料理研究家/上級食育アドバイザーのkuuminです。今回はやわらかさにこだわった基本の煮豚のレシピです。通常煮崩れしないようにタコ糸を使用しますが、無くてもできるズボラさんにもうれしいレシピを目指しました。やわらかく仕上がるポイントがいくつかあるので、そこを押さえておけばお店のような煮豚が出来ます♪通それでは早速作っていきましょう。
基本の煮豚の材料(3~4人分)
具材
豚肩ロース肉豚バラ肉でもOK | 400g | |
長ネギ青い部分のみ | 1本分 | |
しょうが | 4〜5枚分 | |
ニンニク無くてもOK | 2かけ |
調味料A
しょうゆ | 100ml | |
料理酒無塩タイプ | 100ml | |
本みりん | 100ml | |
砂糖 | 大さじ2 |
付けあわせ
白髪ねぎ |
基本の煮豚の作り方
今回のレシピのポイント
トロトロに仕上げるには長時間の煮込み時間が必要。それに合わせてじっくりと加熱させる火加減も重要です!また、焼き固めず2回に分けて下茹ですることで臭みが抜けて美味い煮豚が出来上がります。
口の中でとろける煮豚を目指しましょう!
次に味染みを良くするためフォークを使い、上下満遍なく穴をあけましょう。
肉の選び方
豚肩ロースは脂が多い部分と少ない部分があります。この脂がゼラチンに変化してトロトロになるので、脂の多い部分の使用をおすすめします。
ニンニクは根と皮を取り除き、包丁の腹で押し潰します。
長ネギの青い部分は辛味成分の硫化アリルが臭み取りの役目をします。硫化アリルは潰れることによって増えるので、手で潰しながらちぎって下さい。
次に小さい穴を作ります。ほんの少し先端を切り落として下さい。
そして鍋の半径ほどのところで切り落とします。
広げるとこのような円形の落とし蓋が出来あがります。
極力火を通さないのがコツ
ここではあくまでもアク抜きのためだけなので、豚肉に極力火を通さないのがやわらかさの秘訣です!
一度沸騰したら蓋を外して弱火にします。アクが出ているようなら取り除いて下さい。豚肉が乾燥しないように落とし蓋をし、ここから40分コトコト茹でていきましょう。キッチンタイマーを忘れないで下さいね。
時間と火加減がポイント
肉がやわらかくなる茹で方は弱火で80分〜と言われています。その内40分を下茹でに使い、味付けに40分使います。しっかり臭み取りをしながら、ゆっくり熱を加えてやわらかく茹でていきます。
ここでも落とし蓋をして肉の表面が乾燥しないようにしましょう。前の工程で使ったものでも新しく用意したものでもいいです。40分経ったら火を止めて肉を取り出し、ジッパー付袋などに入れて粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしましょう。
まるでラーメン店の煮豚!
びっくりするぐらいトロトロな煮豚が出来ました♪時間はかかりますが煮込んでいる間は他に作業できるので思っている以上にお手軽です。
煮汁にゆで卵を入れておけば煮卵もできますよ♪
是非ともご賞味下さい。
オンラインフードクリエイター/上級食育アドバイザーのkuuminです。自身の体質改善をするため、栄養学を学んで資格も取り、簡単に見映えよくをモットーに、健康的にダイエット出来ちゃう食事を日々研究しています。