こんにちは、料理研究家の原田佐知子です。お子さんに大人気のポテトフライは手軽に作れる嬉しい一品。今回はちょっとしたコツやポイントを押さえつつ、いつもよりホクホクで甘みが増したポテトフライのレシピをご紹介します。ポテトにぴったりのハーブ塩のレシピも合わせてご紹介。それでは早速作っていきましょう!
ホクホク定番ポテトフライと自家製ハーブ塩の材料(2人分)
主な材料
じゃがいも | 150g | |
強力粉 | 大さじ2 | |
揚げ油 | 適量 | |
塩 | 小さじ1/2 |
ハーブ塩の材料
ローズマリー | 1本(長さ2~3cmのもの) | |
バジルの葉 | 5枚 | |
塩 | 小さじ1 |
ホクホク定番ポテトフライと自家製ハーブ塩の作り方
じゃがいもは皮付きのまま使います
じゃがいもは皮ごと食べられる野菜。しっかり洗って、気になる芽があれば取り除いてから使いましょう。油でカラッと揚げるので、皮の口当たりなどは気になりません。皮をむく手間が省けて、皮の栄養素ごといただけます。もちろん、気になる方ハムいて使って下さいね。
冷たい油からスタートするのがポイント
じゃがいもを揚げる時は。必ず冷たい状態の油にじゃがいもを入れて火に掛けて下さい。じゃがいものでんぷん質は70度前後で甘い糖質に変わるので、いかにこの温度を長く保つかがポイント。冷たいところからゆっくり温度を上げていく事で、甘くなる温度を通過する時間が長くなります。熱い油に入れると一気に70度以上になってしまい、甘くならないのでご注意下さいね。
ちょっと美味しい塩を使うのがポイントです
ハーブ塩はとてもシンプルな調味料なので、ちょっと美味しいとっておきにお塩を使うと美味しさがぐっと増します。岩塩など、ミネラル分の多いお塩がおすすめ。このハーブ塩は焼いたチキンや白身魚などにも良く合います。冷凍保存が可能なので、多めに作って冷凍しておくと便利ですね。
表面はカリッと中はホクホク、じゃがいもの甘みを感じる仕上がりです
冷たい油から揚げ始めたポテトフライは、表面はカリッと中身はホクホクの仕上がり。じゃがいも独特の甘みが増して、止まらない美味しさです。お好みでハーブ塩を付けながら召し上がって下さい。その他、ブラックペッパーやカレー粉、マヨネーズなどをプラスすると色々な味が楽しめます。下茹でもマッシュも必要無しの簡単レシピ。食事にもう一品欲しい時、お子さんのおやつに、ホームパーティーに、色々活用して下さいね。
2010年より横浜にて料理教室「スタジオルーチェ」主宰。企業や地方自治体向けのレシピ開発、企業の食材とのタイアップレッスンを多数開催中。Webメディアに毎月レシピ掲載中。レシピのコンセプトは「簡単なのにおもてなしにもなるレシピ」