洋食歴20年の料理人hiroです。今回はお好み焼きのレシピですが、粉を一切使用しません。長芋と干しエビ、調味料で作るシンプルな料理です。焼きたてはふわトロ、時間をおくとギュッと詰まりますが生地は柔らかいです。長芋大量消費したい時にはコレ!焼き時間と火加減がポイントです。早速作っていきましょう。
長芋と干しエビのお好み焼きの材料(2人前)
具材
長芋 | 400g | |
干しエビ | 1パック(14g) | |
卵Mサイズ | 1個 |
調味料
みりん | 大さじ3 | |
薄口醤油 | 大さじ1.5 | |
和風顆粒出汁 | 小さじ2/3 | |
米油 | 大さじ1 | |
お好み焼きソース | 適量 | |
かつお節 | 適量 | |
九条ネギ | 適量 | |
マヨネーズ | 適量 |
長芋と干しエビのお好み焼きの作り方(1分動画で早回し解説)
長芋と干しエビのお好み焼きの作り方
長芋をすりおろしました。これで正味400gです。よくすりおろすとみるみるうちに変色してしまうことがありますが、それはポリフェノールオイシターゼという成分が酸化するとそのような現象となります。今回は使用しませんが、もしとろろ等に使用する場合はお酢を数滴垂らすと防ぐことができますよ。
干しエビを1パック(14g)加えます。
これが今回のお好み焼き生地です。小麦粉はいっさい使用しません。粉ものではないお好み焼きとなり、ふわトロの食感が楽しめます。
うまくひっくり返すには先に「キッカケ作り」
外枠をぐるりと一周するように耐熱性のあるゴムベラを差し込んで、キッカケを作っておきます。キッカケとは表と裏をひっくり返す時にフライパンからはがしやすくするためのもの。少しでもフライパンと生地の間に空気を入れておくと良いでしょう。
粉ものでなければ、ごはんも一緒に食べられる?
これは地域性にもよるお話ですが、粉もののお好み焼きでごはんを一緒に食べられる人と食べられない人がいますよね。私は食べられない派です。ですが、今回のお好み焼きはごはんと一緒に食べられるのが不思議。小麦粉が入っていない分、全くの別物となるんですね。
せっかくフライパンのままでの提供なので、お酒とともに楽しみたいものですね。少ない材料で短時間でできるおつまみ。是非とも食のレパートリーに加えて、楽しんでくださいね。
洋食調理歴20年。シェフ経験あり調理師免許あり。膝の古傷と向き合い、立ち仕事をセーブ。知識と経験をもとにYouTube「ヒスイ夫婦のすいすいレシピ」を運営中。最近では動画企画や編集、フードに関する記事執筆、企業向けにレシピ考案へお仕事をシフト。「ま、何とかなる」が口グセ。