
こんにちは!フードコーディネーターのtamaです。今回は基本の麻婆豆腐のレシピをご紹介します。市販の素で作る方も多いかと思いますが、初心者の方でも意外と1から手軽に作ることができますよ。プロにも負けない香り高い麻婆豆腐になるコツもお伝えしますね。それでは早速作っていきましょう!
麻婆豆腐の材料(2人分)

具材
豚ひき肉 | 150g | |
絹ごし豆腐 | 1丁 | |
長ねぎ | 10cm | |
しょうが | ひとかけ | |
にんにく | ひとかけ | |
青ねぎ | 適量 |
調味料
塩 | ひとつまみ | |
胡椒 | 少々 | |
酒 | 大さじ1 | |
甜麺醤 | 大さじ1 | |
豆板醤 | 小さじ1/2 |
調味料A
鶏ガラスープの素 | 小さじ1 | |
砂糖 | 小さじ1/2 | |
しょうゆ | 小さじ1 |
その他調味料
片栗粉 | 小さじ2 | |
ごま油 | 小さじ1 |
麻婆豆腐の作り方
このレシピのポイント
野菜やひき肉の炒め方など、市販を超えたプロの味にするためのちょっとした一手間をご紹介します。また、豆腐の下処理をきちんと行い、味しみを良くすることで満足度の高い麻婆豆腐に仕上げていきます。

続いて、長ねぎもみじん切りにしましょう。

仕上げの彩りとなる青ねぎも、小口切りにしておきましょう。

豆腐はふるふるの食感を楽しめる絹ごし豆腐を使用します。形が崩れてしまうのが心配な方は木綿豆腐でも構いません。 ふるふる食感を味わいつつ崩れさせたくない場合は絹厚揚げを使うのも手です。絹ごし豆腐は一口大のサイコロ状に切りましょう。

湯が沸いたら、塩(分量外)を適量加えます。

そこに絹ごし豆腐を加え、再び沸騰するまで茹でます。

塩茹でで味しみ良く!
豆腐を予め塩茹ですると、塩の脱水効果で適度に水切りされる、ほんのりと豆腐に下味をつける、豆腐の芯まで温めることができる、といった三重のメリットがあります。この一手間で味しみがかなり変わってきますのでぜひ下茹では行いましょう。

豆腐をざるにあげ、水分が適度に抜けたら、皿などに一度移しておきましょう。(ざるに長時間おいておくと、冷める過程で網目に豆腐が張り付きやすくなります。)

中火にかけ、ジュワジュワと音がしてきたら火を弱めてじっくり炒めていきましょう。ここで丁寧にしっかり炒めることで、油に香味野菜の香りがうつり、深みのある香ばしい麻婆豆腐になりますよ。

しっかり炒めて旨味アップ!
ひき肉は色が完全に変わってからもしばらく炒め続け、パラパラにしましょう。豚の臭みを抜き、なおかつ水分を飛ばすことによってひき肉の旨味が凝縮します。プロの中華料理人も行う一手間です。

酒を加えてさらに炒めます。酒には旨味を引き出し、臭みを消す効果があります。

酒の水分が抜けたら、甜麺醤と豆板醤を加えて具材に均一に調味料が行き渡るまで炒めます。

沸騰したら、豆腐を加えて3分煮込みます。ここで豆腐に調味料の味を染み込ませますが、あまり混ぜると豆腐が崩れてしまうので、フライパンを揺する程度にしておきましょう。

ぐつぐつした状態で水溶き片栗粉を入れるとダマになりやすいので火を弱めます。最も小さい弱火にするか、あるいは一度火を消しても構いません。

水溶き片栗粉を回し入れ、木ベラなどで優しく全体を混ぜたら再び火を強めます。

しっかり沸騰させ、とろみが安定してきたら火を止めましょう。仕上げにごま油をたらして風味付けをします。

皿に盛り、青ねぎをちらせば完成です!
ガツンと香ばしく、ご飯お代わり必須!

しょうがやにんにくの香りがしっかりと感じられ、市販の素では味わえない深みを感じます。ふるふるの豆腐にもしっかりと味が染み込み、ご飯が止まらない美味しさです!
辛いものが好きな方は、ラー油や山椒を足すのもおすすめです。ぜひお試しくださいね!
フードコーディネーター/料理家 元広告営業、飲食店立ち上げ〜運営歴10年。現在は2児の子育てをしながらレシピ開発やレシピコラム執筆等で活動中。安い、簡単、どこにでもある食材をキーワードに旬の食材を取り入れた簡単節約レシピを中心に紹介している。