下ろす理由は、最後にフライパンへ戻して炒める時に半熟であれば他の食材によく絡まりながらかたまるからです。
アスパラガスの表面にこんがり焼き色ががつき始めるまで焼きます。(この段階では芯まで火が通っていなくても大丈夫です。)
いざ実食。レモンの酸味とアスパラガスの歯ごたえが効いていておいしい!
レモンの酸味が全体の味をキュッと引き締め、炒めすぎずに仕上げたアスパラガスの歯ごたえとほのかな甘さがよく合います!ベーコンと卵の強すぎないほのかな塩っけがアスパラガスと一緒に食べることで白いご飯のおかずとして箸が進みます。 隠し味程度に加えたチーズの濃厚な味が全体に行き渡っているので、レモンの酸味の中に「ん?」と感じられるくらいチーズの存在を感じられます。
彩り豊かな見た目以上にアスパラガスとレモンの酸味がマッチしたおかず
彩り豊かな見た目以上にアスパラガスのシャキッとしたごたえと、レモンの酸味の中にチーズのコクが効いた濃厚さがおいしいおかずです。ベーコンを少しカリカリに焼くことで香ばしさもプラスされます!
少し小さめのフライパン(今回は20cmサイズ)を使うことで味つけがしっかり具材に行き渡ります。
料理クリエイター。元広告デザイナーがWEBメディアや食関連企業の販促プロモーション、料理レシピ、撮影、動画編集までワンストップで行う。料理で人を、自分を、もっとワクワクさせる、新しい扉を開く未来を目指す。